聖岳 東尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 46.4km
- 登り
- 2,716m
- 下り
- 2,697m
コースタイム
2日目 5:40C1-7:30東聖岳-8:00奥聖岳-8:15聖岳-11:20C1-14:40聖沢登山口-16:50駐車場
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
1日目
畑薙第一ダム手前の駐車場から聖沢登山口まで18kmもの林道歩きが
あり、これが最大のネックとなる。そのため今回は自転車を利用すること
とした。そのため、通常は登山口まで半日かかるところだが、3時間で行く
ことが出来た。
聖沢登山口から一般道を歩き、出会所小屋跡地の裏手から東尾根に取
り付く。今年は雪が少ない上に、2月に入ってから気温の高い日が続いた
ため1500mくらいまでほとんど雪が無かった。上部はそれなりに積雪もあ
ったが、残雪期のように締まっており、ラッセルはほとんど無かった。
そのため予定では2320m平坦地で幕営する予定であったが、2520mま
で進むことが出来た。
2日目
今日は、テン場から山頂を往復する予定であったが、雪の状態が良いの
で今日中に帰れるだろうということで早出することとした。テン場を出発し
て、白蓬ノ頭という複雑な地形をしたところを過ぎると森林限界を越え、
東聖岳から奥聖岳を経て前聖岳へと続く東尾根が見えるようになる。
この尾根は正面に聖岳、右に巨大な赤石岳、左に上河内岳、そして背後
に富士山を終始眺めながら登れるとても素晴らしいルートだ。東聖と奥聖
のところがナイフリッジとなるため、慣れていない人がいる場合や荒天時
はロープを出す必要があるだろう。
天気は良く、風も弱かったので、素晴らしい眺めを楽しみながら最高の気
分で歩くが、奥聖を越えたところで烈風に晒された。多くの報告にもあるが
奥聖から先、聖岳周辺は非常に風が強いことが多いようだ。今日は比較
的気温が高いとは言え、それでも厳冬期の風は強烈である。時折、体を
持って行かれそうになりながらも少しずつ進み、山頂に到着。
山頂からは、白馬から穂高まで白い衝立のように立ちはだかる北アルプ
スや乗鞍・御嶽・中央アルプスなどが非常にきれいで、また一際白い姿を
した白山までも見える快晴であった。
眺めを楽しんだ後は、ナイフリッジでのクライムダウンを交えながら慎重
に下り、テン場に戻った。この段階で昼前だったのでテントを撤収し、今日
中に下山した。
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