今年の紅葉の見納め 快晴の入道ヶ岳

2013年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 52:25
• 距離: 6.8km
• 登り: 814m
• 下り: 792m

コースタイム

椿大神社駐車場8:25-8:45椿大神社-8:50北尾根登山口-9:20鉄塔-9:50避難小屋
　　-10:50北の頭10:55-11:00入道ヶ岳(昼食)12:00-12:30二本松避難小屋
　　　　-13:20二本松登山口-13:40北尾根登山口-13:50椿大神社駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

椿大神社の駐車場が数ヶ所にあり駐車できない不安はありません。
そのほか、北尾根登山口に数台、
さらに奥の井戸谷登山口・二本松登山口の河原にも20台くらい駐車可能です。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは各登山口に設置されていますが用紙は切れていました。
トイレは椿大神社の裏口にあるので借りておきましょう。
二本松の河原にも公衆トイレがありますが中は見ていません(ちょっと怖い)。

愛宕社までの登りが荒れていますが特に危険はなし。
以降はよく踏まれている道で、ちょっと急な所はロープも張られています。

下山後は鈴鹿市内のロックの湯で汗を流しました。
ちょっと古い施設ですが、
内湯は緑褐色、露天は赤褐色のやや濁り湯で肌のすべすべする美人湯でした。
休日は600円です。

写真

11/23 7:51

名阪国道を下りると鈴鹿の山並み。入道はあのあたりか？

11/23 19:43

椿大神社の大鳥居。

11/23 8:34

駐車場もお借りしたのでお参り。お賽銭はお約束のご縁。

11/23 8:48

北尾根登山口。
愛宕社への参道の横。

11/23 8:58

かなり荒れている。

11/23 19:45

並行する参道は石段というよりほとんど岩壁（笑）

11/23 9:22

鉄塔のあたりで初めて入道ヶ岳らしき頂を仰ぐ。

11/23 9:22

鉄塔。頚が痛い(笑)

11/23 19:46

かなり急坂。

11/23 19:46

夏と違って足取りは軽い。

11/23 9:49

木の根道。

11/23 9:50

避難小屋。
かなりくたびれている。

11/23 19:48

晩秋の山道。

11/23 19:48

見上げると、おお。

11/23 9:58

秋はまだ盛りだった。

11/23 9:59

自然林の美。

11/23 9:59

最近落葉にどハマりの相方。

11/23 20:19

図書館で借りたこの本が原因

11/23 10:01

まだ緑の葉もあれば、

11/23 19:51

真紅の葉もある。

11/23 19:52

紅葉の山道。

11/23 10:07

見上げる。

11/23 10:09

パラダイス。

11/23 10:11

紅の向こうに光る伊勢湾。

11/23 10:22

稜線近くからアセビの森。

11/23 10:23

アセビとしては巨木。
10mくらいはありそう。

11/23 10:25

赤い実、何の実？。

11/23 10:28

稜線が近いが、
アセビの森はまだ続く。

11/23 10:28

来年の花が待っている。

11/23 10:47

北の頭の広い山頂。
笹原が広がる。

11/23 10:50

鈴鹿山脈の核心部を展望。
鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ガ岳
楽しく遊ばせてもらった山々

