奥多摩バリ探索、ヤケト尾根-高丸山-北西尾根-天祖山-タワ尾根-ウトウの頭-篶坂ノ丸南南西尾根、多摩100山90峰目


- GPS
- 09:27
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 3,439m
- 下り
- 3,449m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:26
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<ヤケト尾根から日蔭名栗山> バリルートです。一般登山者は入らない方が良いでしょう。 林道の分岐には「危険立ち入り禁止」の立て札が有ります。一般登山道並みの明瞭な道なので、一般登山者が踏み込まない為だと思います。1番目の写真の様に、渡渉地点には立派な吊り橋も有ります。出だしも暫くは明瞭な道ですが、2番目、4番目の写真の様に、トラバースの部分には大量の落ち葉が積もっているので注意が必要です。 暫く登ると尾根沿いの道は不明瞭になりますが、明瞭なトラバースする道が有り、そちらに進んだらどんどん尾根から離れたので(950m辺り)、強引に尾根に登りました。それ以後も何度も明瞭なトラバースする道が現れましたが、最初の経験から全て尾根をキープしました。 ただ尾根をジグザグに登る道なのか、ずっとトラバースする道なのかの判別が難しいです。藪が無いので、踏み跡は不明瞭ですが尾根をキープした方が路迷いせずに無難だと思います。ただ落ち葉の堆積が凄くて、尾根キープだと傾斜がきつく、約1,000mの標高差の登りは大変でした。 逆にここを下る場合、支尾根の分岐がわかり難く迷いそうです。 <高丸山から北西尾根で日原林道> 高丸山から地図に名前が無い北西の尾根を下って、富田新道の入り口付近に合流するバリルートです。かなりの急斜面なので一般登山者は入らない方が良いでしょう。特に河原に下る直前の最後の部分の傾斜はほぼ崖です。少し右に(東)移動して、右斜め下、左斜め下とジグザグに進んで崖下に出るルートが少し楽ですが、それでも急斜面です。念のためにチェーンスパイクを持って行くのをお勧めします。この区間は全般的に傾斜が急で駆け下り難い為、登りに使った方が良いと思います。 <タワ尾根の篶坂ノ丸から南南西尾根> タワ尾根は破線の登山道です。篶坂ノ丸の少し先から篶坂ノ丸南南西尾根はバリルートです。踏み跡は薄いですが所々に赤やピンクテープが有ります。支尾根が多くて下山に使うと迷い易いです。一般登山者は入らない方が良いでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
地図
GPS
ペットボトル600mlx2本
雨具
熊鈴
笛
惣菜パンと菓子パン合計6個
チェーンスパイク
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感想
多摩100山は、100にする為に無理やり入れた様な山頂標識すら無い所も有って、失敗したと思ってますが、89峰も登ったので最後までやるつもりで、この天祖山で90峰です。
3年数ヶ月前からラントレを始めて、その成果かもう直ぐ65歳という年齢になって急に登山が速くなった気がしました。それで直近の3回はトレランにしてみたのですが、走れる区間が多いルートだったせいもあり、30キロ後半の距離で8時間台でした。登山の自力がアップしたのかどうかを確認する為、今回は走れる区間が少ない、バリルート主体のルートにしてみました。
丹沢がホームグラウンドですが、奥多摩もそこそこ歩いたつもりでした。でも今回のルートは、林道を除いてほぼ未踏です。丹沢だとこれだけ歩いて未踏ばかりというのは難しく、それだけまだ奥多摩は歩いていない所が多いと痛感しました。
前より速くなったかどうかは、ほとんど未踏区間なので直接比較はできませんが、前の自分だったら、このルートでは10時間台だった気がします。休憩込みで9時間台という事は、少しは速くなったのではないでしょうか。。。
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一旦は上記の様に書いたのですが、たまたま今日、ある事情で昔のこの周辺のレコを見なおしたら、以下のレコに気づきました。ヨモギ尾根で雲取山〜芋ノ木ドッケ〜二軒小屋尾根で日原バス停という、バリで雲取山に登ってバリで下る周回ルートで今回より少し距離も累積標高(上り)も多く、しかも3月11日の残雪期で下山時に転倒して剥離骨折して10時間38分。。。これと比較するとバリ主体のルートだと速くなってないですね。。。9時間切りでないと速くなったと言えない気がします。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1400500.html
このルートは全部歩いたことがあり、特に高丸山の北の尾根(檜尾根というそうですが)は先日歩いたばかりなので、よく覚えてますが、よく下りで使いましたね😰 あの唐松谷に降りる崖のような脆い急斜面は下りでは危なすぎる、と書いたつもりでしたが。写真をみる限り私が登った所とまったく同じルートでくだったようですが、手掛かり足がかりが崩れやすくて、手掛かりもろとも崩れ落ちたら下まで止まりませんよね。
尾根は最後までたどってしまうと急になって降りられなくなるから、早めに谷に降りる方がいい、と言っていたFutaroさんらしくない気もします。
まあ、無事で何よりでした。
shigetoshiさんのそのレコは読んでいますし、そこにリンクされていた下山に使った他の人の記録も読みました。それで持ち物に書いている様に、チェーンスパイクを久しぶりにザックに入れました。下山に使った人は早めに谷に下りていましたが、多分ここだろうという場所も下りながらチェックしました。あえてそこから下らず、shigetoshiさんが危険だといった箇所を見る為にそのまま尾根を下降したのです。今回のルート取りだと、天祖山を登る周回と高丸山を登る周回は、どちらも独立したルートなので、どちらを先に回っても同じなのですが、高丸山を先にすれば、河原直前の危険個所が下りられない場合、登り返して谷側に下る時間的な余裕ができるのでそうしました。
チェーンスパイクを着けたのはあの崖の区間だけですが、shigatoshiさんが登った箇所と多分微妙に違ったと思います。直接下るのはチェーンスパイクを着けても少し不安で、少し右に(東)移動して、右斜め下、左斜め下とジグザグに進んで崖下に戻りました。そのルートだとチェーンスパイクも不要だったと思います。
なるほどそういうルート取りで下れたんですね
コース状況のところにそうのように書いていただけたら状況理解できたのですが、今後我々の真似をしてこのルートを通る方が万一事故を起こさないためにも、少し書き加えたらどうでしょうか。
返信が遅れて申し訳ありません。明日の計画が二転三転して中々決まらず。。。
右側を登ったのなら、同じ所かもしれません。。。先ほどshigetoshiさんのレコを再度見たのですが、ちょっと分かりませんでした。こういう所の感じ方は人によって変わるので。。。
コース状況については特に言える事は無く、各人が見て判断するしかないですね。
アドバイスするとしたら、僕がやっている様に危なそうな所に行く場合はチェーンスパイクを持つ事。時間に余裕を持って危険そうだと思えば無理せずに引き返す事ですね。
FutaroさんのGPSログをダウンロードして自分のログデータと重ねて表示してみたら、私のルートは北東側からほぼ真っすぐに尾根を登っていますが、Futaroさんのルートは南東側に下ってからあの苔の生えた岩ゴロゴロの斜面に回り込んでいるように見えますので、やはり少し違っているようです。私も登るときに苔岩ゴロゴロから南へ巻いてFutaroさんの降りたルートで登ろうかとも考えたのですが、その先の登り口がそこから見えなかったので直登しました。
5日遅れましたが書き足しました。
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