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Yamareco

記録ID: 3909455
全員に公開
山滑走
八ヶ岳・蓼科

鷲ヶ峰 BC カチカチもあればディープパウダーもあり

2022年01月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:15
距離
2.1km
登り
195m
下り
163m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:06
休憩
0:10
合計
2:16
11:18
120
スタート地点
13:18
13:21
3
13:24
13:25
3
13:34
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八島湿原の駐車場に車を駐めました。縦列駐車で10台ほど駐められるスペースが除雪されています。
コース状況/
危険箇所等
登山道は30〜50cmほどの積雪で覆われています。踏み固められたトレースがあればアイゼンでもなんとかなると思いますが、トレースが無ければスノーシュー等は必須と思われます。
なおこのエリアを訪れる方は以下の注意事項をご確認下さい。
https://www.kirigamine-vc.jp/manage/wp-content/uploads/walking_course/R2wintermap2.pdf
麓は曇りでしたが、霧ヶ峰まで来ると見事な雲海が広がっていました。
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麓は曇りでしたが、霧ヶ峰まで来ると見事な雲海が広がっていました。
八島湿原の駐車場。
八島湿原の駐車場。
木々が霧氷で真っ白でとてもきれいでした。
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木々が霧氷で真っ白でとてもきれいでした。
八島湿原。
鷲ヶ峰に向かいます。
鷲ヶ峰に向かいます。
基本、登山道を登りますが、岩もほぼ埋まって山頂までシールで登ることが出来ました。
基本、登山道を登りますが、岩もほぼ埋まって山頂までシールで登ることが出来ました。
風がほとんど無いのがうれしいです。
風がほとんど無いのがうれしいです。
しかゲート。下側のトビラは雪で動きませんが、またいで通過できます。
しかゲート。下側のトビラは雪で動きませんが、またいで通過できます。
最高の天気です。
最高の天気です。
まるで白い花のよう。
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まるで白い花のよう。
最初のピーク手前の東斜面の様子を見てみます。枯れ草が少し顔を出していますが、滑るには問題無さそう。
最初のピーク手前の東斜面の様子を見てみます。枯れ草が少し顔を出していますが、滑るには問題無さそう。
斜面最上部の様子。一人分の滑って登り返した跡があります。私は今シーズン二人目?。
斜面最上部の様子。一人分の滑って登り返した跡があります。私は今シーズン二人目?。
最初のピークに到着。ここからシールのまま滑って行きます。
最初のピークに到着。ここからシールのまま滑って行きます。
鷲ヶ峰のここから見える斜面は南向きですので、あまり雪は着いていません。なお足元の雪は比較的良い状態です。この辺りから西側斜面に滑り込むのも選択肢の一つかな。
鷲ヶ峰のここから見える斜面は南向きですので、あまり雪は着いていません。なお足元の雪は比較的良い状態です。この辺りから西側斜面に滑り込むのも選択肢の一つかな。
2番目のピークに向かいます。ここは風が強い場所ですので、雪もほぼクラストしています。
2番目のピークに向かいます。ここは風が強い場所ですので、雪もほぼクラストしています。
2番目のピーク。風はそよ風程度。
2番目のピーク。風はそよ風程度。
これから向かう縦走路。
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これから向かう縦走路。
八ヶ岳。
南アルプス。
最初のピークの東斜面。
最初のピークの東斜面。
2番目のピークの先の稜線は、右側に大きな雪庇ができています。
2番目のピークの先の稜線は、右側に大きな雪庇ができています。
斜面の様子をのぞき込みます。
斜面の様子をのぞき込みます。
藪もほぼ埋まり、斜面は出来上がっていますね。ただ最近あまり降雪が無いので、おそらく上部はカチカチの予感(^^;。(実際そうでした)
藪もほぼ埋まり、斜面は出来上がっていますね。ただ最近あまり降雪が無いので、おそらく上部はカチカチの予感(^^;。(実際そうでした)
斜面中央まで来て振り返ります。パウダーなら最高の斜面です。
