寸又三山3日目・前黒法師岳:遠くて長い登りがいのある山


- GPS
- 08:35
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,124m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:35
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・行きは木曜の早朝だったので1h20、帰りは土曜の夕方で1h30でした。 ・R362も千頭・寸又峡温泉間もすれ違いが難しい区間が多く、運転は大変でした。 【寸又峡温泉の駐車場】 ・千頭から入って最初の駐車場が第1、次が第2、最後が第3駐車場となる。 ・いずれも1日500円で、早朝は係員がいないため下山時に申告して支払う。 ・3日間とも早朝に駐車したので第3駐車場はガラガラだったが下山時は満車に近かった。 ・第3駐車場の先にも旅館や売店の駐車場があり、夢のつり橋に近くなるため売店の駐車場を利用する観光客もいる。こちらも1日500円だが、一定額商品を購入すると免除される店もあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・三山とも登山口に同じ形式で書かれた大きな案内板があり、コース上に案内標識が設置された場所も表示してあり親切だ。 ・前黒法師岳は登山口からの取り付き箇所だけは急斜面が崩落していて滑り落ちそうで怖かったが、後はジグザグを刻みながらひたすら高度を上げていくコースで、登山道は落葉に埋もれて分かりにくくなっているが、要所要所に樹木に赤ペンキの〇印があり、迷うことなく歩けた。 |
その他周辺情報 | ★夢のつり橋 <https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/know/> ・夢の吊り橋 青色の秘密 <https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/know/secret/> ・夢の吊り橋 歩き方ガイド <https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/know/guide/> ★道の駅・奥大井音戯の郷(Tel.0547-58-2021) ★寸又峡温泉・日帰り入浴 ・翠紅苑:タオル付600円、タオルなし500円で第3駐車場の角にあって近い ・湯屋・飛龍の宿/光山荘:500円 ・町営露天風呂・美女づくりの湯:400円 ・温泉街マップ <https://yumenotsuribashi-sumatakyo.com/about_spa/map/> ★紅竹食堂(Tel:0547-59-2985)<https://www.kuretake-s.com/> |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サブザック
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
・昔友人から夢のつり橋の写真を見せられ、寸又三山を登りがてら夢のつり橋を見に行こうと温めていた計画をやっと実現できました。寸又三山はヤマレコ等の報告数が少なく、直近の紅葉情報が分かりにくかったので1年前の今頃の報告を見て、自分の都合とも照らし合わせて11/18-11/20で計画していたら、天気予報も最低限雨は降らず、晴れも期待でき、各県の観光地の紅葉見頃情報も寸又峡温泉は見頃を迎えているとの情報を得て、満を持して出発しました。
・11月18日から20日までの寸又三山の三連荘でした。18日は早朝に家を出て朝7時に寸又峡温泉に着き、沢口山を登った後、夢のつり橋を散策、19日は朝日岳、20日は前黒法師岳と疲れが溜まりながら標高も高く、所要時間も長くなるときつい計画でしたが、天気にも恵まれ、紅葉も見頃で最高の登山旅行となりました。
★11/18(木)沢口山(1425m) 所要時間:5h00(7:28〜12:28)標高差:917m
★11/19(金)朝日岳(1827m) 所要時間:8h20(6:35〜14:55)標高差:1319m
★11/20(土)前黒法師岳(1943m) 所要時間:8h35(6:10〜14:45)標高差:1435m
前日の朝日岳とは打って代わって急ではあるものの怖い所は全くなく、広い尾根をジグザグに登り詰めるだけで頂上に至る長い遠い山でした。紅葉もなく頂上の展望もなく三山の中では一番面白くない山なのに、土曜日とあって山中では日帰りが自分含めて単独5人、2人組1つで計7人、テン泊で黒法師岳に行くパーティーが4/2/3の3組9人と多かったです。
・新東名高速が開通したため、東京方面からは静岡SAのスマートICからR362経由で千頭に出て寸又峡温泉まで入るのが最短コースで、時速120kmで走れる新東名は空いていて快適でしたが、R362と千頭から寸又峡温泉まではすれ違いの車が来ないか心配しながらの運転でした。幸いなことに往路は平日で早朝だったので大したすれ違いもなく走れました。帰りは土曜日で寸又峡温泉から千頭まではすれ違い箇所は入口と出口の2ヶ所に係員が立って片側交互通行の規制をしていて待たされましたがかえって早く通過できたと思います。帰りのR362はレンタカー2台の後ろに付いたのですれ違い困難区間の一時停止など全て先に判断してもらって付いて行くだけだったのでこれも速くはなかったが楽でした。
・3つの山を全て同じ寸又峡温泉を起点に登る訳で、寸又峡温泉・第3駐車場に車中泊できれば一番楽なのですが、観光客で賑わう第3駐車場では車中泊はできないだろうと考え、下山後は千頭まで下りて道の駅・奥大井音戯の郷で車中泊する計画としました。しかしながら、千頭の道の駅から寸又峡温泉まで15km30分は無駄と言うか狭い道なのでできれば避けたいと思っていました。それに輪をかけるように千頭駅周辺には夕食を提供してくれる食堂がなかったのです。コロナの影響か食堂はみな昼間のみの営業で、初日の夜は辛うじて駅前の「うえまる」と言う食堂が閉店間際に対応してくれて夕食にありつけましたが16時台だったからで、山に時間がかかる2日目は無理だろうと判断し、第3駐車場で車中泊することにしました。駐車場自体ゲートがある訳ではなく24時間出入り自由なので一晩中駐車していても大丈夫でした。2日目の夕食は朝日岳から下山後に飛龍の宿で日帰り入浴してから16時過ぎに紅竹食堂で食べることができました。
・今回は夢のつり橋を散策すると言うおまけがついて、お得感が大きい登山旅行でした。当初は初日の天気が良くなく、3日目が一番天気が良い予報だったので、3日目に前黒法師岳に登る前に夢のつり橋を散策して飛龍橋から登山口に行く予定でしましたが、初日の沢口山を下山したら晴れていたので時間もたっぷりあったことからゆっくりと夢のつり橋プロムナードを散策しました。人出は多かったですが、つり橋を渡るのに渋滞するほどではなく、チンダル現象でもたらされたエメラルドグリーンの湖面をじっくりと観賞することができました。大間ダム湖の周囲の木々も紅葉していて一番良い時期に来れたと思います。
・ヤマレコには寸又三山を一座ずつ登録しました。当レコ含めて記録は以下の通り。
★寸又三山1日目・沢口山:下山後は夢のつり橋プロムナード
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3754494.html
★寸又三山2日目・朝日岳:厳しいながらも紅葉が癒してくれた山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3756749.html
★寸又三山3日目・前黒法師岳:遠くて長い登りがいのある山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3762843.html
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