ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 386170
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

蕎麦粒山【川乗橋BS→笙ノ岩山→蕎麦粒山→大丹波】

2013年12月25日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
スーゼ その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:25
距離
21.5km
登り
1,488m
下り
1,601m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

川乗橋BS0720→笙ノ岩山0935→蕎麦粒山1215
蕎麦粒山1315→日向沢ノ峰1415→踊平1505→横ヶ谷平1540→獅子口小屋跡1615→ヘリポート1730-1805→奥茶屋1920→大丹波2030
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■西東京バス 奥多摩・御岳山エリア
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf
■写真1 - 川乗橋BS
休日は大勢のハイカーで賑わうBSも、平日の朝は静かなものです。
てか、ここで初めて降りました。
2013年12月25日 07:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 7:19
■写真1 - 川乗橋BS
休日は大勢のハイカーで賑わうBSも、平日の朝は静かなものです。
てか、ここで初めて降りました。
■写真2
少し歩くと鳥屋戸尾根への登山口です。
小さい私設の指導標もありました。
2013年12月25日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 7:25
■写真2
少し歩くと鳥屋戸尾根への登山口です。
小さい私設の指導標もありました。
■写真3
急峻な直登を詰めていきます。
暫く続くので、ここでバテないよう注意したいところ。
2013年12月25日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 8:16
■写真3
急峻な直登を詰めていきます。
暫く続くので、ここでバテないよう注意したいところ。
■写真4 - 笙ノ岩山
BSから標高差およそ800mを一気に登り詰めました。
木々の間から長沢背稜が見渡せます。
2013年12月25日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 9:35
■写真4 - 笙ノ岩山
BSから標高差およそ800mを一気に登り詰めました。
木々の間から長沢背稜が見渡せます。
■写真5 - 笙ノ岩山
見上げると目の覚めるような深い青空が広がります。
今日の稜線歩きは、きっと極上でしょう。
2013年12月25日 09:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 9:36
■写真5 - 笙ノ岩山
見上げると目の覚めるような深い青空が広がります。
今日の稜線歩きは、きっと極上でしょう。
■写真6
標高1,000mを越えた辺りから意外と深い雪に包まれます。
明瞭な踏み跡が付いていて、赤破線ながら人気さが窺えます。
2013年12月25日 09:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 9:43
■写真6
標高1,000mを越えた辺りから意外と深い雪に包まれます。
明瞭な踏み跡が付いていて、赤破線ながら人気さが窺えます。
■写真7
川苔山方面への展望です。
この後、盲目的に踏み跡を辿っていたら松岩ノ頭から派生する二重稜線を右へと進んでしまいました。
2013年12月25日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 10:03
■写真7
川苔山方面への展望です。
この後、盲目的に踏み跡を辿っていたら松岩ノ頭から派生する二重稜線を右へと進んでしまいました。
■写真8
すぐ道誤りに気付いたので、大きなタイムロスには至らず安堵します。
蕎麦粒山方面へも踏み跡がありました。
2013年12月25日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 10:53
■写真8
すぐ道誤りに気付いたので、大きなタイムロスには至らず安堵します。
蕎麦粒山方面へも踏み跡がありました。
■写真9
何度となく繰り返すアップダウンを乗り越えていきます。
徐々に傾斜が厳しくなってきました。
2013年12月25日 12:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 12:12
■写真9
何度となく繰り返すアップダウンを乗り越えていきます。
徐々に傾斜が厳しくなってきました。
■写真10 - 蕎麦粒山
予定より2時間ほど遅れて、やっと到着です。
やはり積雪期は時間が掛かりますね。
2013年12月25日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
12/25 12:14
■写真10 - 蕎麦粒山
予定より2時間ほど遅れて、やっと到着です。
やはり積雪期は時間が掛かりますね。
■写真11 - 蕎麦粒山
まだ先は長いのでエネルギーを摂取しないと。
大量の九条ネギに覆われていますが白湯鍋です。〆のラーメンまで美味しく頂きました。
2013年12月25日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
12/25 12:45
■写真11 - 蕎麦粒山
まだ先は長いのでエネルギーを摂取しないと。
大量の九条ネギに覆われていますが白湯鍋です。〆のラーメンまで美味しく頂きました。
■写真12 - 蕎麦粒山
川苔山まで続く都県境尾根。
これだけ明瞭に雪のラインが引かれたのを見たのは初めてです。
2013年12月25日 13:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
12/25 13:16
■写真12 - 蕎麦粒山
川苔山まで続く都県境尾根。
これだけ明瞭に雪のラインが引かれたのを見たのは初めてです。
■写真13
取り敢えず日向沢ノ峰まで行きましょう。
ツボ足なので思うようにペースが伸びません。
