茶臼岳→剣が峰→朝日岳→三本槍岳よくばりセット

2022年01月02日(日) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,293m
• 下り: 1,293m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:06

距離 15.7km 登り 1,296m 下り 1,293m

6:29 大丸駐車場
6:55 6:57 那須ロープウェイ山麓駅
7:27 峠の茶屋駐車場
7:32 7:35 登山指導所・登山ポスト
7:52 7:54 中の茶屋跡
8:16 8:20 峰の茶屋跡避難小屋
8:22 硫黄鉱山跡
8:43 お釜口
8:46 山頂口
9:01 那須岳
9:22 お釜口
9:35 硫黄鉱山跡
9:39 9:40 峰の茶屋跡避難小屋
9:53 10:05 剣が峰
10:10 恵比寿大黒
10:35 10:36 朝日の肩
10:50 10:52 朝日岳
10:57 朝日の肩
11:09 熊見曽根
11:15 1900m峰
11:27 11:29 清水平
11:41 11:42 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:14 12:30 三本槍岳
12:52 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
13:03 清水平
13:25 13:28 1900m峰
13:32 熊見曽根
13:40 朝日の肩
14:04 恵比寿大黒
14:21 14:28 剣が峰
14:38 14:39 峰の茶屋跡避難小屋
14:50 14:51 中の茶屋跡
14:59 15:01 登山指導所・登山ポスト
15:04 15:11 峠の茶屋駐車場
15:19 15:20 那須ロープウェイ山麓駅
15:28 15:35 大丸駐車場
15:35 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大丸駐車場。那須ICにAM5:00頃到着、駐車場までは路面が凍結。スタッドレスでも不安

コース状況／危険箇所等

剣が峰のトラバースは夏道が見えず、登った方が無難か。
三本槍岳までは雪深し。ワカンでも踏み抜きます

写真

1/2 6:20

出発します。登山者もちらほら

1/2 6:33

冬道を突っ切る。未明組のトレースをいただきます

1/2 6:54

陽が昇る

1/2 7:00

橙色に染められてゆく山肌

1/2 7:00

ロープウェイ乗り場へ

1/2 7:07

振り返ると太陽。背中が暖かい

1/2 7:12

峠の茶屋駐車場の謎トレース

1/2 7:14

なぜかやってない

1/2 7:34

なんとかくぐれました。ガスってるからと帰っていく方もいましたが、今日はこれから快晴の予報なのでガンガン登ります

1/2 7:51

たぶんこのへんに茶臼岳

1/2 7:53

中の茶屋跡。ふかふかの雪もこの辺でおしまい

1/2 8:03

だらだら進む

1/2 8:08

避難小屋まであと少し

1/2 8:08

浅間山を思い出す岩肌

1/2 8:16

避難小屋到着！

1/2 8:19

入る前に力尽きそう

1/2 8:19

きれいなハート、どうやってつくるんだろ

1/2 8:27

茶臼岳に向か中腹より振り返る

1/2 8:28

さっき先行者がいて神みたいになってました(撮り損ね)

