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Yamareco

記録ID: 3832874
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

三石山(冷谷のバリエーションルート)

2021年12月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
5.7km
登り
487m
下り
479m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:00
合計
6:25
距離 5.7km 登り 487m 下り 489m
9:13
382
15:35
3
15:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
冷谷林道は荒れ放題でひどい道。冷谷の右俣(本流)の左俣(破線路がある流れ)は、分岐点の小滝が登れませんでした。バリエーションルートの前半部(尾根までの登り、尾根道)は意外に急傾斜、関電道以降は安全、快適です。
冷谷林道の入口(左側)。前はここに「危険」の大看板がありましたが、1、2年前の台風で落下し、その後片付けられた模様です。
2021年12月11日 09:16撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 9:16
冷谷林道の入口(左側)。前はここに「危険」の大看板がありましたが、1、2年前の台風で落下し、その後片付けられた模様です。
地形図にある右側の枝谷に入る林道。今日は少し時間的に余裕がある行程だから、ちょっと入ってみます。
2021年12月11日 09:47撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 9:47
地形図にある右側の枝谷に入る林道。今日は少し時間的に余裕がある行程だから、ちょっと入ってみます。
すぐに道が崩れています。
2021年12月11日 09:49撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 9:49
すぐに道が崩れています。
枝林道は写真上部の左から右に続いていますが、崩壊部分はスパイク足袋を穿いていてもちょっと怖い。やむを得ず沢の中を進みましたが、その先では林道が復活しているものの、沢と石積みの護岸との段差がかなりあり、這い上がるのに苦労しそうなので、ここで打ち切りました。
2021年12月11日 10:23撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 10:23
枝林道は写真上部の左から右に続いていますが、崩壊部分はスパイク足袋を穿いていてもちょっと怖い。やむを得ず沢の中を進みましたが、その先では林道が復活しているものの、沢と石積みの護岸との段差がかなりあり、這い上がるのに苦労しそうなので、ここで打ち切りました。
右俣(本流・右折方向)と左俣(支流・直進方向)の分岐点。
2021年12月11日 10:47撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 10:47
右俣(本流・右折方向)と左俣(支流・直進方向)の分岐点。
右折方向へ行きましたが、荒れ放題。
2021年12月11日 11:15撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 11:15
右折方向へ行きましたが、荒れ放題。
林道終点の標柱。この標柱にも、「危険、滑落、迷い、上級者向けのコースです」旨の、かつて冷谷入口の看板にあったのと同じ内容の小札がかけてありますが、いまはかすれて読みにくくなっています。 
2021年12月11日 11:17撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 11:17
林道終点の標柱。この標柱にも、「危険、滑落、迷い、上級者向けのコースです」旨の、かつて冷谷入口の看板にあったのと同じ内容の小札がかけてありますが、いまはかすれて読みにくくなっています。 
その先の作業道も荒れています。
2021年12月11日 11:23撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 11:23
その先の作業道も荒れています。
右俣(本流)の右俣(本流)と左俣(支流・地形図で破線路がある流れ)の分流点。どちらの側にも小さな滝があります。中央稜は高さ3、4メートルですが、おそろしく岩がもろい。
2021年12月11日 12:02撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:02
右俣(本流)の右俣(本流)と左俣(支流・地形図で破線路がある流れ)の分流点。どちらの側にも小さな滝があります。中央稜は高さ3、4メートルですが、おそろしく岩がもろい。
左俣入口の滝は3メートルくらいの小さなものですが、岩がつるつるで登るための手がかりがない。ちょっと直登できそうにありません。
2021年12月11日 12:18撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:18
左俣入口の滝は3メートルくらいの小さなものですが、岩がつるつるで登るための手がかりがない。ちょっと直登できそうにありません。
仕方がないので、前回と同じように右俣の巻き道(右俣の滝の右手にあります)を上がります。以前から設置されている虎ロープがありますが、支点の木が腐朽しているので、全くあてにはできません。この個所は、私の場合、スパイク足袋を装備して初めて登れるようになりました。
2021年12月11日 12:29撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:29
仕方がないので、前回と同じように右俣の巻き道(右俣の滝の右手にあります)を上がります。以前から設置されている虎ロープがありますが、支点の木が腐朽しているので、全くあてにはできません。この個所は、私の場合、スパイク足袋を装備して初めて登れるようになりました。
その上の作業道。前に来たときには気が付かなかったのですが、赤リボンの目印が点々とついています。この日は作業道を最後まで行ってみました。すると、下草が刈り払われたシダ植物だらけの広場に出ました。上を見ますと尾根の稜線が近くにありますので、尾根まで登ってみることに。
2021年12月11日 12:42撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:42
その上の作業道。前に来たときには気が付かなかったのですが、赤リボンの目印が点々とついています。この日は作業道を最後まで行ってみました。すると、下草が刈り払われたシダ植物だらけの広場に出ました。上を見ますと尾根の稜線が近くにありますので、尾根まで登ってみることに。
尾根の斜面はこんな急坂ですが、途中でけもの道らしいものや作業道を発見できたので、なんとか登れました。
2021年12月11日 12:55撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:55
尾根の斜面はこんな急坂ですが、途中でけもの道らしいものや作業道を発見できたので、なんとか登れました。
登り着いてみると、意外に広々した稜線。雑木林ですが、下草もありません。
2021年12月11日 12:59撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 12:59
登り着いてみると、意外に広々した稜線。雑木林ですが、下草もありません。
そこでこの尾根を登り始めたのですが、意外に急傾斜。登山靴では落ち葉でスリップして登りづらいと思います。
2021年12月11日 13:22撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:22
そこでこの尾根を登り始めたのですが、意外に急傾斜。登山靴では落ち葉でスリップして登りづらいと思います。
こんな傾斜です。
2021年12月11日 13:24撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:24
こんな傾斜です。
赤リボンの目印は、この尾根にもありました。
2021年12月11日 13:36撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:36
赤リボンの目印は、この尾根にもありました。
小ピークを越えた鞍部に着くと、意外にもちゃんとした道がありました。立て札からすると、関電の巡視路らしく、高山林道方向(北)と高山林道と平行方向(東)の2方向行きらしい。
2021年12月11日 13:39撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:39
小ピークを越えた鞍部に着くと、意外にもちゃんとした道がありました。立て札からすると、関電の巡視路らしく、高山林道方向(北)と高山林道と平行方向(東)の2方向行きらしい。
北向きの巡視路を進みますと、平坦な気持ちがよい道。
2021年12月11日 13:41撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:41
北向きの巡視路を進みますと、平坦な気持ちがよい道。
途中から、立木にペイントした目印が点々と現われるようになりました。
2021年12月11日 13:42撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:42
途中から、立木にペイントした目印が点々と現われるようになりました。
こんな気持ちがよい道を通って・・・、
2021年12月11日 13:45撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:45
こんな気持ちがよい道を通って・・・、
高山林道に合流。
2021年12月11日 13:51撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:51
高山林道に合流。
合流点は、林道の屈曲部をショートカットする山道入口のすぐ近くでした。いつもこのショートカットを利用しているので、この合流点に注意を払っていませんでした。
2021年12月11日 13:51撮影 by  705KC, KYOCERA
12/11 13:51
合流点は、林道の屈曲部をショートカットする山道入口のすぐ近くでした。いつもこのショートカットを利用しているので、この合流点に注意を払っていませんでした。
撮影機器:

