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記録ID: 390183
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ハイキング
甲信越

守屋山

2014年01月03日(金) [日帰り]
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nobou その他2人
GPS
--:--
距離
5.2km
登り
644m
下り
644m

コースタイム

立石登山口7:45-8:03亀石-8:09陰石-8:12立石-8:18平成のヴィーナス-8:28鬼ヶ城-8:43浅間の滝-8:59前岳お休み処-9:25東峰9:45-10:07西峰-10:18ラビット小屋・昼食10:50-11:17東峰11:33-11:43前岳休み処下降点-11:51百畳岩-12:01立石-12:16下山
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅‐安曇野市スワンガーデン-守屋山立石登山口
コース状況/
危険箇所等
・立石コースは日当たりがよく何ら問題が無いコース。下りの際に雪が融けると滑りやすくなるので軽アイゼンがあった方がい。
2014年1月3日(金) 7:35 立石登山口
2014年1月3日(金) 7:35 立石登山口
7:45 出発 雪は少々。アイゼン無し
7:45 出発 雪は少々。アイゼン無し
7:50 林道をしばらく行く
7:50 林道をしばらく行く
7:55 やっと太陽
7:55 やっと太陽
7:58 地元の人達の力が入っている
7:58 地元の人達の力が入っている
8:03 亀石
8:09 何と!
8:12 立石からの南アルプス
8:12 立石からの南アルプス
同 立石の榊 信州ではソヨゴをサカキとみなす
同 立石の榊 信州ではソヨゴをサカキとみなす
8:12 立石
8:17 守屋山には無数のコースがある
8:17 守屋山には無数のコースがある
8:18 平成のヴィーナス‥て、どこが‥!?
8:18 平成のヴィーナス‥て、どこが‥!?
8:22 夫婦岩
8:28 鬼ヶ城 岩の上は100畳敷きとか
8:28 鬼ヶ城 岩の上は100畳敷きとか
同 岩の下は幕営可能
同 岩の下は幕営可能
8:43 浅間の滝は水なし
8:43 浅間の滝は水なし
2013年1月5日
8:53 尾根間近
8:58 同
8:59 主尾根に出た
8:59 主尾根に出た
9:02 クマの皮剥ぎか‥?
9:02 クマの皮剥ぎか‥?
同 緩尾根
同 シカの足跡深く
同 シカの足跡深く
9:05 木の間越しに蓼科山・縞枯山
9:05 木の間越しに蓼科山・縞枯山
9:16 頂上間近
同 針ノ木・蓮華岳 北アルプス方面の展望やよし
同 針ノ木・蓮華岳 北アルプス方面の展望やよし
9:21 霧ヶ峰
9:22 山頂へラスト
9:22 山頂へラスト
9:23 先行者あり
9:23 先行者あり
9:25 登頂
9:25〜40 北アルプス 槍・穂から白馬まで
9:25〜40 北アルプス 槍・穂から白馬まで
同 蓮華岳〜白馬乗鞍岳
同 蓮華岳〜白馬乗鞍岳
同 高ボッチ・鉢伏山〜美ヶ原
同 高ボッチ・鉢伏山〜美ヶ原
同 乗鞍岳 木が邪魔
同 乗鞍岳 木が邪魔
同 穂高連邦
同 穂高・槍〜常念岳
同 穂高・槍〜常念岳
同 常念・燕・餓鬼〜針ノ木・蓮華岳
同 常念・燕・餓鬼〜針ノ木・蓮華岳
同 中央アルプス 木曽駒・宝剣岳
同 中央アルプス 木曽駒・宝剣岳
同 空木岳〜木曽駒ケ岳
同 空木岳〜木曽駒ケ岳
同 南アルプス 甲斐駒ケ岳(鋸岳)・北岳・仙丈ヶ岳
同 南アルプス 甲斐駒ケ岳(鋸岳)・北岳・仙丈ヶ岳
同 爺・鹿島槍・五竜・唐松・白馬三山
同 爺・鹿島槍・五竜・唐松・白馬三山
同 鹿島槍最高! 以下250mm
同 鹿島槍最高! 以下250mm
同 蓼科山
同 八ヶ岳
同 中央
9:45 西峰へ
9:56 大ブナ
9:59 カモシカ岩
9:59 カモシカ岩
10:07 ラビット小屋・山頂
10:07 ラビット小屋・山頂
10:07 西峰着
10:11 浅間山
同 御嶽山
10:12 美ヶ原
同 ラビット小屋
同 ラビット小屋
10:18〜50 昼食
10:52 小屋の中
10:52 ふり返って
10:52 ふり返って
109:55 東峰へ
9:59 カモシカ岩
9:59 カモシカ岩
11:05 中嶽を発見!
11:05 中嶽を発見!
11:14 守屋神社奥宮
11:14 守屋神社奥宮
11:17 西峰を望む
11:17 西峰を望む
11:33 下山
11:43 尾根からの下降点
11:43 尾根からの下降点
1:51 鬼ヶ城から左廻り
1:51 鬼ヶ城から左廻り
12:01 立石通過
12:02 見納めて
12:08 林道着
12:16 帰着

