丹沢/三ノ塔


- GPS
- 05:22
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪丸駐車場を利用。利用時間は8:00-21:00になっているが先客も居て入場できたので利用した。 http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanotokawa/access-parking.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 三ノ塔尾根は一部荒れた所もあるが概ね明確で道標も十分に整備されている。 ◆登山ポスト 山岳スポーツセンターにありそこで提出。 |
写真
感想
凛と冷えた朝に三ノ塔へご来迎登山。この時期の丹沢にしては冷気は格別だったけれどおかげで富士山、筑波山はともかくも三宅島まで望めると言う素晴らしい展望を楽しめた。当初はマックス塔ノ岳周回の計画ではあったが三ノ塔休憩所でまったりしているとそんな気もどこかに失せてしまい、のんびりと下って平塚に戻って忘年会と相成った。さて、来年はどこに登りましょうか?
湘南を3時に出て戸川に向かうと新東名の秦野SAの工事で曲がりくねった道を走って諏訪丸駐車場に着いた。諏訪丸駐車場は早朝は開いていなかった記憶があったが、既に駐車しているクルマもあるし、クルマを寄せてみると発券してくれたので有難く使わせて頂くことにした。西に満月が傾いているけれど雲は無く天上の星は良く見える。ふたご座流星群には残念ながら出逢えなかったけれど。
真っ暗な中歩き出すのは久し振りだ。牛首までは舗装された林道を歩いて行く。途中で暑くなり防寒着を脱ぐ。牛首からは樹林の中の登山道を登って行く。右手には樹間から秦野盆地の夜景が見える。樹林の径なのだが西風が強く入って来て寒さを感じるので途中で防寒着を再度羽織ることにした。足元には昨日降ったのだろうか霰のようなものがチラホラ見えてくる。Aki-CLさんはとうにマイペースで先行しているが、我々もそれぞれのマイペースで登る。
6時を過ぎると二ノ塔尾根の向こうがほんのり色付いて来た。段々と街と海も区別できるようになり、西を見ると富士も望めるようになった。その辺りからは勾配も落ち始めてもう山頂も間近と言う感じだ。表尾根の登山道に出合うとすぐに三ノ塔。雲一つない絶好の天気で全周の大展望。良い日の良い時刻に登って来た。三ノ塔休憩所は2019年に建て替えられたようだが入ってみると素晴らしく綺麗でしかも快適になっていた。以前の休憩所は暗くて湿っぽい印象があったが東西に大きな窓があって実に明るい。しかもペアガラスだし防風防寒も良好だ。暖房も兼ねて2つのバーナーに火を灯して湯を沸かして朝食はそれぞれでカップ麺だ。東側に登りつつある朝陽を、西側に朝陽が当たりつつある富士山を展望しながらまったりとラーメンをすする。なんて贅沢な朝だろうか。これは病みつきになるかも。
表尾根の続きを眺めると一旦下って烏尾で行者、新大日、を経て塔ノ岳。それぞれの小屋も朝陽で光っている。外気温は-5℃までは下がっていない感じだけれど-3℃位だろうか。なんだか塔ノ岳まで頑張るのもすっかり億劫になってしまった。言い訳としては帰りが午後になると霜が融けて田んぼ状態になるとか、どうせ人出も多いだろうとかも挙げられるけれど、要するにそこまで頑張らなくたって良いじゃないの、と言うところだ。それに今日の目的はご来迎と忘年会。なのでそのまま登って来た径を下ることにした。下りでは三ノ塔尾根を登ってくる登山者に20人位は出会っただろうか、さぞや塔ノ岳は賑わっていることだろう。明るくなって山岳スポーツセンターまで下りてきて新しくスピードクライミングの壁が出来ていたり隣にボルダリングの施設が出来ていたりしているのに驚いた。新東名と言い時代は動いているもんだ。
平塚に戻って駅前で13Kさんが予め調べておいた11時に開店している居酒屋に入り込み来年はどうしようか的な話をしながら忘年会。この時間から飲むと言うのも優雅なものだ。山も居酒屋も人混みを避けるには良い山行スタイルですね。
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