はあて舞う、いつもの神成山で山納め。
- GPS
- 02:11
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 266m
- 下り
- 273m
コースタイム
天候 | 曇り、のち晴れ、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神成山は断崖絶壁のキワを歩く場所があるうえに、脆い砂礫で登山道は滑りやすいです。足下には注意して歩きましょう。神成城跡近くに咲く白いヤブツバキはまだ蕾、早春に咲く山中のシュンランは蕾も当然なく、麓のオキナグサは跡形もありませんでした。鳥たちはジョウビタキの雄やメジロの群れ、セキレイ、ツグミなどが見られました。なお、トイレは宮崎公園、新堀公民館(大サボテンの家近く)、宇芸神社にあります。 |
その他周辺情報 | 富岡西中の下にあるカントリーダイニングまあむ、がオススメです。日曜日は営業なし、昼は午後3時までの時間限定なので、都合を合わせて訪れるといいかもしれません。本コースの徒歩圏内には上野国一宮の貫前神社あり、初詣にちゃんとした神社を参拝したい方はぜひ。 |
写真
感想
年末は特番三昧、BSでは伊藤新道復活に挑む三俣山荘の若主人や、グレートトラバース3の完結編に登行意欲が高まりました。(個人的には「決戦!大坂の陣」で戦を主導した新しい豊臣秀頼像も新鮮でした)ということで、いつもの神成山です(汗)
年末年始は大寒波襲来予報、晴れマークの大晦日も午前中は気難しそうなどんより雲。昼頃に明るくなったのを見届け、自分の中で訪問回数が1、2を争う神成山へ。寒風の大晦日に訪れる人は少なく、すれ違ったのはたった1組だけ、静かな山行です。
歩き出しから北風が猛烈に冷たく、中綿入ったアウターを着たままでちょうどいい感じ。それでも歩き出すと体が温まり、日差しも戻ってきたら快適な温度に。冬でも雪の少ない西上州ですが、ヤセ尾根から見渡す峰々はしっかりと雪が付いていました。
そうこうしていると俄に暗雲が垂れ込め、視界が一気に悪くなります。信州の方から流されてきた風花(群馬県西部では「はあて」と言います)が雪のように降りだしますが、こな〜ゆき♪とレミオロメンの歌を歌いながら、元気にやり過ごしました。
ザレた急坂を注意深く下山したら麓の姫街道は別天地、北風を険しい崖が遮断してくれる賜物です。気の早い水仙や蝋梅を愛で、飛び交う鳥たちの囀りに耳を澄まします。新年を迎える準備が整う神社では、いよいよ一年が終わるのを実感しました。
振り返れば昨年からコロナに振り回された一年、足下で増えつつある変異株も入れれば足かけ3年にもなります。それでも意外と長く平穏な時期もあったし、新株は重症化しづらい説も。来年こそはトンネルの先が見える年となることを祈りたいですね。
コメント
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題名の「はあて舞う」嬉しいです♪
>風花(群馬県西部では「はあて」と言います)
ありがとうございます(サンキューです)♪栃木県に嫁いでも、どっぷり西上州の方言を使い続けています(笑)
はあてかあ、風が冷たく、冷えたのでしょうね。今日は、特に凍みましたね。私は前日光方面の山へ歩き納めに行ってまいりましたが、山全体が冷凍庫の様でした。下仁田も同じでしょうか、日が差していた分、いくらか良かったでしょうか。中綿入りアウターを着たままだったとのこと、やはり凍てついた空気だったのだろうと思いました。
毎回、yamaonseさんの記録を楽しく拝読いたしました。来年も興味深い記録の配信を楽しみにしております。
もうすぐ新年、群馬は冷えますから、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
今年も、ありがとうございました。
今年も残すとこ、あと数時間ですね。
登り納め、お疲れ様でした。
はあて舞うってなんのことなのかって思ったら、風花のことなんですね。
地域の言葉ってなんだかほっこりします。
今年もヤマレコで交流していただいて、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