感想

 この日は、冷谷の右俣(本流)の左俣(支流だが、地形図には破線路がある)を探検して、三石山東側の作業道側(上流側)からは見あたらない地形図の破線路を発見したいと思って行ってみたのですが、残念なことに、右俣の左俣の入口の滝が登れず、右俣の左俣には入れませんでした。これまで冷谷には3回行っており、この左俣には2回行っているのですが、こんなことは初めてです。
(私が前回行ったときの記録・このときは右俣の右俣(本流)を遡行)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2868639.html

 右俣の右俣(本流)と右俣の左俣(支流)の中央稜は、写真では凸凹が多くて登りやすそうですが、岩が極端にもろく、凸部は体重をかけるとすぐにスッポリと抜けてしまいます。前に来たときは、灌木に手や足を掛けて登ったのですが、登った先も灌木だらけのヤブのため、閉口してすぐに左俣に下りた記憶があります(左俣の滝の上の河原は、中央稜と段差が小さいので、すぐに下りられます)。この日は、灌木が枯死していたので、登るのは危険であると判断しました。
 別のときには、左俣入口の滝を簡単に直登した記憶もあります。しかし、おそらくそのときは、岩屑や流木が堆積していたので登れたのでしょう。

 右俣の左俣に入れたとしますと、この入口の滝を越えて2〜300メートル遡ると、垂直の10メートルくらいの滝に出ます。その右側斜面は大きく崩壊しています。
 これまでは、その滝が登れないので(おそらく、巻道ごと崩壊しています)、崩壊地を無理矢理よじ登り、滝の右側の斜面を藪漕ぎしながら登って、三石山東側の作業道に出ていたのですが、この日は、その前に、入口にある滝が登れなかったわけです。
 そこで仕方なく、右俣の右俣(本流)の巻道から右側の尾根に上がってみたのですが、ちょっと面白いルートであったのは幸いでした。

 このルートにはどなたかの足跡が残されていますが、そのもとになったご報告を発見できませんでした。ただ、全く未知のルートというわけではなく、岩湧山、紀泉高原ワンデルングガイドには言及があります。

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