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Yamareco

記録ID: 386982
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

大菩薩峠(小菅日向沢からピストン)トレース無し

2013年12月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:35
距離
14.7km
登り
1,212m
下り
1,214m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:05駐車場(小菅)-7:25日向沢登山口-10:10フルコンバ-11:45大菩薩峠(介山荘)
天候 快晴 山頂付近強風
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口近くの駐車場(無料)利用
コース状況/
危険箇所等
登山口で数センチの雪
大菩薩峠付近は腿までの雪
山頂の稜線は強風と寒さのため長時間留まるのは危険だと思いました。
歩き続けなければ動けなくなりそうでした。
登山口から徒歩10分程の駐車場利用。
他の車はいません。
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
12/29 9:43
登山口から徒歩10分程の駐車場利用。
他の車はいません。
登山口
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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登山口
登山口まで歩いた林道の様子
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
12/29 9:43
登山口まで歩いた林道の様子
空が青くてきれい。この色がたまらない。
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:43
空が青くてきれい。この色がたまらない。
下の方は数日前と思われるトレースがありました。
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:43
下の方は数日前と思われるトレースがありました。
1時間半位登ったところでトレースが見えなくなりました。動物(たぶん鹿)のトレースに少し助けられました。
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:43
1時間半位登ったところでトレースが見えなくなりました。動物(たぶん鹿)のトレースに少し助けられました。
転倒しないように慎重に通過しました。
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:43
転倒しないように慎重に通過しました。
フルコンバに到着。雪は膝下位
2013年12月29日 09:43撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:43
フルコンバに到着。雪は膝下位
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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なぜか林が途切れ少し開けたところです。
雪崩が発生する程の斜面とは思えませんが一応気をつけました。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
なぜか林が途切れ少し開けたところです。
雪崩が発生する程の斜面とは思えませんが一応気をつけました。
大菩薩峠まで100m位のところです。
ストックが110〜120cm位だと思いますから雪は50〜80cm位ありそうです。疲れました。
しかも稜線から雪が舞っていて寒いです。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
12/29 9:44
大菩薩峠まで100m位のところです。
ストックが110〜120cm位だと思いますから雪は50〜80cm位ありそうです。疲れました。
しかも稜線から雪が舞っていて寒いです。
介山荘に着きました。
もの凄い風です。寒〜い!!
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
介山荘に着きました。
もの凄い風です。寒〜い!!
ここが本日の目的地となりました。
12時になってしまい、帰りの時間に余裕をもたせるには山頂までの往復は無理だと判断しました。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
ここが本日の目的地となりました。
12時になってしまい、帰りの時間に余裕をもたせるには山頂までの往復は無理だと判断しました。
写真ではよくわかりませんがかなり寒いです。
数分前に山小屋で会った登山者のトレースは大半消えています。風が雪を動かしているのです。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
写真ではよくわかりませんがかなり寒いです。
数分前に山小屋で会った登山者のトレースは大半消えています。風が雪を動かしているのです。
何度来てもいい風景です。
オーバーグローブを装着するとカメラが操作できないし、フリース手袋だけだと手が冷えてしまい撮影は困難でした。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
何度来てもいい風景です。
オーバーグローブを装着するとカメラが操作できないし、フリース手袋だけだと手が冷えてしまい撮影は困難でした。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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賽の河原。
ここで引き返すことにしました。
帰りは自分のトレースも消えかけていました。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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賽の河原。
ここで引き返すことにしました。
帰りは自分のトレースも消えかけていました。
帰りにもう一枚撮影しました。
少し風が弱まった感じがしました。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
帰りにもう一枚撮影しました。
少し風が弱まった感じがしました。
帰りは自分のトレースがあるから楽です。
最後まで自分のトレース以外はありませんでした。
2013年12月29日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
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12/29 9:44
帰りは自分のトレースがあるから楽です。
最後まで自分のトレース以外はありませんでした。
撮影機器:

感想

前回丸川峠方面から大菩薩嶺まで行ったのに、時間と根性切れで大菩薩峠を
エスケープして唐松尾根から下山してしまいました。
今回その心残りを解消しようと再度大菩薩を目指しました。

前回と同じルートでは面白くないので小菅(日向沢)から登ってみました。
人気の大菩薩ですから一番乗りしてトレースのない新雪を歩きたいと思い、
張り切って薄暗い7時には登山口の駐車場に到着していました。

誰もいない駐車場に満足しながら登りはじめました。
最初は雪が思ったより少なく、数日前のトレースがあって安心しました。
でもちょっと残念だな、と思っていました。

登っていくと徐々に雪は深くなり、半分ほどから上は全くトレースがありません。
山頂までまだ相当あり、長い距離をトレースを付けるのは初めてでしたから、
とても嬉しくワクワクしながら最後まで楽しく挑戦できました。

山頂付近では膝を超える雪に梃子摺りました。
地図上で約3時間の行程に4時間強の時間を費やしてしまい、大菩薩峠に到着
したのは昼になってしまいました。

稜線上は下から雪が舞っていて、寒さと強風で長時間いられるようなところで
はありません。写真を撮影したあと、つま先が冷えてきたので非難小屋で
保温材入りのパンツに履き替えました。
非難小屋でパンとおにぎりと大好きなコーヒーを沸かして30分ほど休憩
しました。おにぎりは凍らないように水筒とカイロと一緒に積めておきました。

大菩薩嶺の山頂まで行くつもりでしたが、往復2時間と下山にかかる時間を
考えると、体力的にはまだ行ける自信はあったのですが、撤退を決めました。
時間に余裕がない状況でこの強風と寒さの中で歩くのは危険だと判断して、
前回に続きまたエスケープでしたが、よい判断だったと思います。

折角なので写真だけ撮影しようと賽の河原まで往復しました。
稜線上の寒さは半端ではなく、フリース手袋で撮影している手が数分で悴んで
しまいます。オーバーグローブを装着すれば問題ありませんでしたが、今度は
カメラのボタン操作が困難でシャッターを切るのが精一杯でピントや露出など
考えていられませんでした。

非難小屋で会った登山者の方が数分前に歩いたはずのトレースは風で雪が
動いて消えかけていました。ちょっと怖くなるような強風と寒さでした。
もしこの場所で歩けなくなったら間違いなく死ぬだろうなっと思いました。

寒さと引き換えに富士山や甲府の盆地が素晴らしい眺めで来てよかったと
思いました。

帰りは休憩を入れて2時間強で余裕をもって無事下山できました。
また予定の山頂を断念したのが少し心残りでしたが、雪山登山2年目の自分
としては本当によい経験になり、十分満足できました。

大菩薩の非難小屋で二人の登山者に会いましたが、小菅までのルート中は
最後まで誰にも会いませんでした。
危険もなくよいコースですからトレースを付けてみたい方にはお勧めですけど、
私のような単独行には少し危険だったかもしれません。
大人気の大菩薩でも裏ルートは気をつけないといけませんね。



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