今年もラッセルに疲れ千枚小屋で引き返す。


- GPS
- 32:20
- 距離
- 55.5km
- 登り
- 4,703m
- 下り
- 4,691m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:01
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:44
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:53
油断大敵。
天候 | 晴れ 寒気、風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
このため、大きく迂回。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千枚冬季小屋の扉があかず、極寒の中小屋脇でビバーク。 2年前に使った時は簡単に開いたので鍵がかかっていたと思う。 何度か試しましたがだめでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 今回使用した手袋は防水性があり春山にはいいだろうが、指先の自由がないため、厳寒期は凍傷になる。 |
感想
2年前に同じルートで悪沢を目指したが、またしてもだめだった。
長い林道歩き、そしてだらだらと長い尾根、まずだれもが行来たがらないだろうが、なぜか興味を惹かれてしまう。
長い林道もリニアの工事のため、5割程度は舗装され、まあ歩きやすくなったし、なにより自転車向きのコースだ。
さて今回は色々とアクシデントがあった。
・まず井川ダムまでのアプローチの道路が20:00以降通行止めのため、大きく迂回。帰りは年末で工事はしていなと思いナビに従い下ると通行止め。夜道を戻る事40分かかってしまう。南の南部のアプローチの悪さを実感。
・林道を歩いていると、ザックにつららが出来ており、platypusの漏水を発見。これは予備のplatypsuに移し事なきを得る。
・今回WorkmanーPlusで購入した防寒防水防風手袋を装着。何時もは、インナー手袋にオーバーグローブの2重にするが、森林限界(千枚小屋までお試しで使ったが、これが大失敗。大寒波ではあったが、風もない状況で指先が凍傷となる。特に、右手中指が水膨れで重症で今キーボートを叩くのも辛い。以前にも何度か掛かったが、こんな酷いのは初めてだ。年のせいもあるのかな。
・予想以上の深雪で清水平からはスノーシューを装着。意気揚々とあるき出す。わかんよりはかなりラッセルは楽だと期待したが、それ以上に雪が深く、そしてさらさら。そんな状態だとちょっとした勾配でも、一歩進んでも半歩戻るの繰り返しで前に進まない。ログを見ると6km歩くのに10時間を要した。
・ようやくたどり着いた千枚小屋。冬季小屋の2Fへの階段を上がり、ドアを開けようとしたが、なんと施錠してあるではないか。何度か試したが諦める。踊り場の看板をよく見ると、冬季小屋は反対側に矢印がある。
だが、そちらの建物も施錠してある。致し方なく、小屋脇でビバークする。こんな時に限り風雪が強く感じるが、思いの外熟睡できる。シュラフとダウンジャケットに助けられる。
・下りはトレースバッチリで楽勝と思いきや、前夜の風雪でトレースは殆ど無し。12:00位にはと思っていた滝見橋到着は14:30に。椹島泊まりが迷ったが、沼平まで直帰する。
・途中から、指先凍傷の影響でベルトの開閉が容易でない事に気づく。
・こんな低山で風がないとところでも、装備選びは慎重にせねばと思い知る。
.林道に出たところで水3lを捨てようとしたが、凍結で破棄できず。そのまま沼の平ゲートまで重荷を背負う。
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