記録ID: 3894847
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無雪期ピークハント／縦走
九州・沖縄
雲仙・普賢岳 妙見岳コース 時計回り周回
2022年01月09日(日) [日帰り]
ny1983
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:48
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 737m
- 下り
- 733m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
写真の方にも書いていますが、この駐車場に至る「仁田峠循環自動車道路」は有料かつ8:00〜18:00の間しか通れません。 かつ、反時計回りの一方通行です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■仁田峠〜妙見岳〜国見岳 凍結箇所もなく歩きやすいです。 枝が張り出しているところが多いため、頭上注意。 国見岳直下に短い鎖場あり。 ■国見岳直下〜鳩穴分かれ〜普賢岳 北西側斜面のため凍結箇所多し、注意。 アイゼン無しで行けましたが…有ったほうが吉。 ■普賢岳〜紅葉茶屋〜仁田峠 しばらく凍結箇所が散在します、鎖場もちょっとある。 傾斜は急なので特に下りは気を付けて。 紅葉茶屋をちょっと過ぎれば、もはやノーマル林道。 |
| その他周辺情報 | 特に無し。 |
写真
仁田峠から普賢岳へ登る際の注意事項として、仁田峠の開通時間があります。写真の通り、白線の道路「仁田峠循環自動車道路」は8:00〜18:00の間しか通行できません。
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仁田峠から普賢岳へ登る際の注意事項として、仁田峠の開通時間があります。
写真の通り、白線の道路「仁田峠循環自動車道路」は8:00〜18:00の間しか通行できません。
写真の通り、白線の道路「仁田峠循環自動車道路」は8:00〜18:00の間しか通行できません。
さらに仁田峠からの登山道も一部通行方向に制限があります。図の通り鳩穴分かれから霧氷沢まで一方通行です。
が…正直歩いてみて、何で一方通行なの？と感じました。
別段道が細いわけでも無いのに…
さらに仁田峠からの登山道も一部通行方向に制限があります。
図の通り鳩穴分かれから霧氷沢まで一方通行です。
が…正直歩いてみて、何で一方通行なの？と感じました。
別段道が細いわけでも無いのに…
図の通り鳩穴分かれから霧氷沢まで一方通行です。
が…正直歩いてみて、何で一方通行なの？と感じました。
別段道が細いわけでも無いのに…
登山前。仁田峠の料金所が開く前に平成新山の東側へ行ってみました。
右のピークが平成新山、左下の開けた土地が「定点」だそうです。
火砕流がこの写真だと、左下に向かって流れ落ちたらしいですね。
1/9 7:08
登山前。
仁田峠の料金所が開く前に平成新山の東側へ行ってみました。
右のピークが平成新山、左下の開けた土地が「定点」だそうです。
火砕流がこの写真だと、左下に向かって流れ落ちたらしいですね。
仁田峠の料金所が開く前に平成新山の東側へ行ってみました。
右のピークが平成新山、左下の開けた土地が「定点」だそうです。
火砕流がこの写真だと、左下に向かって流れ落ちたらしいですね。
同じ場所から東を見てみます。
有明海の向こうに熊本方面が見えるはずですが、雲が多い…
有明海の向こうに熊本方面が見えるはずですが、雲が多い…
さて、仁田峠の料金所ゲートが開いたので早速突入。料金所では寄付金を求められたので100円寄付しました。
天気はまずまずといったところか、気温0〜5℃、風殆ど無し。
道路は日陰が白くなっていてちょっとヒヤリ。
レンタカー、ノーマルタイヤなので…
