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Yamareco

記録ID: 3888641
全員に公開
山滑走
谷川・武尊

平標山(ヤカイ沢滑走)

2022年01月04日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:06
距離
9.6km
登り
1,034m
下り
1,020m

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:09
合計
4:06
6:27
6:27
38
ヤカイ沢取付きゲート
7:05
7:05
132
1300m尾根取付き
9:17
9:26
7
9:33
9:33
32
1880mヤカイ沢DP
10:05
ゴール地点
天候 吹雪
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで火打峠まで。
除雪スペースがあるので利用。
除雪の邪魔にならないように。
コース状況/
危険箇所等
◆火打峠〜ヤカイ沢入り口ゲート
・小学校の校庭をショートカット。
・車道は除雪バッチリ。
・除雪終了地点からヤカイ沢入り口までは前日のトレースの上に新雪うっすら。

◆ヤカイ沢入り口ゲート〜1300m尾根取付
・こちらも前日のトレース上に新雪が乗っている状態だったので利用させてもらった。

◆1300m尾根取付き〜1800m付近
・単独かつ雪崩リスク軽減のため尾根に取り付いた。
・場所にもよるがくるぶしからブーツラッセルが続く。
・まだ多少藪がうるさい。

◆1800m付近〜山頂
・ラッセルはなくなるがシュカブラが多いため歩きづらい。
・この日は上部強風ホワイトアウトで適宜止まりつつ視界が復活した一瞬を狙って行動する、を繰り返した。
・風速はたぶん20mくらい、ただし強弱がある風だった。

◆山頂〜1880m(スキー滑走)
・ホワイトアウトなので視界が回復したタイミングで滑走、ホワイトアウトで停止の繰り返し。
・ヤカイ沢側の藪は辛うじて見えていたので滑落リスクはほぼなかった。

◆1880m〜ヤカイ沢滑走
・山頂部の視界のないオープンバーンをやり過ごして1880m付近の藪から右俣にエントリー。
・多少藪いが滑走スペースは十分にある。むしろ快適なくらい。
・断続的に降った雪が良い感じのパウダーで滑りは最高に楽しかった。
今日は越後の名峰「平標山」へ。
火打峠からスタート。6時なのに誰もいない…
2022年01月04日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 5:59
今日は越後の名峰「平標山」へ。
火打峠からスタート。6時なのに誰もいない…
小学校の校庭をショートカットさせてもらいます
2022年01月04日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1/4 5:59
小学校の校庭をショートカットさせてもらいます
植林の間を抜けて…
2022年01月04日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 6:02
植林の間を抜けて…
車道に合流。
除雪後うっすら積雪あり。
2022年01月04日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 6:10
車道に合流。
除雪後うっすら積雪あり。
林道のゲート前からヤカイ沢方面へ。
2022年01月04日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1/4 6:27
林道のゲート前からヤカイ沢方面へ。
前日までのトレースにうっすら雪が乗っている状態。
2022年01月04日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
1/4 6:57
前日までのトレースにうっすら雪が乗っている状態。
この時はまだ少し稜線が見えていたが…どんどん降雪が激しくなっていった
2022年01月04日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1/4 6:57
この時はまだ少し稜線が見えていたが…どんどん降雪が激しくなっていった
ソロなので少しでも雪崩リスク軽減のため尾根に取り付きます
2022年01月04日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
1/4 7:07
ソロなので少しでも雪崩リスク軽減のため尾根に取り付きます
まあちょい藪。
2022年01月04日 07:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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まあちょい藪。
いや、結構藪。
2022年01月04日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 7:34
いや、結構藪。
1600m付近でようやく藪が薄くなってきた
2022年01月04日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 7:52
1600m付近でようやく藪が薄くなってきた
その代わり西風が強くなる。地吹雪すごい。
2022年01月04日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 8:17
その代わり西風が強くなる。地吹雪すごい。
1700m付近。
この辺は歩きやすかったがこの後シュカブラ地帯が出現する。
2022年01月04日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
1/4 8:42
1700m付近。
この辺は歩きやすかったがこの後シュカブラ地帯が出現する。
左がヤカイ沢。ドロップポイントを探りながら高度を上げていく。
2022年01月04日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
1/4 8:52
左がヤカイ沢。ドロップポイントを探りながら高度を上げていく。
ここからは行くなよ、といわれているよう。
まるでガードレール。
2022年01月04日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
1/4 8:52
ここからは行くなよ、といわれているよう。
まるでガードレール。
いよいよ視界がなくなってきた。
2022年01月04日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 8:52
いよいよ視界がなくなってきた。
まさにホワイトアウト。
たまに視界が復活するので「だるまさんが転んだ」のように歩けるときに歩く。
2022年01月04日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:04
まさにホワイトアウト。
たまに視界が復活するので「だるまさんが転んだ」のように歩けるときに歩く。
今日も頼りになります。
2022年01月04日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:04
今日も頼りになります。
ブッシュがあると道しるべになるので歩きやすい。
2022年01月04日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1/4 9:11
ブッシュがあると道しるべになるので歩きやすい。
なんとか登頂!
地獄2丁目の風と視界だった。
2022年01月04日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:20
なんとか登頂!
地獄2丁目の風と視界だった。
滑走モードで下山開始。
この天気ではオープンバーン〜本谷は無理なので1880m付近まで降りてドロップすることに。
2022年01月04日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:20
滑走モードで下山開始。
この天気ではオープンバーン〜本谷は無理なので1880m付近まで降りてドロップすることに。
よし、ここから行こう。
小藪を蹴散らして谷へ。
2022年01月04日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:35
よし、ここから行こう。
小藪を蹴散らして谷へ。
多少藪はあるがむしろ雪崩防止のアンカーになってくれている。最高のパウダーでした。
2022年01月04日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
1/4 9:38
多少藪はあるがむしろ雪崩防止のアンカーになってくれている。最高のパウダーでした。
登りでつけたトレースが早くも埋まりそうになっていた。
2022年01月04日 09:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 9:50
登りでつけたトレースが早くも埋まりそうになっていた。
車道に合流。
2022年01月04日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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車道に合流。
小学校の校庭をお借りする。
いいな、この小学校に通いたかった。
2022年01月04日 10:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 10:04
小学校の校庭をお借りする。
いいな、この小学校に通いたかった。
ぽつんと一軒家。
おつかれさまでした。
2022年01月04日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1/4 10:07
ぽつんと一軒家。
おつかれさまでした。