感想

 1月3日(金)
 守屋山は昨年1月5日の会山行で初めて登った山だが、1650mとそこそこの標高でありながら、北・中央・南アルプスから八ヶ岳,蓼科山,美ヶ原・霧ケ峰高原や浅間山まで、文字通り360℃の大展望を欲しいままにできる絶好の位置にあって、天気さえよければ新年の山行にふさわしく最高の展望を楽しめると考えた。
 当初は元日登山とする予定であったが参加者の都合で延期。元日は同じメンバーで地元の光城山に登ったが、生憎の曇天で日の出を見ることは叶わず早々に下山。 諏訪では好天でも伊那では必ずしもよくないと言う天気予報に、2日にするか3日にするか散々迷ったが、3日の午前中までは晴れとのピンポイントの予報にかけて3日午前中に登ると決める。

 立石の登山口発7:35。林道を少し登った所から案内標識に従って登山道に入る。年末以来暖かい日が続き、寒さを感じないどころか、数分歩いただけで暑くなりヤッケを脱ぐ。
 カラマツの植林の中をジグザグに登るとほどなく『亀石』と書かれた看板に続いて『陰岩』と言う名の岩が現れ、その傍には真新しい木札に墨も黒々と『御陰核岩』なる名が書かれ唖然とする。
 8:12,立石の地名の元になったと思われる『立石』着。ここからは南アルプス仙丈ヶ岳と思われる山が見えてくる。傍らのソヨゴの木に『榊(サカキ)〜枝葉を神事の玉串に用いる為 神の木とも言われています』と言う掛札がある。榊の木が少ないせいか、実際に信州ではソヨゴの木を榊の代用として使っており、うっかり『それは榊じゃない,ソヨゴだ〜』等と言おうものなら機嫌を損ないかねない。

 5分ほど歩くとコースが二分する。岩巡りコースと言われるコースを選ぶと十文字岩,夫婦岩,平成のヴィーナス,鬼ヶ城等の巨岩や特異な形の木などが次々と現れて飽きさせない。
 鬼ヶ城は、昔鬼が住んでいたと言われる巨岩の下の窪地で、そこは雨を凌いでテントを2つ3つ張れそうな格好のスペースであり、その大岩の上は百畳岩と呼ばれている。
 道は鬼ヶ城から先から折り返し、尾根に向かってジグザグを繰り返し高度を上げる。その途中に『浅間の滝』と言う滝があり、冬期はそれが結氷して華麗なシャンデリアの様相を見せる。けれど、期待に反してその滝には氷るべき水がなく、わずかばかりの氷柱が申し訳程度に垂れ下がっているだけだった。
 その滝から更にジグザグを重ねて8:59,『前岳休み処』と書かれた主尾根の稜線に出る。
 なだらかな尾根を少し登ると、東側の木立ちに合間から霧ヶ峰高原や蓼科山,縞枯山が見え、若干傾斜を増した尾根を更に詰めると前方に頂上らしき山容とその左手には北ア・蓮華岳が見えてくる。
 9:23,紺碧の空をバックに東峰が現れる。先着の登山者2名の姿。同:25山頂着。ねらい通り、最高の天気に恵まれて最高の正月山行となった。

 山頂では山梨から来たペアさんや後から来た浜松からの2人の男性らと挨拶を交わし、山々の名を同定しながら9:40までゆっくり展望を楽しみバシャバシャと写真を撮りまくってから西峰に向かう(9:45)。
 西峰への途中ですれ違った長い杖を持ったお年寄りが、『さっきまで小屋にいたが誰も来ないのでこれから降りる。孫が箱根駅伝のアンカーなので降りてTVを見る』『ストーブはまだ暖かいし、お湯も湧いている』と言って降りて行った。
 10:07,ラビット小屋に荷を置き、山頂へ。わずかだが東峰より高い分だけ霧ヶ峰方面の展望がよくなるのと、東峰からは見えない御嶽山が見えるのが特徴と言える。位置的に見て三角点は一等であろうか‥。
 
 10:18,ラビット小屋に入り弁当を開く。室内の温度は-2℃。そこへ別の地元の人が来たので中に入ってもらい色々と話しを聞くと、西峰は元々展望が悪かったのを、先刻すれ違った人が主になって200本余りの木を切り展望を開いたのだと言う。件の人は82才で現役の工務店の社長とのこと。この山に登ること1200回の記録を持つ主のような人だと言う。ラビット小屋は三角点を設置する際につくられた飯場の建物を払い下げてもらったものだが、その管理をその人が独力でやっていると言う。守屋山はそう言った地元の人達の熱い気持ちで守られている山だった。
 小屋にいる間にも数人の登山者が山頂に向かう。『だいぶ増えてきましたね』と言うと『昨日はもっと多かったよ。小屋も6人入って入りきれない人がいた。天気は昨日より今日の方がいい。あんたがたはいい日にになすった』とも‥。

 10:55発東峰に向かう。途中で『中嶽』と言う掛札を見る。説明には古文書に寄る名前とあったが、前回は気づかなかった。東尾峰への道でも数人とすれ違い、守屋山奥宮の横を通って東峰に戻る。
 東峰に戻ると件のお年寄りが知り合いと思われる人と話しをしていた。天候はよかったが、北ア方面の空が幾分干白っぽくなり、南西方向の空に薄い巻雲が現れて下り坂の兆しが見られた。

 11:33下山開始。11:43,尾根からの下降点(前岳休み処)に入り、11:51百畳岩から左廻りに下って12:01立石通過。12:02御陰核様見納めて12:08林道。12:16下山。
 高遠から伊那に廻って大芝の湯に浸かり、下道を走って安曇野へ。 




 断糖生活者,白馬岳をめざす
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