斜面中央まで来て振り返ります。パウダーなら最高の斜面です。
こちら側の斜面は全体的に少しもこもこしています。
こちら側の斜面は全体的に少しもこもこしています。
斜面をトラバース気味に登っていきます。
斜面をトラバース気味に登っていきます。
この南東向きの斜面は降雪直後だと最高の斜面になるのですが、陽当たりが良いため、クラストしやすい斜面でもあります。今日はもっさり気味の柔らかい雪でした。(この斜面を滑っても良かったです)
この南東向きの斜面は降雪直後だと最高の斜面になるのですが、陽当たりが良いため、クラストしやすい斜面でもあります。今日はもっさり気味の柔らかい雪でした。(この斜面を滑っても良かったです)
先ほどの斜面を振り返ります。
先ほどの斜面を振り返ります。
巨大雪庇と富士山。
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巨大雪庇と富士山。
東側斜面の様子。上はカチカチでも下っていけばどこかで柔らかくなるはず(^^;。
東側斜面の様子。上はカチカチでも下っていけばどこかで柔らかくなるはず(^^;。
北側の吹き溜まりをたどって山頂に向かいます。
北側の吹き溜まりをたどって山頂に向かいます。
こちら側の斜面は北〜北東に面していますので、雪の状態は良いです。今日も全面さらさらパウダーでした。
こちら側の斜面は北〜北東に面していますので、雪の状態は良いです。今日も全面さらさらパウダーでした。
少しもこもこしていますが、積雪は1mほどあり、滑るには問題無いと思います。ま、滑った後は登り返しですが。
少しもこもこしていますが、積雪は1mほどあり、滑るには問題無いと思います。ま、滑った後は登り返しですが。
鷲ヶ峰山頂と三峰山。
鷲ヶ峰山頂と三峰山。
山頂直下の東斜面。斜度は45度ほどと急斜面ですが、雪が良ければ滑ることも出来ます。
山頂直下の東斜面。斜度は45度ほどと急斜面ですが、雪が良ければ滑ることも出来ます。
2番目のピークの西側斜面の様子。
2番目のピークの西側斜面の様子。
上部は西風で雪が飛ばれて笹が目立ちますが、少し下ると良い感じに見えます。こちらを滑った際は、一番下まで滑ってから、ビーナスラインを歩いて戻ることになります。
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上部は西風で雪が飛ばれて笹が目立ちますが、少し下ると良い感じに見えます。こちらを滑った際は、一番下まで滑ってから、ビーナスラインを歩いて戻ることになります。
山頂が見えてきました。
山頂が見えてきました。
鷲ヶ峰山頂。
御嶽山、乗鞍岳方面。
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御嶽山、乗鞍岳方面。
乗鞍岳。
北アルプス方面。
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北アルプス方面。
槍穂高と手前に鉢伏山。鉢伏山も一度滑ってみたい山です。
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槍穂高と手前に鉢伏山。鉢伏山も一度滑ってみたい山です。
三峰山、美ヶ原方面。
三峰山、美ヶ原方面。
三峰山。最近降雪が無いので状態はあまり良くないと思われますが、今週は何度か雪が降りそうですので、今週末はグッドコンディションとなるか。
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三峰山。最近降雪が無いので状態はあまり良くないと思われますが、今週は何度か雪が降りそうですので、今週末はグッドコンディションとなるか。
この北側斜面は時々滑っています。
この北側斜面は時々滑っています。
藪も埋まり問題無さそうです。ただ登り返しのラッセルがきつそう。
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藪も埋まり問題無さそうです。ただ登り返しのラッセルがきつそう。
山頂の真下の東斜面をのぞきこみます。雪の状態は良さそう。ただし急です。悩みましたが、今回は斜面の様子見が一番の目的ですので、予定通り2番目のピークの東斜面を最初に滑ることにしました。
山頂の真下の東斜面をのぞきこみます。雪の状態は良さそう。ただし急です。悩みましたが、今回は斜面の様子見が一番の目的ですので、予定通り2番目のピークの東斜面を最初に滑ることにしました。
シールのまま引き返し、この巨大雪庇の上を進みます。
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シールのまま引き返し、この巨大雪庇の上を進みます。
雪庇は1mほど段差がありますので、雪庇の無いところから斜面に入ります。
