富士山(鹿教湯富士) 独鈷山沢山湖登山口から
- GPS
- 03:42
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
独鈷山の沢山湖登山口に駐車 二台程の駐車スペースがあります また、登山口手前の「鞍が淵」にも駐車場所があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
・独鈷山沢山湖登山口〜古道入口 僅かに上り調子の緩やかな林道歩き 途中から未舗装(行きは凍結、帰りは泥濘箇所あり) ・古道入口〜市峠 登山者用の標識等はありません 左側に青と黄色のテープを見つけ、分け入ると、 昔は牛馬が通ったと言われるように 沢沿いに緩やかに登る広い道幅が残っていました 市峠に近づく斜面にはつづれ織りの道跡が明瞭 夏は既に小灌木の茂り始めた藪かもしれません ・市峠〜富士山 距離は短いものの、俄かに急坂の尾根を登ります 山頂直下、更にきつく、木の幹や根を掴んで慎重に通過 滑落に注意です(下山時はザレ場も注意) 山頂からは僅かに鹿教湯温泉が垣間見える程度の眺望 |
写真
感想
富士山(鹿教湯富士)に登った年は覚えていないのものの、
冬枯れの藪っぽい道跡と、峠からの急坂の記憶は鮮やか。
峠は「市峠」と呼ばれ、名の如く、交易の道を思わせます。
牛馬も通ったという古道のあった市峠に改めて心を惹かれ
独鈷山沢山湖登山口から林道を辿って、登ってみました。
地図上で林道から破線が生じている付近で古道の痕跡を探すと、
小さな沢に寸断されてはいますが、沢の右沿いに広い道跡が見え、
青と黄色のテープも入口から市峠に到る途中で幾つも見かけました。
牛馬が通った道と頷ける、緩やかに沢に沿う幅の広い道跡ですが、
夏場は藪になりかけているかもしれません。
交易の道として賑わっていた頃を想像するのみです…
鹿教湯温泉に下る陽だまりの道を正面に見て、右の尾根に取り付くと
記憶に鮮明な、本日の最難関の急坂が待ち構えていました。
山頂の展望は良くないのですが、途中で右下に鹿教湯温泉が望めます。
帰りに寄りたくなりますが、帰る方向ではないので今日はお預け。
最後の激登りを経て、山頂に飛び出ると、三等三角点がありました。
以前来た時は三角点の存在など全く気付かなかったのに、
風雨に晒された三角点にどっしりとした重みを感じました。
また、市峠の石仏は、右に享和元年と彫られ、
帰宅後調べると西暦1801年、二百年以上もここに立ち、
通る人々を見守ってくれている姿に、しみじみ感動。
再び、倒木に遮られる廃道を戻りましたが、
時節柄でしょうか、思ったより歩き易く、距離も短く、
大満足の古道歩きでした(^.^)
古道が歩けない様子だったら、林道をまだ先まで歩いて
(遠回りになります)西斜面から登ろうと思っていました。
林道の終点から山頂までは急坂でも僅かな距離の様子なので、
機会があったら西斜面から富士山に登ってみるのもた面白そうです。
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