2013年12月25日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 13:24
■写真13
取り敢えず日向沢ノ峰まで行きましょう。
ツボ足なので思うようにペースが伸びません。
■写真14
雲ひとつない快晴です。
こんな日の防火帯歩きは最高ですね。
2013年12月25日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 13:27
■写真14
雲ひとつない快晴です。
こんな日の防火帯歩きは最高ですね。
■写真15
蕎麦粒山を振り返って。
山頂から一直線に伸びてくる雪のラインを歩いてきました。
2013年12月25日 13:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 13:40
■写真15
蕎麦粒山を振り返って。
山頂から一直線に伸びてくる雪のラインを歩いてきました。
■写真16
人間の踏み跡より鹿の足跡の方が多かったほど、閑散としたルート。
三連休に訪れた人はごく僅かだった模様です。
2013年12月25日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
12/25 13:43
■写真16
人間の踏み跡より鹿の足跡の方が多かったほど、閑散としたルート。
三連休に訪れた人はごく僅かだった模様です。
■写真17
深い青空と雪とのコントラスト。
防火帯歩きの魅力の一つだと思います。
2013年12月25日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 13:46
■写真17
深い青空と雪とのコントラスト。
防火帯歩きの魅力の一つだと思います。
■写真18
広葉樹の埼玉側と針葉樹の東京側。
雪質が少し重いところはアイゼンの裏側に雪団子ができてしまいます。
2013年12月25日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 13:53
■写真18
広葉樹の埼玉側と針葉樹の東京側。
雪質が少し重いところはアイゼンの裏側に雪団子ができてしまいます。
■写真19
振り返って蕎麦粒山と天目山。
もう、あんなに遠くなってしまいました。
2013年12月25日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 14:22
■写真19
振り返って蕎麦粒山と天目山。
もう、あんなに遠くなってしまいました。
■写真20 - 日向沢ノ峰
意外と少ない展望地。
麓から空に溶け込んでしまいそうな富士山が見えました。
2013年12月25日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 14:26
■写真20 - 日向沢ノ峰
意外と少ない展望地。
麓から空に溶け込んでしまいそうな富士山が見えました。
■写真21
川苔山が近くなってきました。
今日は手前を大丹波方面に下ります。
2013年12月25日 14:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 14:46
■写真21
川苔山が近くなってきました。
今日は手前を大丹波方面に下ります。
■写真22 - 踊平
え、通行禁止って…。
時間的にも川乗橋にエスケープするのが最適解ですが、横ヶ谷平を経由して大丹波を目指すことにします。
2013年12月25日 15:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 15:07
■写真22 - 踊平
え、通行禁止って…。
時間的にも川乗橋にエスケープするのが最適解ですが、横ヶ谷平を経由して大丹波を目指すことにします。
■写真22
水場付近は小規模な雪崩で登山道が消滅しています。
高巻き気味に細心の注意を払って通過しました。
2013年12月25日 16:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 16:09
■写真22
水場付近は小規模な雪崩で登山道が消滅しています。
高巻き気味に細心の注意を払って通過しました。
■写真23
連続する橋を渡ります。
谷筋なので陽が届かなくなるのが早いです。
2013年12月25日 16:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12/25 16:39
■写真23
連続する橋を渡ります。
谷筋なので陽が届かなくなるのが早いです。
■写真24
やっと林道に着きました。やれやれです。
あとは大丹波の集落までヘッデンを翳しながらお喋りして歩きます。
2013年12月25日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 17:08
■写真24
やっと林道に着きました。やれやれです。
あとは大丹波の集落までヘッデンを翳しながらお喋りして歩きます。
■写真25 - 百軒茶屋
最奥のイルミネーションです。
25日までは各民家のイルミネーションを楽しめます。
2013年12月25日 19:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
12/25 19:16
■写真25 - 百軒茶屋
最奥のイルミネーションです。
25日までは各民家のイルミネーションを楽しめます。
■写真26
気合が入ったイルミは豪華で綺麗でした。
立ち止まって撮影している人も多かったです。
2013年12月25日 20:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
12/25 20:15
■写真26
気合が入ったイルミは豪華で綺麗でした。
立ち止まって撮影している人も多かったです。
■写真27
寺山の巨大ツリーは1月5日まで見ることが出来ます。
これだけだと、正直ちょっと寂しいかも。
2013年12月25日 20:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
12/25 20:23
■写真27
寺山の巨大ツリーは1月5日まで見ることが出来ます。
これだけだと、正直ちょっと寂しいかも。
■写真28
光のお花畑。子供には人気でした。
ここから川井駅まで歩きます。
2013年12月25日 20:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
12/25 20:36
■写真28
光のお花畑。子供には人気でした。
ここから川井駅まで歩きます。
撮影機器:

