蕎麦粒山【川乗橋BS→笙ノ岩山→蕎麦粒山→大丹波】



- GPS
- 13:25
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
蕎麦粒山1315→日向沢ノ峰1415→踊平1505→横ヶ谷平1540→獅子口小屋跡1615→ヘリポート1730-1805→奥茶屋1920→大丹波2030
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf |
写真
感想
クリスマスに未踏のバリ道を、その他メンバーと歩く。
快晴の積雪期に、なかなか味わえない趣向の山行になりました。
なお、到着点の大丹波とは奥多摩町にある地区名です。
いわゆる町おこしの一環で毎年開催している、イルミネーションを見に行きました。
奥多摩大丹波イルミネーション2013 オフィシャルサイト
http://www.ohtabaturiba.com/illumi/
■川乗橋BS→蕎麦粒山
林道を1、2分ほど進んだ左手から取り付きます。
のっけから急登。苦手なパターンです。
それでも奥多摩三大急登には及ばない感じ。
バリ道ながら踏み跡は明瞭だと思いますが、あくまでも積雪期で踏み跡がある状況なので参考にはならないかと。
中盤から露地は殆ど無くなりますが、基本的に尾根筋なので迷うことは無いと思います。
笙ノ岩山に着く頃には、すっかり雪山の様相になりました。
そんなに標高の高い山では無いのですが、しっかりと雪が積もっていました。
そして松岩ノ頭から延びる二重稜線です。
何の疑いもなく踏み跡を辿ってしまい、右側に乗ってしまいます。
5分ほどで気付いて軌道修正しましたが、注意していれば避けられた道誤りだったと。
蕎麦粒山まで、徐々に傾斜を増す細かいアップダウンを繰り返します。
この時点で大幅に予定時刻を超過していたので、ルート変更を視野に入れ始めます。
遅れているとは言え、代替案がある限りは焦って行動する必要がないので、山頂でのんびりランチです。
結局、この日は晴天ながら山中で誰にも会いませんでした。
蕎麦粒山の山頂から一杯水方面へは、しっかりとしたトレースが付いていました。
日向沢ノ峰方面へは、数名の足跡程度が確認できました。
■蕎麦粒山→大丹波
念のためにアイゼンを履いて出発しますが、深いパウダースノーで効きは悪かったようです。
蕎麦粒山から日向沢ノ峰までは安定した積雪でしたが、以南は日当たりの良いところに露地が見受けられます。
当初は日向沢ノ峰から棒ノ嶺に至る予定でしたが、時間が押していたので獅子口小屋跡からのショートカットを利用します。
ところが、踊平から獅子口小屋跡への道は崩落につき通行止めのバリケードが。
これは事前調査不足でした。暫し悩みます。
川乗橋方面にエスケープするのが、最も安全なルートに見えます。
が、横ヶ谷平から大丹波へのルートは生きていそうなので、そちらに下りることにします。
横ヶ谷平から獅子口小屋跡へのルートは、最近歩いた形跡があるものの、風で踏み跡が消滅している場面があります。
特に水場付近は小規模な雪崩で登山道が消滅しているので注意です。
獅子口小屋跡からは、なだらかな傾斜で林道を目指していきます。
林道へは3個所から合流できるみたいですが、うち手前と奥の2個所は通行禁止です。
ラスト20分くらいはヘッデンを使用しましたが、完全に暗くなる直前に林道に合流できました。
ここまで来れば、あとは車も通れるほどの道を歩くだけなので余裕です。
闇夜のヘリポートで、久しぶりの休憩です。
星空を見上げながらワインで乾杯します。クリスマスですもの。
ほろ酔いで楽しくお喋りしながら、真っ暗な舗装路を歩きます。
大丹波の集落に入ると、お目当てのイルミネーションが出迎えてくれます。
駅から距離があるので、車での来場が前提でしょうね。
棒ノ嶺や岩茸石山から下山がてら見物するのもいいかも知れません。
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