感想

年初山行3日目の今日は越後の名峰平標山へ。
夏に1度、冬に1度来ているが山スキーのメインルートであるヤカイ沢は滑ったことがない。
年末からほぼ毎日雪が降り続いて山はすっかり仕上がっているだろう。
今日も雪予報だがパウダー狙いで行くしかない。
前日のうちに沼田から三国峠を越えて火打峠を目指した。
途中の道の駅でいつものように車中泊。
ゆっくり目の朝4時に起床して現地へと向かった。

さすがに新潟は雪が多い。暗いうちから除雪車がガンガン稼働している。
除雪スペースの一画を借りて駐車。自分の車1台だけだった。
準備を済ませたらスタート。最初はヘッデンスタートだったが30分も歩くと明るくなってきた。健全な山スキーだ。
ヤカイ沢方面はトレースバッチリだった。新雪が上に載っているがノートレースからのラッセルよりははるかに楽。
1300mの尾根取付きまでトレースを利用させてもらい、そこからラッセル開始。
やっぱりラッセルした方が登ってる感があっていい。
思ったより藪が濃い、が、初冬の白山に比べれば全然マシ。
高度を上げるにつれて西風が厳しくなる。たまらず地獄装備に身を包む。
ダウン以外は全部。気持ち的にも楽になって快調に登っていく。
1800mを過ぎた頃からいよいよホワイトアウトになってきた。昨日の谷川に続き2日連続。
今日は雪庇もないので山頂まで行ける。
たまに一瞬視界が開けるタイミングがあるのでその機を逃さずに前に進む。視界がなくなったら止まる。
そう、だるまさんが転んだ。
だるまさんごっこやってたら山頂まで時間を要してしまった。
地獄装備がなかったら即撤退だったと思う。

滑走準備をしたら下山開始。
山頂からヤカイ沢のオープンバーンを経て本谷へ滑り込むのが理想だろうが、この天気では無理。
単独で雪崩リスクも高い。
やっぱり1880mの少し藪が薄くなっているところまで一段落として右俣にドロップしよう。
引き続きだるまさんを転んだを続けてなんとかエントリーポイントまで。
藪は思ったより薄くて、それでいてしっかりアンカーになってくれているので雪崩リスク的にも安心だった。
気持ちよくパウダー滑走して登りトレースに合流。あとはほぼ自動運転だった。

今日も貸し切りで良い山旅だった。今度はもう少し視界がある時に再訪したい。

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