感想

クリスマスに未踏のバリ道を、その他メンバーと歩く。
快晴の積雪期に、なかなか味わえない趣向の山行になりました。

なお、到着点の大丹波とは奥多摩町にある地区名です。
いわゆる町おこしの一環で毎年開催している、イルミネーションを見に行きました。

奥多摩大丹波イルミネーション2013 オフィシャルサイト
http://www.ohtabaturiba.com/illumi/


■川乗橋BS→蕎麦粒山
林道を1、2分ほど進んだ左手から取り付きます。

のっけから急登。苦手なパターンです。
それでも奥多摩三大急登には及ばない感じ。

バリ道ながら踏み跡は明瞭だと思いますが、あくまでも積雪期で踏み跡がある状況なので参考にはならないかと。
中盤から露地は殆ど無くなりますが、基本的に尾根筋なので迷うことは無いと思います。

笙ノ岩山に着く頃には、すっかり雪山の様相になりました。
そんなに標高の高い山では無いのですが、しっかりと雪が積もっていました。

そして松岩ノ頭から延びる二重稜線です。
何の疑いもなく踏み跡を辿ってしまい、右側に乗ってしまいます。
5分ほどで気付いて軌道修正しましたが、注意していれば避けられた道誤りだったと。

蕎麦粒山まで、徐々に傾斜を増す細かいアップダウンを繰り返します。
この時点で大幅に予定時刻を超過していたので、ルート変更を視野に入れ始めます。

遅れているとは言え、代替案がある限りは焦って行動する必要がないので、山頂でのんびりランチです。
結局、この日は晴天ながら山中で誰にも会いませんでした。

蕎麦粒山の山頂から一杯水方面へは、しっかりとしたトレースが付いていました。
日向沢ノ峰方面へは、数名の足跡程度が確認できました。


■蕎麦粒山→大丹波
念のためにアイゼンを履いて出発しますが、深いパウダースノーで効きは悪かったようです。
蕎麦粒山から日向沢ノ峰までは安定した積雪でしたが、以南は日当たりの良いところに露地が見受けられます。

当初は日向沢ノ峰から棒ノ嶺に至る予定でしたが、時間が押していたので獅子口小屋跡からのショートカットを利用します。

ところが、踊平から獅子口小屋跡への道は崩落につき通行止めのバリケードが。
これは事前調査不足でした。暫し悩みます。

川乗橋方面にエスケープするのが、最も安全なルートに見えます。
が、横ヶ谷平から大丹波へのルートは生きていそうなので、そちらに下りることにします。

横ヶ谷平から獅子口小屋跡へのルートは、最近歩いた形跡があるものの、風で踏み跡が消滅している場面があります。
特に水場付近は小規模な雪崩で登山道が消滅しているので注意です。

獅子口小屋跡からは、なだらかな傾斜で林道を目指していきます。
林道へは3個所から合流できるみたいですが、うち手前と奥の2個所は通行禁止です。

ラスト20分くらいはヘッデンを使用しましたが、完全に暗くなる直前に林道に合流できました。
ここまで来れば、あとは車も通れるほどの道を歩くだけなので余裕です。

闇夜のヘリポートで、久しぶりの休憩です。
星空を見上げながらワインで乾杯します。クリスマスですもの。

ほろ酔いで楽しくお喋りしながら、真っ暗な舗装路を歩きます。
大丹波の集落に入ると、お目当てのイルミネーションが出迎えてくれます。

駅から距離があるので、車での来場が前提でしょうね。
棒ノ嶺や岩茸石山から下山がてら見物するのもいいかも知れません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1220人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

沢登り 奥多摩・高尾 [2日]
真名井沢〜蕎麦粒山もどって棒ノ嶺
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら