みちのく潮風トレイル Part.10 浦戸諸島
宮城県
KS-Mountain
体力度について
- GPS
- 03:30
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 235m
- 下り
- 234m
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| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
マリンゲート塩釜P3駐車場 1時間100円 ○塩釜市営汽船 1）マリンゲート塩釜 07:15発→桂島桟橋 07:38着 （520円） 2）桂島桟橋 09:53発→野々島桟橋 10:01着（110円） 3）寒風沢桟橋 12:08発→マリンゲート塩釜 12:45着（630円） ※石浜桟橋から野々島桟橋への渡船は、11月から3月の日祝日は運行がないため、桂島〜野々島への移動に市営汽船を利用しました。 同区間の市営汽船ならありますが、時間が空いてしまうため、石浜桟橋から桂島桟橋まで歩きました。 ○渡船（無料） 1）野々島学校下→寒風沢桟橋 TEL 080-5560-5716 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○コース概況 1）桂島 未舗装路が6割程度ありますが、整備されており足元は比較的安全。 トイレも割合多く、ハイキング初心者にも安心です。 桂島海水浴場は、海水浴のオフシーズンなら野営できそう。 トイレが近く、桂島桟橋に水道があるため水も汲めると思います。 2）野々島 コースは整備されています。 3）寒風沢島 特に危険箇所なし。 なお、曲がる場所を間違えないようにするため、今回の区間に限らず、地図は必携です。 ○トイレ 桂島桟橋、桂浜海水浴場、石浜桟橋、桂島ステイステーション、野々島桟橋、野々島学校下、寒風沢桟橋 ○その他 ※歩いていた間には、特に営業している商店や飲食店を見なかったため、必要な飲食物は事前に用意すべきです。 自販機なら何ヵ所か見掛けました。 また、見晴らしの良い展望台などの場所にはベンチのあることが多く、特に混雑も予想しにくいのでランチに良いかも。 ※環境省ルートでは、寒風沢島のあとはJR仙石線の野蒜駅方面へ海を渡ることになっていますが、予約制の渡船である上、11月〜3月は就航していません。 その間はJRを利用してくださいとありますので、名取トレイルセンターなどへの入念な確認が必要です。 ※『浦戸諸島 島歩きマップ』があると、計画が立てやすくなるほか、各地の見どころが分かるので入手をオススメします。 『浦戸諸島 島歩きマップ』はマリンゲート塩釜や、その他各地の観光施設で手に入ります。 特に野々島や寒風沢島は、トレイルをなぞって歩くだけだと1時間かそれ以内で歩き終えてしまうので、寄り道をすることでより味わえると思います。 |
| その他周辺情報 | ○マリンゲート塩釜 http://www.shiogama.co.jp/marinegate/ ○日帰り温泉 極楽湯 多賀城店 宮城県多賀城市町前１丁目２−５ 電話： 022-363-4126 http://tagajo.gokurakuyu.jp/ |
写真
マリンゲート塩釜。こっち側からだと開いてなさそうに見えますが、乗船は出発の20分前からできるようです。
どうやら向こう側がメインの駐車場だったみたい。
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こっち側からだと開いてなさそうに見えますが、乗船は出発の20分前からできるようです。
どうやら向こう側がメインの駐車場だったみたい。
島から島への分はどうするのだろう？
まあ、係員に聞けばいいか。
ワクワクしながら、一つ目の島、桂島へと足を踏み入れました。比較的新しい、休憩所とトイレの施設が港にありました。
水道もあるから、いざとなれば水も汲めそう。
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比較的新しい、休憩所とトイレの施設が港にありました。
水道もあるから、いざとなれば水も汲めそう。
みちのく潮風トレイルの案内板でもあります。
今回歩くことになる3つの島の中では、最も大きい島です。
ベンチがあり、休憩に良さそう。
余り人も来ないんじゃないかなと思います。
桂島海水浴場にやってきました。海水浴のオフシーズンだから閑散としていますが、平らな場所を見つければ野営できそうな感じがします。
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海水浴のオフシーズンだから閑散としていますが、平らな場所を見つければ野営できそうな感じがします。
と思ったらシャワーブースでした。
海水浴のためのものだね。
明治時代に国内各地へ航路を開き、商業の振興に尽くした人のようです。
石浜桟橋。桂島の中の、トレイルはここで終わり。
ここから野々島まで渡船で渡るのが正規ルートですが、生憎今の時期の日祝日は運行していません。
市営汽船は就航していますが、時間が合わないので、降り立った桂島桟橋へ向かいます。
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桂島の中の、トレイルはここで終わり。
ここから野々島まで渡船で渡るのが正規ルートですが、生憎今の時期の日祝日は運行していません。
市営汽船は就航していますが、時間が合わないので、降り立った桂島桟橋へ向かいます。
