記録ID: 3869635
全員に公開
ハイキング
関東
大山街道 田村道（大山ケーブルBS→四ツ谷交差点→藤沢駅）
2021年12月29日(水) [日帰り]
faroe
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:22
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 15m
- 下り
- 304m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
Out:JR藤沢駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
江戸の大衆の娯楽の一つ寺社巡り。 相州大山への大山巡りはその代表です。 大山の場合は、通行手形が必要なく、3泊4日程度と比較的短時間で行えたので、人気がありました。 大山阿夫利神社が男神を祀るため、方参りではいけないと、女神を祀る神社への参詣も一緒に行うようになりました。 その組み合わせに選ばれたのが、江の島の江島神社の弁財天です。 そうして、大山阿夫利神社、江島神社を組み合わせた旅行が流行したわけです。 大山から江の島へ向かうためのルートとして利用されたのが、今回歩いた「田村道」です。 大山から南東方向へ向かい、田村の渡しで相模川を渡ります。 その後は東へ進んで、藤沢宿の手前、四ツ谷で東海道へ合流しました。 （藤沢宿から江の島へは江の島道） このルートの楽しみはだんだん小さくなりつつも美麗な山容を見せる大山を何度も何度も振り返りながら確認することです。 富士山も見えますが、やはりこの区間の主役は大山でしょう。 そして、大山から下り坂の途中の三の鳥居、伊勢原の手前の二の鳥居、四ツ谷の一の鳥居と、3つの鳥居全てが残っているということでしょう。 いずれの鳥居とも、道路をまたぐ形で存在していましたので、奇跡とも言えます。（二の鳥居は移設されています） 伊勢原インターを過ぎると、大きな起伏はなくなります。 ただ、自然堤防を何本も横切っていく田村道は、微妙なアップダウンを繰り返していきます。 地形大好きなみなさんは、起伏も楽しんでみてください。 ＜雑感＞ ・大山ケーブルBS→石倉橋 急な下りがあります。 2か所、旧道痕があります。 道が狭いので車に注意。 ・石倉橋→伊勢原IC 基本平坦ですが、伊勢原駅から少し起伏が出ます。 伊勢原駅の観光案内書には立ち寄りたいところ。 ・伊勢原IC→上川橋 渋田川の土手から振り返る大山は最高です。 ・上川橋→四ツ谷 細かい起伏が続く、地形マニア向け区間です。 道が狭く、歩道がない区間が続きますので、ご注意。 一の鳥居が見えると感激ものです。 ・四ツ谷→藤沢駅 基本道なりですが、旧道が2か所あります。 |
| その他周辺情報 | コンビニ、自販機は適宜あります。 伊勢原駅から寒川間は少し薄めです。 公衆トイレは、大山ケーブルBSや大山駅BS、伊勢原駅周辺などです。 |
写真
拍手
きょうも大山ケーブルバス停からですが、きょうは降りていきます。
大山山頂の雲がとれたら白くなっていました。
霧氷がついたようです。
霧氷がついたようです。
千歳橋
ここも右手に旧道痕ですね。
登りの時は気づかなかったなぁ。
ここも右手に旧道痕ですね。
登りの時は気づかなかったなぁ。
比比田神社大山阿夫利神社の祭神大山祇命の娘、木花咲耶姫命が祭神。
大山参りの際には、一緒に参拝する人でにぎわたそうです。
娘＝女神なんだから、ここでもよかったんじゃ・・・と思わないではない。
12/29 9:35
比比田神社
大山阿夫利神社の祭神大山祇命の娘、木花咲耶姫命が祭神。
大山参りの際には、一緒に参拝する人でにぎわたそうです。
娘＝女神なんだから、ここでもよかったんじゃ・・・と思わないではない。
大山阿夫利神社の祭神大山祇命の娘、木花咲耶姫命が祭神。
大山参りの際には、一緒に参拝する人でにぎわたそうです。
娘＝女神なんだから、ここでもよかったんじゃ・・・と思わないではない。
石倉橋交差点の南側。
ここで青山道を分けます。
田村道はもう一本西側だったんですが、辿りにくいので、現道で行きます。
ここで青山道を分けます。
田村道はもう一本西側だったんですが、辿りにくいので、現道で行きます。
石屋さんのこういう石を見ると、大山講のための石なのかな、と思ったりします。
大山阿夫利神社二の鳥居。
左手に確かに旧道のようなスペースが見られますね。
左手に確かに旧道のようなスペースが見られますね。
今は神社の前からは高速の壁しか見えません。
（少し下がれば見えてきます）
（少し下がれば見えてきます）
甘太郎焼きをいただきました。
140円。
甘くて暖かくておいしかった！
大判焼きとか、お焼きとか、回転焼きとか言いますよね。
140円。
甘くて暖かくておいしかった！
大判焼きとか、お焼きとか、回転焼きとか言いますよね。
