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Yamareco

記録ID: 3869219 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖

今年もラッセルに疲れ千枚小屋で引き返す。

情報量の目安: A
-拍手
日程 2021年12月26日(日) ~ 2021年12月28日(火)
メンバー
天候晴れ
寒気、風強し
アクセス
利用交通機関
車・バイク
静岡から井川ダムへの道路は夜間通行止めでした。
このため、大きく迂回。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
32:20
距離
55.5 km
登り
4,703 m
下り
4,691 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 1.1~1.2(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち85%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
8時間47分
休憩
14分
合計
9時間1分
S畑薙ダムゲート前06:5608:00青薙山登山口09:07中ノ宿吊橋11:23聖沢登山口11:40聖岳東尾根入山口11:54牛首峠12:03滝見橋14:27小石下14:4115:57宿泊地
2日目
山行
8時間51分
休憩
53分
合計
9時間44分
宿泊地07:1910:15蕨段10:46見晴岩11:1314:17駒鳥池14:4015:07駒鳥池駐車場15:1017:03千枚小屋
3日目
山行
11時間58分
休憩
55分
合計
12時間53分
千枚小屋06:3207:06駒鳥池駐車場07:0707:22駒鳥池08:43見晴岩08:4609:02蕨段09:0812:46小石下13:1214:23滝見橋14:39牛首峠14:5715:10聖岳東尾根入山口15:28聖沢登山口17:11中ノ宿吊橋18:01青薙山登山口18:0219:07畑薙ダムゲート前19:25ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
指先の動きがない手袋のため、標高の低い無風状態でも凍傷となる。
油断大敵。
コース状況/
危険箇所等
千枚冬季小屋の扉があかず、極寒の中小屋脇でビバーク。
2年前に使った時は簡単に開いたので鍵がかかっていたと思う。
何度か試しましたがだめでした。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図

装備

個人装備 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット
備考 今回使用した手袋は防水性があり春山にはいいだろうが、指先の自由がないため、厳寒期は凍傷になる。

写真

2年前には崩壊していた部分も復旧。
2021年12月26日 07:56撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
2年前には崩壊していた部分も復旧。
天気は良いが極寒。
2021年12月26日 11:00撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
天気は良いが極寒。
赤石ダムも半ば凍結。
2021年12月26日 11:08撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
赤石ダムも半ば凍結。
1
17.3kmようやく林道も終点。
2021年12月26日 12:07撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
17.3kmようやく林道も終点。
1
吊橋を渡り登山開始。
2021年12月26日 12:08撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
吊橋を渡り登山開始。
小石下1600m位から積雪あり。
2021年12月26日 14:49撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
小石下1600m位から積雪あり。
清水平手前の林道上にテント泊。
2021年12月27日 07:18撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
清水平手前の林道上にテント泊。
1
この登山道はトラーバースが多く、積雪期は要注意。
2021年12月27日 07:51撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
この登山道はトラーバースが多く、積雪期は要注意。
1
清水平の水場は健在。
水が湧水のためか少し温かいためか。
2021年12月27日 08:07撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
清水平の水場は健在。
水が湧水のためか少し温かいためか。
清水平にて初めてのシノーシューを装着。
2021年12月27日 08:07撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
清水平にて初めてのシノーシューを装着。
超軽量1.3kgのアトラスヘリウム。
2021年12月27日 08:24撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
超軽量1.3kgのアトラスヘリウム。
最初は快調だったが、次第に足取りが鈍くなる。
2021年12月27日 10:00撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
最初は快調だったが、次第に足取りが鈍くなる。
段々と積雪が増える。
2021年12月27日 10:00撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
段々と積雪が増える。
20cm以上潜り、スノーシューでも辛い。
2021年12月27日 11:36撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
20cm以上潜り、スノーシューでも辛い。
1
積雪が柔らかく、1歩進んでも半歩戻るので、全然前に進まない。
2021年12月27日 13:30撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
積雪が柔らかく、1歩進んでも半歩戻るので、全然前に進まない。
千枚小屋前、早朝の富士山。
訳合って、今回は此処から下山l
2021年12月28日 06:24撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
千枚小屋前、早朝の富士山。
訳合って、今回は此処から下山l
2
行きのトレースも昨日夜の風雪ですっかり消えているが、下りは楽だ。
2021年12月28日 07:11撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
行きのトレースも昨日夜の風雪ですっかり消えているが、下りは楽だ。
こんなにいい天気。
でも風は30m以上の突風の予報。
2021年12月28日 08:39撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
こんなにいい天気。
でも風は30m以上の突風の予報。
2
戻ると林道にタイヤの跡が。
まさか、ここまで車が来るとは思いませんでしたが、端に設営してよかった。
2021年12月28日 11:26撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
戻ると林道にタイヤの跡が。
まさか、ここまで車が来るとは思いませんでしたが、端に設営してよかった。
1

感想/記録

2年前に同じルートで悪沢を目指したが、またしてもだめだった。
長い林道歩き、そしてだらだらと長い尾根、まずだれもが行来たがらないだろうが、なぜか興味を惹かれてしまう。
長い林道もリニアの工事のため、5割程度は舗装され、まあ歩きやすくなったし、なにより自転車向きのコースだ。
さて今回は色々とアクシデントがあった。
・まず井川ダムまでのアプローチの道路が20:00以降通行止めのため、大きく迂回。帰りは年末で工事はしていなと思いナビに従い下ると通行止め。夜道を戻る事40分かかってしまう。南の南部のアプローチの悪さを実感。
・林道を歩いていると、ザックにつららが出来ており、platypusの漏水を発見。これは予備のplatypsuに移し事なきを得る。
・今回WorkmanーPlusで購入した防寒防水防風手袋を装着。何時もは、インナー手袋にオーバーグローブの2重にするが、森林限界(千枚小屋までお試しで使ったが、これが大失敗。大寒波ではあったが、風もない状況で指先が凍傷となる。特に、右手中指が水膨れで重症で今キーボートを叩くのも辛い。以前にも何度か掛かったが、こんな酷いのは初めてだ。年のせいもあるのかな。
・予想以上の深雪で清水平からはスノーシューを装着。意気揚々とあるき出す。わかんよりはかなりラッセルは楽だと期待したが、それ以上に雪が深く、そしてさらさら。そんな状態だとちょっとした勾配でも、一歩進んでも半歩戻るの繰り返しで前に進まない。ログを見ると6km歩くのに10時間を要した。
・ようやくたどり着いた千枚小屋。冬季小屋の2Fへの階段を上がり、ドアを開けようとしたが、なんと施錠してあるではないか。何度か試したが諦める。踊り場の看板をよく見ると、冬季小屋は反対側に矢印がある。
だが、そちらの建物も施錠してある。致し方なく、小屋脇でビバークする。こんな時に限り風雪が強く感じるが、思いの外熟睡できる。シュラフとダウンジャケットに助けられる。
・下りはトレースバッチリで楽勝と思いきや、前夜の風雪でトレースは殆ど無し。12:00位にはと思っていた滝見橋到着は14:30に。椹島泊まりが迷ったが、沼平まで直帰する。
・途中から、指先凍傷の影響でベルトの開閉が容易でない事に気づく。
・こんな低山で風がないとところでも、装備選びは慎重にせねばと思い知る。
.林道に出たところで水3lを捨てようとしたが、凍結で破棄できず。そのまま沼の平ゲートまで重荷を背負う。
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