1/9 8:17
さて、仁田峠の料金所ゲートが開いたので早速突入。
料金所では寄付金を求められたので100円寄付しました。
天気はまずまずといったところか、気温0〜5℃、風殆ど無し。
道路は日陰が白くなっていてちょっとヒヤリ。
レンタカー、ノーマルタイヤなので…
料金所では寄付金を求められたので100円寄付しました。
天気はまずまずといったところか、気温0〜5℃、風殆ど無し。
道路は日陰が白くなっていてちょっとヒヤリ。
レンタカー、ノーマルタイヤなので…
まずは駐車場からロープウェイの駅まで。
舗装道で数分間のウォームアップ。
舗装道で数分間のウォームアップ。
ロープウェイ駅の脇を登山道は登っていくようです。左を登ればそのまま山頂駅に、右側脇の鳥居をくぐれば紅葉茶屋の方に行きます。
ロープウェイや売店は仁田峠料金所が開くと同時に開店するようです。
駐車場の横にも売店がありますが、そっちの方のが品揃え良いかな…
山バッヂもありました。
1/9 8:19
ロープウェイ駅の脇を登山道は登っていくようです。
左を登ればそのまま山頂駅に、右側脇の鳥居をくぐれば紅葉茶屋の方に行きます。
ロープウェイや売店は仁田峠料金所が開くと同時に開店するようです。
駐車場の横にも売店がありますが、そっちの方のが品揃え良いかな…
山バッヂもありました。
左を登ればそのまま山頂駅に、右側脇の鳥居をくぐれば紅葉茶屋の方に行きます。
ロープウェイや売店は仁田峠料金所が開くと同時に開店するようです。
駐車場の横にも売店がありますが、そっちの方のが品揃え良いかな…
山バッヂもありました。
写真奥に見えているのが平成新山。
今回は妙見岳〜国見岳〜普賢岳と、時計回りルートで行きます。
今回は妙見岳〜国見岳〜普賢岳と、時計回りルートで行きます。
天気はやや曇り。
有明海から登る朝日がぼんやり反射しています。
九州は関東に比べ30分ほど、日の出が遅く日没も遅い。
有明海から登る朝日がぼんやり反射しています。
九州は関東に比べ30分ほど、日の出が遅く日没も遅い。
さてまずは、ロープウェイ沿いに登ります。
老朽化してはいるが、しっかり階段がある。
人の手は入っています。
登り200m。
老朽化してはいるが、しっかり階段がある。
人の手は入っています。
登り200m。
あっという間に山頂駅。
ロープウェイから降りてくる数名の登山者が居ました。
三連休だから、登る人も多いかな？
ロープウェイから降りてくる数名の登山者が居ました。
三連休だから、登る人も多いかな？
次は、妙見岳の神社に向かいます。
ここらは更に整備されているなぁ。
ここらは更に整備されているなぁ。
平成新山を一望出来るビューポイント。
荒々しい山容。
この後、どこまで近寄れるんだろう？
荒々しい山容。
この後、どこまで近寄れるんだろう？
妙見神社ちょっと前に、おみくじの無人販売が。
側の木にはおみくじが結び付けられていました。
側の木にはおみくじが結び付けられていました。
ちょっと行けば妙見神社。
人気はありませんがよく整備されています。
人気はありませんがよく整備されています。
RWで来れるから、手入れもしやすいんだろうね。
年季を感じさせる割には、綺麗です。
年季を感じさせる割には、綺麗です。
さてここからが本格登山…国見岳を経て、一旦鬼人谷口に下り、霧氷沢を経由して普賢岳を目指します。
あのとげとげしいのが、平成新山(1483m)、だろうか。普賢岳(1359m)より約100mほど高いはず。
恐らく手前が普賢岳で、後方のとげとげしいのが平成新山だろう。
1/9 8:49
あのとげとげしいのが、平成新山(1483m)、だろうか。
普賢岳(1359m)より約100mほど高いはず。
恐らく手前が普賢岳で、後方のとげとげしいのが平成新山だろう。
普賢岳(1359m)より約100mほど高いはず。
恐らく手前が普賢岳で、後方のとげとげしいのが平成新山だろう。
ちょっと地面が白くなってきました…