11/23 10:52

鎌尾根と鎌ヶ岳。

11/23 10:52

ロープウェイの、
白い鉄塔が目立つ御在所岳。

11/23 10:53

北ノ頭から入道ヶ岳。

11/23 10:54

右肩の草地。
パーいくつかな？

11/23 10:55

入道ヶ岳目指してコルへ。

11/23 11:00

入道ヶ岳山頂の鳥居。

11/23 11:00

入道ヶ岳山頂。
後ろは鎌、御在所。

11/23 11:04

906.1m。
ずいぶん荒れた三角点。

11/23 11:02

伊勢平野を大展望。

11/23 11:09

遥か彼方に冠雪の恵那山。
その左に御嶽、右奥に南ア。
双眼鏡でははっきり見えるがコンデジではこれが限界。

11/23 11:10

伊勢湾の先に霞む知多半島。

11/23 11:12

かやくむすび。
錦市場で買った銀杏入り。

11/23 20:05

ヤマ麺は塩とんこつ。

11/23 11:30

山上でのんびり過ごす。

11/23 11:41

北尾根の
紅葉の下に名産の茶畑。

11/23 11:52

西には鈴鹿の主稜線。

11/23 12:01

二本松コースを下る。

11/23 12:04

山頂から下る笹原。

11/23 12:04

一気に下っていく。
が、道はない。

11/23 12:07

中腹から山頂を振り返る。

11/23 12:50

杉林が延々続く。

11/23 13:13

二本松登山口の河原から北尾根。

11/23 13:14

あの紅葉の中を登った。

11/23 14:39

天然温泉ロックで汗を流す。
お肌すべすべ美人の湯。

11/23 20:11

今日は大ジョッキ^^

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

感想

ikomaniyon

蛇谷ヶ峰に登る予定だったが、比良のあたりは曇りがちの天気予報。
前回も天気悪く残念な思いをしたので、また天気のよいときに登ることにして、
今日は、晴の予報の鈴鹿に急遽行き先を変更。
以前、宮指路岳からのびやかな草原が気持ちよさそうだった入道ヶ岳にを目指す。

宮指路岳と同じ宮妻峡からの周回も考えたが、
東面が開けて伊勢湾の展望がよさそうな北尾根からの登り二本松ルートを下るルートを選ぶ。

椿大神社にお参りして、北尾根登山口から愛宕社への登りをジグザグに歩く。
荒れた照葉樹林の道で気持ちのいい登りとは言い難い。
展望もまったくない。
尾根に上がった後も林相が杉の人工林に変わっただけで、ブライインドが続く。

失敗だったかなと思ったが、避難小屋をすぎた先から様相が一変。
足元には積み重なった色とりどりの落葉が重なり、見上げると一面の紅葉。
少しは残っているかなという程度の期待を上回る錦秋。
振り返ると、紅葉の樹間から伊勢湾が銀色に光っている。
高揚しながら先へ進み、山頂が近付くとアセビの森に入る。
高さ5〜6mはありアセビとしては巨樹。山腹一面に広がっている。
よく光る葉の上に来年の花房が赤く白く揺れている。

森を抜けると北ノ頭の山頂まで笹原が広がる。
北には鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ガ岳を一望。
南には入道ヶ岳の広い山頂が指呼の間。
東には伊勢平野と伊勢湾が広がるが、北寄りに白いピークが二つ。
双眼鏡で見ると、雲ではなく冠雪の山。
方角的に、手前がGWに登った恵那山、左に遠いのが夏に登った御嶽。かな？
そうすると、右寄り遥か遠くに見える白い山脈は南アルプスか。
と思うと、中央道から見る南アルプスの姿に重なるような気もしてくる。

入道ヶ岳の山頂は広くのびやかな草原。
東に向かって緩やかな傾斜が広がり、
腰をおろしてのんびりと伊勢湾の大きな展望を楽しむのにちょうどいい。
おにぎりとカップ麺の昼食がいつもに増して美味。
食後の紅茶をすすりながら至福の時を楽しんだ。

二本松コースは下り始めこそ見返した頂上が美しかったものの、
すぐに森の中に入り、たいした紅葉もないまま杉林に入り急坂を下るのみ。
井戸谷コースを下った方がよかったかもしれない。
二本松登山口の河原の駐車場にパトカーが2台も来ていて、
山中で「おーい」と人を呼ぶ声。
遭難でもあったのかと訝しみながら椿大神社に戻る。

鈴鹿セブンマウンテンとよく聞くが、いくつ登ったのだろう。
下山後に調べてみると、意外にも御池岳が入っていないことがわかる。
藤原岳、竜ヶ岳、釈迦岳、御在所岳、鎌ヶ岳には既に登り、今回の入道ヶ岳で6山目。
後は雨乞岳だけなのか。いつ登ろう。