西天狗岳・東天狗岳とニュウ 唐沢鉱泉〜CCW周回


- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 7:04
6:55 唐沢鉱泉登山口駐車場到着 -1℃
平面距離 11.6km
沿面距離 12km
記録時間 07:05:44
最低高度 1,861m
最高高度 2,648m
累計高度(+) 1,170m
累計高度(-) 1,169m
平均速度 1.7km/h
最高速度 8.4km/h
登り歩行時間
西天狗岳登山口〜西天狗岳山頂 2時間6分 7:08〜9:14(チェーンスパイクの着脱、着替え等の小休憩含む)
ニュウ〜中山分岐 32分 12:19〜12:51(休憩なし)
下り歩行時間
中山分岐〜ニュウ 33分 11:03〜11:36(チェーンスパイクの着脱の小休憩含む)
黒百合ヒュッテ〜東天狗岳登山口 54分 13:11〜14:05(チェーンスパイクの着脱の小休憩含む)
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道に積雪、凍結は無しでドライ |
コース状況/ 危険箇所等 |
各所に凍結部分があるため、手にチェーンスパイクを持ち、必要に応じて着脱を繰り返す 積雪は全ルートでわずか |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
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感想
飛騨の山友さんから北八ヶ岳のニュウに行ってみたいとの連絡を受けた。
国道299号線が開通していれば麦草峠から白駒の池経由ですぐに到着出来るニュウだが、連絡を受けた翌日の11時に冬季通行止めとなり、簡単に麦草峠に行くことは出来ない。
国道299号線の冬季通行止めは積雪状況により計画よりも早やまることもあるが、今年は今のところ積雪が少ないようだ。
ニュウへは渋ノ湯から白駒の池経由で行くか、唐沢鉱泉から天狗岳経由で行くのが現実的だ。
渋ノ湯からでは東天狗岳へのピストンを付加しないとピーク感なしのハイクになってしまうので、東西天狗岳の周回+ニュウピストンをすることにした。
残雪期は唐沢鉱泉へのアプローチに気を使うが、昨日まで麦草峠が通れたのだからと唐沢鉱泉までの林道への心配はなかった。
予想通り、積雪・凍結はまったくなく道路の整備も済んでいるらしく、桜平への林道と違い凹凸がほとんど無く走りやすかった。
登山口駐車場の看板のある場所は7時前で満車だった。一旦唐沢鉱泉まで上がってUターンして路側に駐車した。
いつも残雪期に来ているので西天狗岳登山口からの登りルートの様子が違って見える。大きな岩など残雪期はほとんど気にならず歩けるのだが、避けたり岩に乗ったりを繰り返す。
最初から急登なので、山友さんにはすぐに置いていかれてしまった。
多くの方に道をゆずってもらいながら一旦樹林帯を抜けて視界が開ける。
第二展望台からの下りは急で積雪があったのでチェーンスパイクを装着した。
下りきって西天狗岳への最後の登りは大きな岩を手を使いながら登るのがしばらく続く。残雪期しか知らない者にとっては驚きで、これがなかなかキツい。
3分の2程登ると脚だけで登れるようになり、ほどなくして西天狗岳山頂に到着した。
西天狗岳山頂から東天狗岳への下りは、残雪期なら急な直登ステップを頼りに下るか、滑ってズリ落ちるように下るが夏道はどこにでもあるような歩きやすい斜面だった。
東天狗岳から中山峠への下りは所々に積雪があり下が凍結しているのでチェーンスパイクを装着した。
今日は中山峠からニュウへのピストンを行う。
昨年10月、白駒の池からすりばち池へのピストン時の帰路で中山峠からニュウに歩いたが、アップダウンの様子や距離感が頭に入っていない。
樹林帯で景色もないし、二人でまだかなと途中で現在地を確認したら、中山峠からニュウ間の3分の2弱しか進んでいなかった。
ただしニュウは到着直前までその姿が見えないことはわかっていたので、帰りの登り返しが嫌だなと思いながらひたすら下って行った。
山友さんは途中からペースを上げて先にニュウに到着。
国道299号線が開通している時期なら白駒の池から来る大勢の登山者でにぎわっている所だが、冬季通行止めで稲子湯方面からしか入れないため、先行者は1名のみだった。
朝から東にあったガスは次第に上がって来ていてニュウより高い位置にまでになり、東の視界はほぼなくなっていた。
昼食を済ませて空撮をしていると稲子湯方面からの3名パーティーが到着し、12時を回ったので下山を開始することにした。
下山と言っても中山分岐までは登り返しとなるが、チェーンスパイクの着脱をしなかったためか来る時よりも短時間で到着した。気持ちも行きより早く感じた。
黒百合ヒュッテに立ち寄って少し休憩。
後はなだらかな下りのみだとたかをくくっていたが、残雪期からは想像出来ない、北八ヶ岳らしい岩々の登山道に苦しめられた。
体力に余裕があれば、八方池からの下りや爺ヶ岳の下りのように岩の上をピョンピョンと小走りで進むところだが、よれよれの状態では足を滑らさないよう慎重に進むしかなく、ペースは上がらず精神的にも楽ではない。
チェーンスパイクの着脱で山友さんと離れ、ペア登山者の後ろをしばらく歩いていたら、姿も見えなくなってしまった。
終盤歩きやすくなり小走りするようにしたが、山友さんにはとても追いつくことは出来なかった。
黒百合ヒュッテから登山口までの下りは昨年4月に48分だったが、今回は54分もかかってしまった。
チェーンスパイク着脱の時間ロスはあるにしても、自分のような者は積雪のたっぷりある残雪期に訪れるのがいいなと感じた。
茅野市三井の森付近での鹿の道路横断
ニュウでのセルフィー
ニュウ山頂サークル
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