日当たり悪いし、1000m以上の高所だしね。
日当たり悪いし、1000m以上の高所だしね。
眺望が開けたので振り返ると歩いてきた妙見岳。
この山もかなり険しい山容をしているぞ。
道は平たんだったけど。
この山もかなり険しい山容をしているぞ。
道は平たんだったけど。
国見分かれ。
ここから荷物をデポして国見岳に登ります。
高低差約60mと言った所。
ここから荷物をデポして国見岳に登ります。
高低差約60mと言った所。
凍結箇所が出てきた、何とかアイゼン付けずに進みます。
置いてきちゃったしね。
置いてきちゃったしね。
まさかの鎖。
事前情報にはなし…大した長さではないけれど。
意外とこの60m、険しいぞ。
事前情報にはなし…大した長さではないけれど。
意外とこの60m、険しいぞ。
またまた鎖。
よく考えれば水平距離120m程度なので、直登すると角度45度になる計算。
そりゃあ険しいわな。
よく考えれば水平距離120m程度なので、直登すると角度45度になる計算。
そりゃあ険しいわな。
15分ほどで往復しました。その間、数名とすれ違い…普賢岳方面へ国見岳を経由せず向かった人の気配も何人か。
仁田峠始発組が結構いるみたいだな。
1/9 9:16
15分ほどで往復しました。
その間、数名とすれ違い…普賢岳方面へ国見岳を経由せず向かった人の気配も何人か。
仁田峠始発組が結構いるみたいだな。
その間、数名とすれ違い…普賢岳方面へ国見岳を経由せず向かった人の気配も何人か。
仁田峠始発組が結構いるみたいだな。
階段や梯子が整備されており、悪い道ではないです。
日当たりも良く凍結も気にならない。
日当たりも良く凍結も気にならない。
国見岳の山容。
ちょっと岩壁がのぞいています。
一眼レフでこれを撮っている人もいました。
ちょっと岩壁がのぞいています。
一眼レフでこれを撮っている人もいました。
鬼人谷口へ到着、ここから北側を巻くように鳩穴分かれを目指して歩きますが…絶対凍結してるだろうなぁ。
と、つらら…では無く、氷の柱が出現。
下まで伸びたつららが接地して、本当の柱状になっています。
太さ5cm、高さ1mほど。
下まで伸びたつららが接地して、本当の柱状になっています。
太さ5cm、高さ1mほど。
そしてやっぱり凍っていました。
脇を通れば大丈夫なので、軽アイゼンは出しません。
脇を通れば大丈夫なので、軽アイゼンは出しません。
西の風穴。この辺りの北西側斜面は特に冷えるので、こういう物が出来たのも自然な事。
蚕の孵化を遅らせたり、氷を保存したりと言う風に使われていたらしいです。
1/9 9:31
西の風穴。
この辺りの北西側斜面は特に冷えるので、こういう物が出来たのも自然な事。
蚕の孵化を遅らせたり、氷を保存したりと言う風に使われていたらしいです。
この辺りの北西側斜面は特に冷えるので、こういう物が出来たのも自然な事。
蚕の孵化を遅らせたり、氷を保存したりと言う風に使われていたらしいです。
風穴は何か所かありました。
とは言え立ち入りは禁止されていました。
とは言え立ち入りは禁止されていました。
結構低く枝が張り出している所があり、何回か頭を軽く打ちました。
足元だけでなく頭上も注意。
足元だけでなく頭上も注意。
一科一種一族の珍しい樹木「ヤマグルマ」と言う樹です。
冬なのに青々としている。
冬なのに青々としている。
こんなところにしか生えない樹との事。環境を選んで適応することで淘汰を免れているんでしょうね。
こんなんなんですもんね〜…軽アイゼン出すかどうか、微妙な氷具合！
その「立岩」の側にちょっと高くなった「立岩展望台」なるものが。
高低差10mくらいで、登るとこの通り平成新山が綺麗に見えます。
高低差10mくらいで、登るとこの通り平成新山が綺麗に見えます。
霧氷沢をよくわからないまま通過し、普賢岳山頂直下。いよいよ凍結がひどいです。
この辺りは軽アイゼン出しても良かった、運よく転ばなかったけど。
1/9 10:10
霧氷沢をよくわからないまま通過し、普賢岳山頂直下。