伊勢原駅に突き当たりますので、駅の中を通過して南側に出ます。
駅の中に観光協会のお店に立ち寄ってみてください。
駅の中に観光協会のお店に立ち寄ってみてください。
反対側、そうてつROSENとパチンコ屋さんの間の道を南下します。
ここに公衆トイレがあります。
ここに公衆トイレがあります。
大山道標
右 日向道
左 大山道
右の日向道は日向薬師への道です。
これも歩きたいんですよね。
右 日向道
左 大山道
右の日向道は日向薬師への道です。
これも歩きたいんですよね。
平塚市に入る手前で、左手の渋田川の土手に上がります。
平間入口バス停が目印。
平間入口バス停が目印。
土手から振り返る大山は、優美です。
高さがもう500mほどあったら、百名山に選ばれていたんでしょうねぇ。
高さがもう500mほどあったら、百名山に選ばれていたんでしょうねぇ。
井筒屋さん
たむら渡し最中を購入しました。
甘くておいしかったです。
たむら渡し最中を購入しました。
甘くておいしかったです。
田村の渡場跡
ここで相模川を渡りました。
田村は宿場として栄えたそうです。
ここで相模川を渡りました。
田村は宿場として栄えたそうです。
八角広場
相模線の寒川駅から支線がここまで伸びており、ここに西寒川駅がありました。
相模線の寒川駅から支線がここまで伸びており、ここに西寒川駅がありました。
寒川町一之宮の「増田屋」さんでお昼。かつ丼弁当。
午前中は好調でしたので、このまま四ツ谷まで行くことにしました。
（当初はこの先すぐの香川駅までの予定でした）
12/29 13:19
寒川町一之宮の「増田屋」さんでお昼。
かつ丼弁当。
午前中は好調でしたので、このまま四ツ谷まで行くことにしました。
（当初はこの先すぐの香川駅までの予定でした）
かつ丼弁当。
午前中は好調でしたので、このまま四ツ谷まで行くことにしました。
（当初はこの先すぐの香川駅までの予定でした）
梶原景時館跡
梶原一族は、この辺りに広大な屋敷を構えていたそうです。
梶原一族は、この辺りに広大な屋敷を構えていたそうです。
災害伝承碑
大震災紀念碑ですから、関東大震災ですね。
湘南地区は揺れと津波で大きな被害が出ました。
大震災紀念碑ですから、関東大震災ですね。
湘南地区は揺れと津波で大きな被害が出ました。
ここは直進です。
このあと道が狭くなっていきますが、車は遠慮なく入ってきます。
このあと道が狭くなっていきますが、車は遠慮なく入ってきます。
熊野神社
大岡忠助の父親が本殿を建立したそうです。
（現在のものではありません）
大岡忠助の父親が本殿を建立したそうです。
（現在のものではありません）
茅ヶ崎市の広報キャラクター
ちがさ貴族 えぼし麻呂
波の精霊 ミーナ
だそうな
ちがさ貴族 えぼし麻呂
波の精霊 ミーナ
だそうな
自然堤防が何回も出てくるため、そのたびに小さな起伏があります。気にならないといえば気になりませんが、地形マニア垂涎の地域です。
12/29 15:01
自然堤防が何回も出てくるため、そのたびに小さな起伏があります。
気にならないといえば気になりませんが、地形マニア垂涎の地域です。
気にならないといえば気になりませんが、地形マニア垂涎の地域です。
松林村役場跡明治22年
赤羽根、室田、菱沼、小和田、�眦帖�甘沼、香川の7村の合併で発足
明治44年
松林、鶴嶺、茅ヶ崎の3村合併で茅ヶ崎町発足
12/29 15:05
松林村役場跡
明治22年
赤羽根、室田、菱沼、小和田、�眦帖�甘沼、香川の7村の合併で発足
明治44年
松林、鶴嶺、茅ヶ崎の3村合併で茅ヶ崎町発足
明治22年
赤羽根、室田、菱沼、小和田、�眦帖�甘沼、香川の7村の合併で発足
明治44年
松林、鶴嶺、茅ヶ崎の3村合併で茅ヶ崎町発足
幸福寿司
旧道は南側（行き過ぎた後なので、この写真では左側）のようです。
最初は北側を来てしまい、戻ってやり直しました。
旧道は南側（行き過ぎた後なので、この写真では左側）のようです。
最初は北側を来てしまい、戻ってやり直しました。
直進します。
横断歩道は交差点のど真ん中を通りますので、車に気を付けて。
横断歩道は交差点のど真ん中を通りますので、車に気を付けて。
江の島に向かっているというストーリーですから、東海道も旧道を行きますよ。
左へ。
左へ。
遊行寺の前で東海道から江の島道が分岐しますので、ここまでにします。
本来ここには江島神社の一の鳥居があったはずですが、今はなく、道標が移設されています。
感想
大山道から帰る途中に江の島に立ち寄る、というストーリーですので、今回は大山から下がっていきました。
美しい大山の景色に心癒され、三つの鳥居に感動しました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：374人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する