鳥見山（桜井市外山）〜外鎌山（朝倉富士）

2022年01月03日(月) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 14.3km
• 登り: 591m
• 下り: 560m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:01

9:59 JR/近鉄桜井駅
10:24 10:31 安倍文殊院
12:13 12:25 鳥見山（桜井市外山）
13:36 13:40 外鎌山
14:00 大和朝倉駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄桜井駅
復路：近鉄大和朝倉駅

コース状況／危険箇所等

・聖林寺から鳥見山登山口のある等彌神社へは県道37号線を通っていけるが、県道は歩道のない箇所が多いので、交通量の少ない多武峰街道を通った方がよい
・鳥見山登山道は非常によく整備されている。一本道なうえ所々に案内の看板あり。危険個所無し
・舒明天皇陵から外鎌山へは分岐がいくつかあるが必ずと言っていいほど分岐には案内板があるのでそれに従って歩けば迷うことない。危険個所特になし

写真

1/3 10:23

まずは安倍文珠院に参拝

1/3 10:28

受験合格を祈願した絵馬がたくさん奉納されています

1/3 10:57

続いて聖林寺へ。聖林寺といえばフェノロサが絶賛したという国宝・十一面観音菩薩立像が有名ですが、今は観音堂改修工事のためにお目にかかることはできません。もうすぐ奈良国立博物館での特別展が始まります

1/3 11:07

以前に十一面観音菩薩立像がおさめられていたという厨子。今は西陣織の写し観音がおさめられています

1/3 11:49

鳥見山へ向かうためにまずは等彌神社へ

1/3 12:03

鳥見山登山道。よく整備されています

1/3 12:15

山頂の霊畤に到着。「霊畤」とは「まつりのにわ」を意味し、大嘗祭を行う場所をいうとのこと

1/3 12:24

鳥見山から外鎌山方面へは霊畤に向かって180度曲がる辺り、この2本の木の間を抜けていきます

1/3 12:33

ヤマレコの踏み跡が分岐している箇所。写真左端の木に「忍阪・赤尾」の文字があり、左側ルートに多数の目印テープがあったので左側ルートを選択しました

1/3 12:40

この写真の箇所に出てきました

1/3 13:01

続いて外鎌山へ。舒明天皇陵の横を通っていきます

1/3 13:15

ここから山に入っていきます。最初は少し急な坂道です

1/3 13:33

外鎌山（朝倉富士）山頂に到着

1/3 13:39

ここは西側に向いての展望が開けています。奥は二上山と葛城山系、中央右側の小さな山は耳成山、中央左は畝傍山とその手前に香久山と大和三山が全てよく見えます

感想

Kenji929

正月休み最終日。寝正月という言葉が嫌いなので今日も手軽に行ける山へと山行へ。桜井駅近くで登ったことのない鳥見山と、それだけでは物足りないので朝倉富士こと外鎌山へと行ってきました。

鳥見山に向かう前に、まずは安倍文珠院へ。ご本尊は「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文珠菩薩様です。学問・知恵の神様として有名ですのでこの時期は合格祈願の受験生がたくさん訪れます。

続いて聖林寺へ。ここは美仏として名高い国宝・十一面観音菩薩立像が有名ですが、今は観音堂の改修工事が行われており、観音様を見ることはできません。昨年には東京・上野の国立博物館で特別展が行われ、今年2月5日〜3月7日には奈良国立博物館で特別展が企画されています。

聖林寺のご本尊は子安延命地蔵菩薩という石仏。非常に大きく、穏やかな顔をされています。あまりに大きいので、この石仏が造られてから運ぶことはできず、石仏を造った場所に聖林寺が建てられたそうです。

聖林寺を後にして鳥見山登山口のある等彌神社へ。聖林寺から等彌神社へは県道沿いに北上すればいいのですが、県道は歩道がない箇所が多いため、西側の多武峰街道を歩いて向かいました。

等彌神社にお参り後、鳥見山登山道へ。ここは非常によく整備されていますし、等彌神社から20〜30分くらいで登れます。頂上の霊畤にはベンチが複数あり、その手前にもベンチが2脚ありました。展望はありませんが、お腹もすいたのでここで昼食休憩。

鳥見山から赤尾方面へ東に抜けて、外鎌山へ。ここは朝倉台の住宅地側から登るルートが一般的ですが、今日は舒明天皇陵の横を通り南側から登るルート。舒明天皇陵は最初の八角墳だそうです。鏡女王墓、大伴皇女墓と巡って向かいます。山に入る前に1か所分岐があり、左側は山にすぐに入っていく道、右側は平坦な道となっていますが、ここにも看板があり右側の平坦な道が外鎌山方面となっていましたのでそちらを選択。平坦な道ですがすぐに山道に入ります。最初は少し急な坂ですが、すぐに稜線に出ます。あとは稜線に沿って北上。途中で1か所、左側から伸びる道との三叉路があり、先の分岐で左側の道を選択したらおそらくここに出てくるのだろうなと思いましたが確認はしていません。

外鎌山頂は展望もあり広場になっています。少し休憩してから下山し、大和朝倉駅まで下りていきました。外鎌山は朝倉台側からだとあまり距離ないように見えますが、一気に150mくらい登るので実はかなり大変です。登山口（5合目）に杖が置いてあるのでそれを利用するのも良いかもしれません。