1/2 8:32

地獄かな？

1/2 8:38

晴れてきたけど風が強い！

1/2 8:38

もうすぐ山頂、妙に青い

1/2 8:51

つきました〜

1/2 8:54

今日の安全を祈ります

1/2 8:55

このタイミングだけガスってましたが

1/2 9:05

お鉢回り

1/2 9:05

お鉢の逆から見た山頂

1/2 9:09

ビューリフォー……

1/2 9:21

さすが那須、麓も雪だらけ

1/2 9:22

サンゴみたいだ

1/2 9:38

茶臼岳を下山し剣が峰へ。こう見ると丸っこいけど、登ると鋭さを感じる

1/2 9:42

迂回路も見当たらないので直登。今日随一の急登

1/2 9:48

剣が峰中腹から茶臼岳を振り返る。人が増えてきました

1/2 9:54

剣が峰登頂。寒くないですか？

1/2 9:55

剣が峰より西を臨めば、男体山・日光白根・燧ケ岳。

1/2 10:02

剣が峰を降りようとするとデカい岩が邪魔をする

1/2 10:09

どこ歩けばええんじゃい

1/2 10:14

ステゴサウルスみたいな尾根

1/2 10:22

この向こうに朝日岳

1/2 10:27

ところどころ鎖は雪の中へ。慎重に

1/2 10:28

落ちたらおしまい

1/2 10:33

トラバース後はきつい坂

1/2 10:34

あとはさくっと登るだけ

1/2 10:44

クライミングはここから登ってくるのかな？

1/2 10:46

もうすぐ山頂

1/2 10:48

撮っていただきました

1/2 10:51

これから行く1900m峰、その奥にはゴール、三本槍岳。

1/2 10:51

ちっちゃな鳥居

1/2 10:53

どーんと

1/2 11:03

熊見曽根は岩だらけ

1/2 11:07

朝日(1896m)←　→茶臼(1915m)
標高差19mが分かる……か？

1/2 11:08

隠居倉方面には温泉もあるそうで

1/2 11:14

海老のしっぽ

1/2 11:14

名のない峰

1/2 11:17

三本槍岳へ。ここから雪が深くワカンでも辛い

1/2 11:48

ここを上がればおしまいだけど、ちょいちょい踏み抜きます

1/2 12:12

到着。不思議と風も止み、一切音のない空間でした

1/2 12:13

福島方面には猪苗代湖と風車、奥には磐梯山や安達太良山が見える

1/2 12:14

手前から1900m峰、頭だけの朝日岳、茶臼岳もあんなに遠くに

1/2 12:14

はるか遠くに燧ケ岳

1/2 12:25

撮っていただきました　その2

1/2 12:36

それでは下山！急斜面を駆け降りるもちょいちょい足がハマる

1/2 13:00

また来ます！

1/2 14:06

帰路の剣が峰。山頂(右)ではなく、トレースもあるしトラバースルート(左)行ってみる？

1/2 14:10

けっこう怖い。トラバースするルートは分かりづらいようで、トレース付けた方も断念されてました

1/2 14:47

トラバースするルートが見えるようで見えない剣が峰

1/2 14:51

帰りは深いトレースで楽ちんでした

1/2 15:01

無事下山できました。ありがとうございました

1/2 15:32

展望台から夕陽に染まる街を見ている方がちらほら。おつかれさまでした

撮影機器：

A001SO Sony

装備

備考

三本槍まで行くならスノーシュー推奨

感想

コノハ

　正月の雪山登山は、長野や日本海側が悪天候の予報のため、天気の良さそうな茶臼岳を選択しました。恐らく年末年始最後の登山。全力で挑めるよう、本来必須ではないクッカーやカップめん、その他の嗜好品を削ぎ落し、万全の体制で出陣です。

　那須ICを降りると既に道路は凍結状態。大丸駐車場まではスタッドレスタイヤでしたが、面倒臭がらずにチェーン巻いた方が良かったかもしれません。

　既に未明出発組のトレースがあり晴天の予報もあったことから、三本槍岳まで全部登ることを決めました。
　茶臼岳に登ったころはまだガスっており風も強かったですが、お鉢回りをしているうちにガスも吹き飛び、風もゴーグル無しでなんとかなるレベルまで弱まってくれました。雪もそんなに深くなく、剣が峰、朝日岳ともに危なげなく登頂。日光連山や燧ヶ岳までバッチリ見ることができました。

　ただ、1900m峰から三本槍岳に向かうルートは雪が深い上にルートが分かりづらく、多少のトレースがあったにもかかわらず、初心者の私はコースアウトして何度も雪に足を取られてしまいました。ワカンでは踏み抜くことも多く、周囲の方はほとんどスノーシューを使っていたみたいです。那須岳は上まで行けば雪が少ないと思い込んでいたので、リサーチ不足でしたね。
　それだけに、三本槍岳から福島方面を臨む風景は、あそこまで行って初めて拝むことのできる絶景。猪苗代湖や磐梯山といった風景を見渡すこともでき、胸がいっぱいになりました。

　茶臼岳・剣が峰・朝日岳・三本槍岳と回るルートだと結構時間もかかり積雪の具合によってはかなり時間がかかるので、のんびりと風景を楽しむ登山をしたいのであれば、あまりオススメできるプランではないかもしれません。
　事実、日の入りの時間に怯え、夕陽を楽しむ余裕もなく一目散に下山してしまいました。
　茶臼岳付近ではこれから山頂で夜景を見るのだという最高にいかしたおじいさんにお会いしました。初心者の私は山頂を踏むことを目標に登山をしていますが、私ももっとたくさんの山の楽しみ方に触れたいですね。

　というわけで、年末年始最後の雪山は大満足で終えることができました。写真を撮っていただいた方、那須岳について教えてくれた方、道中お話ししてくれた方々、ありがとうございました。また来ます！

反省点
・ゴーグル持ってくるの忘れました。風強かったら大変だった
・ギブアップタイムを無視して三本槍岳に突入したのは判断として微妙。雪山は積雪状況次第で所要時間が変わり参考タイムがあてにならないので、長く楽しめると同時に安全な時間繰りの方法も身に付けないといけないなと思いました。
・スノーシュー欲しいなあ
・他の登山者の写真を撮る際、手袋外して心配されました。指の自由が利かない三本指の手袋で人様のカメラを落としたくないので素手にしたのですが、極寒の山でもなければ5本指の手袋でもいいかも。