野々島へは11時過ぎになってしまうため、桂島桟橋へ向かいます。
桂島ステイステーション。小学校が統合により廃校となり、その後は映画を上映したり集まったりと、島の行事に使われているようです。
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小学校が統合により廃校となり、その後は映画を上映したり集まったりと、島の行事に使われているようです。
私のような余所者にはやはり警戒心が強いですw
野々島桟橋。アスファルトもコンクリートも真新しいです。
大震災から10年経ったけど、こうなったのはごく最近だったのかな。
良く言えば綺麗ですが、悪く言えば閑散・・・。
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アスファルトもコンクリートも真新しいです。
大震災から10年経ったけど、こうなったのはごく最近だったのかな。
良く言えば綺麗ですが、悪く言えば閑散・・・。
寒風沢桟橋まで送ってくれた渡船。無料なのは有難いです。
まさに島民の足なのでしょう。
寒風沢島と野々島は、一般的な川幅くらいしか離れていないですが、橋があるわけではないので船で渡ります。
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無料なのは有難いです。
まさに島民の足なのでしょう。
寒風沢島と野々島は、一般的な川幅くらいしか離れていないですが、橋があるわけではないので船で渡ります。
寒風沢港の歴史。島と島に挟まれた場所にあるので強風の影響を受けにくく、江戸への物資を運ぶ港として活躍したとあります。
なんと造船所まで作られて西洋式軍艦も建造されたようです。
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島と島に挟まれた場所にあるので強風の影響を受けにくく、江戸への物資を運ぶ港として活躍したとあります。
なんと造船所まで作られて西洋式軍艦も建造されたようです。
木々が生い茂り、それほど良好ではありません。。
近寄ってはくるものの警戒されていて、なかなかカメラ目線になってくれません(^^；
感想
今回のみちのく潮風トレイルは浦戸諸島。
相馬市から北上してきて、初の海上区間&離島を含むエリアになります。
この区間の攻略は、船の運行の事前確認が肝になりそうです。
渡船が冬は運行していなかったり、日曜祝日はダイヤが違っていたり、寒風沢から石巻方面への予約制の航路がなかったりと、11月を境に変わる運行状況を前に、計画を何回も推敲してきました。
その甲斐あって、トレイルはスムーズにトレースできました。
離島のトレイルとはどんなものなのかなと思っていたけど、思った以上に立派なハイキングコースが整備されていて、なんだかこれまでに歩いた道以上のトレイルらしさがあるような感じさえしました。
海水浴場の傍を通るところは、海が見えるだけでなく潮の香りがして、まさしく「潮風」のトレイル。
防波堤に視野を遮られていないので、「らしさ」満々です。
桂島では、石浜桟橋を散策していると、新聞を取りに来た島のお婆さんがやってきて、ちょっとばかり立ち話してみたり。
何気ない遭遇でしたが、大きな印象、思い出となったのは間違いありません。
私は人並み以上の人見知りですが、でもこういう遭遇も良いものだなと思い、今後もあればと思いました。
しかし、島って何故だか猫が多いですね。
これから先、歩く予定の網地島などは猫が多いとリサーチしていますが、桂島や寒風沢島でもそう思うことになるとは。
特に寒風沢島では、船を待ってベンチに腰を下ろしていると、いつの間にか猫がやってきて、「余所者は僕らが監視するのニャ！」みたいな感じに(^^;)
触ろうとすると逃げちゃうけど、放っておくと近寄ってきて、近すぎず遠すぎずのところにやってきますw
トレイルの距離自体は短いから午前中で歩き終わってしまったけど、船に乗るのもなかなかない機会だし、離島歩きと併せて全部が珍しく、とても充実した午前中でした。
野々島や寒風沢島は、歩いた時間はそれぞれ正味1時間もないけど、そんな実感がないくらい大きな印象が自分の中に残りました。
次回は、どんなことがあるのでしょうか。
◎レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ
mont-bell スーパーメリノウールLW
【アウターレイヤー】
mont-bell ノマドパーカ
■下半身
【ベースレイヤー】
mont-bell ジオラインLW
【アウターレイヤー】
マウンテンハードウェア ユニオンポイントパンツ
■シューズ
ホカオネオネ MAFATE SPEED 3
■予備のウェア
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell クリマエアジャケット
○前回 Part.9
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3826113.html
○次回 Part.11
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3878100.html
○みちのく潮風トレイル 記録リスト
https://www.yamareco.com/modules/diary/58827-detail-256510
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