地蔵岳(赤城山)。霧氷
- GPS
- 05:41
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 798m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
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過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
ザック(M Blue)
ダブルストック(冬 L)
シューズ(冬)
ズボン(冬暖)
帽子ウール
冬シャツブルー
中着ブルー
長袖アンダー
冬フェイスマスク
冬ジャケット
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感想
利平茶屋の駐車場から歩き始め、山道に入るとすぐに雪がつき始めた。誰も歩いた形跡がなかったが、道は明瞭で、目印テープも要所要所にあった。樹林内に達する日差しは穏やかで柔らかく、雪があると光と影の自然の空気感が溢れ、歩くにとても心地がよかった。山を鳴らす風はここでは収まっていた。静かだった、と言いたいところだが、冬というのに野鳥の鳴き声や飛翔の音がよく聞こえた。アカゲラのきれいな姿を目にすることができたが、そのほかは分からずじまい。響くさえずりも冴え渡っていた。赤城山周辺は野鳥の存在感が際立つ宝庫だろうと来るたびに思うがきっとそんな地域なのだろう。
一時間あまりで鳥居峠に着くと、あたりは澄み渡っていたが強風が吹き荒れていた。それゆえ、しばらく屋内で待機し、風の弱まるのを待つ。もう大丈夫だろうという頃に、再び歩き始め、地蔵岳を目ざした。目当ての霧氷は山頂付近では盛りで、白く輝くようだ。青空の広がる時間は長くはなかったものの、霧氷のある風景はすばらしく、見はるかすとため息が出るほどのことも。帰りに覚満淵にも寄り、ここでも透き通った冬模様を眺め、とてもきれいな景色に驚いたりもした。
山登りがこころの浄化をもたらすとは、意識に来なくても誰もが経験値で知っているだろう。積もった雪が眺めを変えたこの日に出会えたが、歩き見た真新しい光景はなんらかの浄化作用をもたらしただろうか。こころが洗われるとは、いっときのものか、はたまた長続きするのだろうか。というのも、今回はなんらかの浄化を進んで欲していたようなところがあったから。
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