いよいよ凍結がひどいです。
この辺りは軽アイゼン出しても良かった、運よく転ばなかったけど。
いよいよ凍結がひどいです。
この辺りは軽アイゼン出しても良かった、運よく転ばなかったけど。
普賢岳山頂、到着…！
平成新山と対峙します。
直線距離、おおよそ600m。
もちろん道はありません。
平成新山と対峙します。
直線距離、おおよそ600m。
もちろん道はありません。
ドローンを飛ばそうと四苦八苦する若者二人。
もうちょっと山頂から離れようね…とモヤモヤ。
もうちょっと山頂から離れようね…とモヤモヤ。
普賢岳〜紅葉茶屋間の下り。
まさかの鎖。
そんなに長くはなかったですが。
まさかの鎖。
そんなに長くはなかったですが。
そしてここが「紅葉茶屋」です。
茶屋など建物は無く、ベンチがいくつかあるのみ。
休憩所としては好適です。
茶屋など建物は無く、ベンチがいくつかあるのみ。
休憩所としては好適です。
それが段々、緩やかになってきます。この辺りですれ違う人もたくさん…
恐らくRWから妙見岳を経由せずにダイレクトに普賢岳に来る人も、結構多いんでしょうね。
1/9 10:40
それが段々、緩やかになってきます。
この辺りですれ違う人もたくさん…
恐らくRWから妙見岳を経由せずにダイレクトに普賢岳に来る人も、結構多いんでしょうね。
この辺りですれ違う人もたくさん…
恐らくRWから妙見岳を経由せずにダイレクトに普賢岳に来る人も、結構多いんでしょうね。
歪みながらも踏ん張っている鳥居。この近くで、先達の登山者(83歳)とお話させていただきました。
長��に住んでて、何と富士山を9回も登られてるそうです。
下道での車の旅と山が好きな、アクティブおじいちゃんでした。
自分もあんな年の取り方をしたい。
1/9 10:45
歪みながらも踏ん張っている鳥居。
この近くで、先達の登山者(83歳)とお話させていただきました。
長��に住んでて、何と富士山を9回も登られてるそうです。
下道での車の旅と山が好きな、アクティブおじいちゃんでした。
自分もあんな年の取り方をしたい。
この近くで、先達の登山者(83歳)とお話させていただきました。
長��に住んでて、何と富士山を9回も登られてるそうです。
下道での車の旅と山が好きな、アクティブおじいちゃんでした。
自分もあんな年の取り方をしたい。
立派な鳥居。なんかこっちの方が正しい登山口のように見えてしまうなぁ。
自分が通ったルートは逆側ルートだったのか、と言う気持ちになってしまう笑
1/9 11:00
立派な鳥居。
なんかこっちの方が正しい登山口のように見えてしまうなぁ。
自分が通ったルートは逆側ルートだったのか、と言う気持ちになってしまう笑
なんかこっちの方が正しい登山口のように見えてしまうなぁ。
自分が通ったルートは逆側ルートだったのか、と言う気持ちになってしまう笑
撮影機器：
感想
■ずっと心の片隅にあった山
1980年代に起こった火砕流、当時ニュースで大々的に報道されたため、子供心ながらはっきり印象に残りました。
それからずっと名前だけ知っている山でしたが、ようやく登ることが出来ました。
意外に穏やかで、平和な山でした。
■火砕流の爪痕と登山道
普賢岳の最高点はいわゆる「平成新山」、噴火の危険のため登ることは不可能。
登山道が開かれているのは平成の噴火以前の山頂であった、ちょっと西の1359m地点です。
火砕流は普賢岳から東に流れるように落ちました。それに対し登山道は西から登っていくルートのみ。
火砕流をなぞる様な、東側からのルートは一切ありません。
■似ている？
浅間山と前掛山、平成新山と普賢岳の関係はよく似てるような気がします。
普賢岳の山頂からは平成新山が手に取れるかのような距離でした。前掛山に至ったときの、浅間山を眼前に捉えたときの記憶とちょっと似ていました。
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