『はあて舞う』、いい響きですね。
我が地方では普通に『風花』、年寄りは『風っ花』なんて呼んでますね。
ちょうど2時頃でしょうか。こちらでも奥多摩を越えた雪雲で少し舞いました。
今年最後は神成山でしたか〜。オキナグサ咲く頃もいい所ですが、寒風吹きすさむこの時期も稜線を外れると陽だまりハイクできる場所なんですね。
またぶらっと歩きたくなりました。
今年も、全国津々浦々興味深いレコ発信していただきありごとうございました。
あの山、この山、そしてあの街、この街。いつか訪れたいなぁ〜。
来年もよろしくお願いいたします
さて神成山、混んでるところがそもそも嫌いな自分にぴったりの静かな山行が楽しめました。ちょっと前の紅葉の時期も素晴らしいレコがあがってたし、初夏にはウチョウランも咲くようです。ちょっと前からはキンランの時期に行き始めましたが、何度行ってもいい山は別の季節もなにかしらの見所があったりしますね。
コロナ禍の一年、今年はようやくタイミング見計らえば遠出ができなくもない、ということが分かった年となりました。時間はあっても金と体力が心配な年代に突入し始めましたが、全国津々浦々、あのこの山、あのこの町を訪問できるよう、先輩方見習って計画的に過ごしたいです。来年もご指南、どうぞよろしくです(^^)
本年もよろしくね♪
のんびりとテクテクの〆がいい感じ♪
今年も美味しい物に遠征と、楽しみデスね♪
新年おめでとうございます!
元旦ニューイヤー駅伝、2日目箱根駅伝往路、テレビ観戦だけなのに何故か忙しい正月を迎え、やっとyamaonseさんのレコにご挨拶が出来ます!
本年もよろしくお願いいたします!
風、冷たくて寒いのでしょう?
高崎友人は寒くて駅伝を見るのに近くの高崎市役所でさえ行けないわと連絡がきましたよ。
もう水仙もロウバイも咲いているのですね、
でも同時に風花も舞っているなんて、暖かいものに、ひときわ有り難みを感じそうです。
エイヤって起きて出掛ければ楽しい事はわかっているのに寒いのは苦手ですブルブル。
そんな寒い日だった大晦日、風花は一瞬視界が白くなるくらい強く飛んできました。かざはな、と言えばどこからともなく飛んでくる儚いイメージですが、ほとんど粉雪な状態でした。吹き付ける乾いた風が痛いくらいなのに、崖が風除けになって姫街道は花盛りで鳥たちの楽園でした。早起きすれば湯気立つ川面で白鳥飛来図、朝焼けの雪面とかも拝める環境に居ながら、寒いの(というか早起き・汗)苦手じゃしようがないですね(^^;
神成山は2年前の春にオキナを求めて訪ねたのですが、残念ながら山では会えませんでした。が南蛇井駅の線路の中に沢山咲いていてビックリ⁉️しました。大サボテンには間に合いました。その先の道標の「妙義道」の上が読めなかったのですが「丹生」だったのですね。それから赤い双体道祖神も悪戯かなと驚きましたが、ベンガラ塗にそのような意味があったのですね。そう言えば松本に子供達が極彩色に塗る道祖神がありました。
それから私が言うの僭越なのですが、9番の石碑はその時「御嶽座王大権現」だと思ったのですが如何でしょうか。
そうそう翁の由縁はあの長いお髭からきていたのですね。お花の写真とてもお上手なので大変勉強になります。それでは失礼します。
gdohan
座王は蔵王のことだけど、普寛上人は使い分けてたらしいとか、榛名や西上州の修験道との関わりはどんなだったんだろ、とか、いにしえのことに思いをはせると興味が尽きません。道標も奥が深いし、同好の方たちで歩けば難解な崩し字も読めちゃったりして、新しい発見がありそう。道祖神を赤くするのは信州へ続く道ならではなのかも。地域による微妙な違いを見つけるのは面白いですよね。
花に関しては、山中の翁草は環境が合わずに絶えてしまいました。それでいて南蛇井駅や麓の民家や畑の周りには元気なのが残っていて微笑ましくなります。居心地がよければ放っておいても健気に育つんでしょうね。伐採された大サボテンも新芽が育ちつつあるし、河津桜も古代蓮の沼の周りで咲き出します。今月下旬にはまた偵察予定、早春の里山歩きはホッコリできていいですね。
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