御座山 長者の森〜水の精花に出会う
- GPS
- 06:46
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長者の森:駐車場40台位 長者の森:利用期間4〜10月の為トイレ、自販機は閉鎖でした。コテ-ジ手前に化粧室の建物がありました。 県道124号は凍結注意です。一日中陽の当たらない所は雪が残っていました。小海側は広い道となっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道:落ち葉をラッセルする所1箇所ありました。避難小屋の下に僅かでしたが氷結部分が有りました。次の寒波でもっと広がるでしょう。 登山ポスト:? ル-トは手書きです。 距離10.5km、累積標高差1070m エネルギ−定数 24.1 消費cal 1687kcal 難易度 b |
写真
感想
いつか甲武信ヶ岳の方からだったと思うが、どしっと座った山が間近に見えていた。 それは御座山だった。
朝、道の駅上野の道路上掲示板は-2℃になっていた。県道124号をぶどう峠越えで長者の森まで出てきた。
長者の森から林道を上がり階段の登山道へ入る。廻りに白い塊がみえている。
道脇のものを見ると霜が大きくなったもののようだった。玉ねぎを薄くスライスしたものが何枚か合わさりカ-ブして広がった花のように見える。
こんな板状のカ-ブした霜柱?は初めて見た。
カラマツ林の林床だ。北東に開ける谷間だ。
しばらくするとそれはなくなり、落ち葉に塩粒状の霜が着いている。カエデ、カンバ、ブナ等混じる林になっている。小尾根に乗ると日が当たり少し暖かい。
朱色の鉄塔を過ぎ、白岩コ-スからの北尾根に合わさる。
シャクナゲの葉が丸まり、傘をすぼめた様に垂れている。頭を風上に向けているのもいる。
シャクナゲの中、前衛峰に出ると山頂の森の向こうにジェット機が白く短いスジを浸けて飛んで行く。 深森の山は好きだ。
霧氷の欠片の中を登ると避難小屋に出て、その先は岩の山頂部だった。
快晴だ。 360度の大展望だった。
金峰山が適度に白い。霧氷だろう。小川尾根の向こうに大、小の兜が出ている。瑞牆山だ。
北岳が前衛の山の上に抜き出る。甲斐駒、鋸は黒っぽい。
赤岳〜硫黄、天狗の斜面が白い。蓼科はうっすら白い。
北アは一線に真白になっている。
高妻、頚城三山。
浅間山。
草津白根、志賀。
谷川。
巻機、至仏、燧。
日光白根の白い頭。
上州の薄霞。
ギザギザの両神山。
山上の森。
帰り道、物音がした。お尻が白い・ぴょん・ぴょん・。
ナツツバキ?下の方皮が剥がれている。
さては先のぴょん子、又はぴょん介の仕業。横や斜めに歯?痕がある。
松の木に小鳥が実をつついている。こぼさないかな、ホシガラスみたいに飯台まで運んで食べればどうだろう。
日陰の谷に降り、朝の霜の花がまだ在った。ここは今時期になると一日中日が当たらないようだ。尾根筋よりも冷えている。融ける温度までは上がらないのか。
明日の朝にはもう一回り発達しているのだろうか。
帰路車内でニュ-スを聞いた。立山の真砂岳西面で雪崩が起き登山者、スキ-ヤ-の7名が死亡との事だった。
4日間降り続いた後の晴れ間の日だった。
私はそれが降らない地域へと3日間探して歩いていたのだった。
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