立山BC雷鳥沢滑走



- GPS
- 22:49
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 538m
- 下り
- 542m
コースタイム
07:30 立山駅 09:40
09:50 美女平
10:45 室堂 11:10
12:00 雷鳥荘
12:20 雷鳥沢テン場(テント設営) 13:35
15:05 雷鳥沢2606m地点(滑走開始)
15:40 雷鳥沢テン場(行動終了)
24日
06:00 雷鳥沢テン場 08:15
09:10 室堂 10:00
10:55 美女平
10:05 立山駅
天候 | 23日:快晴 24日:午前ガスと小雪 午後は晴れたみたい |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
降雪による除雪で9:10の便が9:40発になりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂駅に登山ポストがあります。 大規模な雪崩が3箇所(真砂岳大走り沢、雷鳥沢、山崎カール)で発生しました。 そのうち真砂岳大走り沢では7名の方が亡くなられました。 ご冥福をお祈りいたします。 下山後は立山ウェルサンピアで汗を流しました。 |
写真
旧小杉町のめん八で富山ブラック。大学の時から通ってます。立山からはちょいと離れてますが、オススメ。たまに定休日じゃなくても休んでたりするので電話で確認することをお勧めします。
感想
昨年山スキー板を譲ってもらい、今回二回目のバックカントリー。
場所は立山。
GW、盆と今回で今年3回目の立山です。(GWはつぼ足)
先週末は晴れ、平日は悪天で当日は晴れ。
雪崩が怖いねなんてメンバーで話していましたが、
雪も期待できる。
富山側から入山し、高原バスの除雪で30分ほど遅れ、室堂に到着。
この時10:45
天気はど快晴!!
否が応でもテンションは上がる。
準備をしてとりあえずテン場まで歩きます。
登りはいいけどシールを貼ったまま下るのはエッジが効かないのでそろりそろりと下る。やたらヘリが飛んでて何だろうね?と話しながら歩きます。
雷鳥荘からテン場まで下るが、ビンディングに雪がはまってウォークモードが戻らない。こういう時間を減らしたいね。
下りもダブルザックで後ろが重くフラフラしながら。。
テン場に着くと、大走りの尾根を下から見て左側の沢の辺にヘリが飛んでは戻りを繰り返している。雪の色も周りと違う。人も集まっていて、大丈夫かなぁなんて思いながらテントを張る。
昼食をとりながら、雪崩が起きてるから他も危険性あるよね。
何処に行こうかと相談して、雷鳥沢を登って翌日は剣沢と雷鳥沢の予定だったので、それを外したところを滑るべく、時間を決めてハイクアップ。
登るにつれ、大走り沢の雪崩の全容が分かってきた。かなり大規模だ。
ヘリも県警のヘリと報道のヘリや小型ジェットも飛んでる。
遭難かも。15時には極力雪崩の起きなさそうな緩めのところを滑る。
流石に午後なので表面の雪は若干重めだが楽しい。
が
すげぃ後傾になってうまく滑れない。。
そうこうしてる内に滑走終了。
称名川で板を外して担いでいると(15:30頃)、
雷鳥沢でも雪崩が。
起点にはスキーカットの跡がありました。
テン場に着いてご飯の準備をしていると山岳警備隊のアナウンスがあり、
・雪崩遭難あり
・雪の不安定から沢筋への滑走は控えること
山の会からも連絡があり、無理をしないようにと。
翌日は曇天。撤収してるうちにガスが出始め、
沢筋の滑走は控えるようにと山岳警備隊のアナウンスがあり、
室堂まで戻り展望のいいところでハイキングでもしようとしたが、
ガスガス。
下山決定。
不完全燃焼のまま、風呂に入り、富山観光をして帰りました。
快晴のバックカントリーが
とても考えさせられる山行になりました。
雪山に入ることは危険です。
それを理解し、遭難に遭わない正しい予防の知識、技術を身につける必要が
あるなと感じました。
地元、尖山から雪崩の様子を望遠で見ていました。
大規模な表層雪崩で、その他にも崩れそうな箇所が一杯ありました。
事故翌日の24日も山岳警備隊より、亀裂が多く見られるとのアナウンス有りました。
素人でも分かるぐらいの不安定な雪の状態でした。
危険への嗅覚をもっとつけねばなりませんね。
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