桜峠〜天子ヶ岳 【その�供�
たかやま
- GPS
- 07:50
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,088m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:46
桜峠＝366m 501.0m 三等三角点 点名＝上柚野村
坂林林道終点＝約645m 852.3m 三等三角点 点名＝精進川村
尾根上の上稲子分岐＝標高約850m 1,084.2m 三等三角点 点名＝天守ヶ岳
天子ヶ岳＝1,330m 大倉川ダム展望地＝516m
桜峠〜天子ヶ岳間の単純標高差は約1,000mで、桜峠から上稲子分岐までの長〜い区間で標高差は半分、上稲子分岐から天子ヶ岳までの短い区間で残りの半分となります。
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ここに車を置き、前回の続きを歩きました。 ※マップにある展望台は私がマップを見て地点登録しましたが、今は展望台としての機能は全く無く、途中から荒れたオフロードなので行くのは容易ではありません。 後刻、ヤマレコ運営側に登録削除を申請します。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
地図検索で、入山集落(地形図331m)からのルートと合流するまでは問題ありませんが、ノコギリ山の標識地点から1084.2m三角点までは落葉の溜まった急斜面のやせ尾根で、滑落すれば軽傷では済まない、桜峠⇔天子ヶ岳間の核心部でした。 危険個所には節のある細いトラロープが張られていますが、急斜面を下る時にはトラロープや立木に掴まり。後ろ向きで下る方が安全です。 概ね、桜峠から標高863m付近まではスギ＆ヒノキの鬱蒼とした植林帯、それ以降は天子ヶ岳まで広葉樹林帯で、やぶ漕ぎや進行方向が分かりにくい所はありませんでした。 地形図の破線記号は徒歩道(≒登山道)ですが、地形図上で尾根付近にある徒歩道は確認できませんでした。 また、実線は軽車道記号ですが、坂林林道もさおりの泉へ通じる車道もダートの廃林道でした。 |
写真
南側からの作業道が尾根まで通じている。
ノコギリ山の標識があるが、林の中の斜面で富士山は見えない。尾根上のピークらしいピークは標高1010m地点しかないが、そこには標識なし。
東側が断崖なので富士山はよく見える。
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尾根上のピークらしいピークは標高1010m地点しかないが、そこには標識なし。
東側が断崖なので富士山はよく見える。
中央の'への字'形のピークは白峰南嶺の青笹山、右奥は布引山
『芝川→』の看板あり、この看板通りに下ると天子ヶ岳南尾根(≒桜峠)の西側へ下ることになる。みんなの足跡(地図検索)では結構歩かれている。
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みんなの足跡(地図検索)では結構歩かれている。
芝川方面は途中で桜峠方向と入山集落方向に分かれる。
芝川町は旧富士郡芝川町で、富士宮市との合併で地区名はなくなった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%9D%E5%B7%9D%E7%94%BA
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%9D%E5%B7%9D%E7%94%BA
山頂の様子広場まで1分だが、十数人の先行者が休憩中で、展望も良くない。
富士見台で富士山を撮影後、登山口2まで休憩なしで下る。
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広場まで1分だが、十数人の先行者が休憩中で、展望も良くない。
富士見台で富士山を撮影後、登山口2まで休憩なしで下る。
小さな水車が回っており、洒落た日本庭園風の造りだが、ここへ行くまでの車道はオフロード。少し奥に数台分の駐車スペースもあるが、人影は全く無い。
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少し奥に数台分の駐車スペースもあるが、人影は全く無い。
感想
先週と同じく、今週末も土日は好天の予報でした。
二回分をまとめてアップするので、なるべく早く行きたかったのですが、山行後数日間は体力が回復しなく、諸般の事情で前回から六日後の土曜日となりました。
予定していた大倉川ダム展望地は、木が生長して富士山は眺められず、途中から荒れたオフロードとなり、このことを知らないで行った人は必ずや引き返すでしょう。
私はちゃんとした目的があり、最徐行しながら路面で腹を擦ることなく辿り着けました。
一昨年の台風の影響かどうか、尾根の植林地には倒木が所々にありました。
地形図で標高850mの平坦地は南側から現役の作業道が通じており、南側は駿河湾、西側は山梨＆静岡県境の稜線が眺められました。
yama_skiさんの記録を読み、難路だろうとは心得ていましたが、核心部はノコギリ山と思われるピークへの上りの急斜面でした。
尾根が狭いので道も狭く、落葉が全ての地面を隠していました。
上りなら滑っても手を着く程度ですが、下りに前向き歩行で滑ったら崖下へ転落は必定だろうと思われました。
岩場のやせ尾根もありましたが、短い区間でしたので事なきを得ました。
一般登山道へ合流し、もう悪路を歩くことがないと思うと大きくため息をつきました。
天子ヶ岳頂上は誰もいませんでしたが、山頂広場には十数人が腰を下ろしていました。
展望のない頂上も、マスクなしでは疎外感を感じる広場も素通りし、富士見台で写真を撮った後は登山口2まで休まず下り、登山口2から少し西側の路傍に腰を下ろして食事休憩としました。
後はずっと林道歩きで、大倉川ダムには観光客もいませんでした。
桜峠から天子ヶ岳方向は、私には正解で、逆方向ならノコギリ山の南斜面はロープや立木に掴まりながら、後ろ向きに下っただろうと思います。
国道139号線を車で走りながら、脳内は富士山狂のドーパミンで溢れていました。
神々しくも名状しがたい完全無欠の美しさよ、永遠なれ!!
天地の分かれし時ゆ 神さびて高く貴き
駿河なる富士の高嶺を 天の原振りさけ見れば
渡る日の影も隠らひ 照る月の光も見えず
白雲もい行きはばかり 時じくそ雪は降りける
語り継ぎ言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は
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