絶景の編笠山【2014年登り初め】


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
6:55森の駅-8:40観音平-10:30雲海-11:40押手川-13:40青年小屋
1月3日
6:40青年小屋-7:15編笠山-8:00青年小屋(撤収)-9:40押手川-11:50森の駅
天候 | 1月2日:曇りのち晴れ 1月3日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はない。 全般的にまだ雪が少なめで、アイゼンは6本爪でも十分と感じた。 下山後はいつも立ち寄る富士見高原で温泉に浸かる。 |
写真
感想
今年の正月は編笠山と決めていたが、ヤマテンでは元日と2日は天気が悪い予報だったので3日登頂と決め、元日は
コタツに入ってぬくぬくと過ごし、2日の深夜2時に自宅を出発。
日の出と同時に行動を開始し、閉鎖されたゲートを回り込んで凍った県道を10分ほど歩き、途中から右折して登山道へ。
観音平までの登りは防火線上のだらだら登りで、上空は曇りだが風が強くゴウゴウと音をたてており、晴れてくる予感。
観音平に当然車はなく、また人もいない。シーズン中の混雑が嘘のようだ。行動食を少し食べてから雲海を目指す。
雲海からは富士がきれいに見えるが、風が強くて寒いので少し登った林の中で休憩する。しかし、すでにこのあたり
から疲労の色が濃く、ペースは落ちる一方になる。やはりトレーニング不足(と言うよりゼロ)が祟っているのか?
押手川まで来ると雪の量が増え、傾斜が急なところは凍っていて歩きにくいが、アイゼンを付けるほどでもないので
注意してゆっくりと歩く。
青年小屋の手前まで来ると、風が弱まり待望の青空が出現するが、体力も弱まって青息吐息の状態に。やっとのことで
テン場に着き、幕営適地を探す。まだ風があるので西側の木陰に向かうが、ここは雪が深いのでスコップで穴掘りに励む。
テントを設営して水作りに入ったが、ここの雪は異物混入が少なく作業がはかどる。しかし、寒さに負けてテント内で
作業したため、結露MAXになり冷凍庫状態。気持ちが萎えるぜ…
霜にまみれながら夕食をすませ、疲れたのでラジオ聞きながら早めの就寝。。。
翌朝、モルゲンロートを見ようと寒さをこらえて早起き。気温は-12℃だが、風が弱いのでなんとか我慢できる。
山頂直下の岩ゴロ斜面をノロノロ登り、東を見れば富士が、西を見れば北アルプスがはっきりと見える。
山頂にはだれもおらず、360度の眺望をひとり占めと言いたいが、寒いので長時間の滞在には適しておらず、さっさと
写真を撮って10分ほどで退却。テン場に戻ると風がまったく無く、暖かい環境で撤収ができる喜びを存分に味わう。
せっかく持ってきたので下山はアイゼンを装着。凍った場所も安心して歩けたが、雲海のあたりで油断し、土下座スタ
イルで顔面から転倒。誰も見てないよな?
幸いケガもなく、標高が下がるにつれて気温も上がり、暑いので着ているものをどんどん脱いでゆく。
観音平の近くで子連れの鹿に出逢い、子は逃げたが親はこちらをじっと見つめているので写真を撮らせてもらい、
なんかいい気分で防火線を下り、駐車場に11:50に帰着。下りは早いなー。
富士見高原リゾートで温泉+昼食をとったのち、Uターンラッシュで混みあう中央道を避け、上信越道経由で帰路につく。
<今回の反省>
・準備がいい加減になり、忘れ物多数。(時計、ファーストエイド、タオル)
・ピッケルと12本爪のアイゼンは不要だった。
・なぜか食料持ちすぎ。半分でよかった。
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