雪庇は1mほど段差がありますので、雪庇の無いところから斜面に入ります。
では滑り始めます。ただ斜面はカチカチですので慎重に。
では滑り始めます。ただ斜面はカチカチですので慎重に。
なんとかエッジはかかりますが、あまり楽しくありません(^^;。
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なんとかエッジはかかりますが、あまり楽しくありません(^^;。
カチカチ、時に急に柔らかくなりますが、1ターンでまたカチカチ(^^;。
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カチカチ、時に急に柔らかくなりますが、1ターンでまたカチカチ(^^;。
たまらずに日当たりの良い左側の斜面にエスケープします。
たまらずに日当たりの良い左側の斜面にエスケープします。
日当たりが良い斜面は雪が緩んでいて、やっと滑落の心配をすること無く滑れるようになりました。
日当たりが良い斜面は雪が緩んでいて、やっと滑落の心配をすること無く滑れるようになりました。
平均30度ほど、雪が良ければ最高の斜面なのですが。
平均30度ほど、雪が良ければ最高の斜面なのですが。
ソフトパックともっさりパウダーのミックス。
ソフトパックともっさりパウダーのミックス。
この辺りでやっとディープパウダーになりました(^^)。
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この辺りでやっとディープパウダーになりました(^^)。
林の中をもう少し滑り降りてみます。
林の中をもう少し滑り降りてみます。
もっさりパウダーが続きます。
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もっさりパウダーが続きます。
斜度が緩む辺りまで滑ってから登り返します。
斜度が緩む辺りまで滑ってから登り返します。
登り返し中。
稜線まで後少し。
稜線まで後少し。
巨大雪庇。
2番目のピークまであと少し。雪はカチカチです(^^;。
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2番目のピークまであと少し。雪はカチカチです(^^;。
最後に1番目のピークの東斜面を滑ってみます。鷲ヶ峰の斜面の中で最もディープパウダーが期待できる斜面です。今回はどうでしょう。
最後に1番目のピークの東斜面を滑ってみます。鷲ヶ峰の斜面の中で最もディープパウダーが期待できる斜面です。今回はどうでしょう。
蓼科山。今週の降雪で北面の斜面も問題無くなりそうです。
蓼科山。今週の降雪で北面の斜面も問題無くなりそうです。
最初は少し枯れ草が目立ちますが滑るには問題ありません。
最初は少し枯れ草が目立ちますが滑るには問題ありません。
少し下ると雪も深くなります。日射で少しもっさりですが、クラストもパックも無く滑りやすいです。
少し下ると雪も深くなります。日射で少しもっさりですが、クラストもパックも無く滑りやすいです。
斜面奥の林沿いがディープパウダーラインです。
斜面奥の林沿いがディープパウダーラインです。
林沿いに移動します。日影になり、雪は一気にさらさら感を増します。
林沿いに移動します。日影になり、雪は一気にさらさら感を増します。
これから滑り降りる急斜面。
これから滑り降りる急斜面。
今滑ってきた斜面を振り返ります。
今滑ってきた斜面を振り返ります。
ストックが全部埋まるほどの雪です。降雪後、時間が経っていますのでもっさりはしていますが、その膝上ディープパウダーを気持ち良く滑って行きます。
ストックが全部埋まるほどの雪です。降雪後、時間が経っていますのでもっさりはしていますが、その膝上ディープパウダーを気持ち良く滑って行きます。
どんどん急になっていきます。不安があれば右側の林の中を滑ることも出来ます。
どんどん急になっていきます。不安があれば右側の林の中を滑ることも出来ます。
日影なのでシュプールも良く分かりませんが、常に膝上です。
日影なのでシュプールも良く分かりませんが、常に膝上です。
林道が見えてきました。楽しい滑りも後少しです。
林道が見えてきました。楽しい滑りも後少しです。
この斜面、今シーズンで一番と言えるディープパウダーを楽しむことが出来ました。
この斜面、今シーズンで一番と言えるディープパウダーを楽しむことが出来ました。
林道をシールで進みます。
林道をシールで進みます。
途中で今滑った斜面を振り返ります。
途中で今滑った斜面を振り返ります。
斜面上部をズーム。
斜面上部をズーム。
途中で林道が分岐しますので、右側に登って行きます。
途中で林道が分岐しますので、右側に登って行きます。
登山道に戻ってきました。ゲートまでシールで滑り降り、そこからはスキーをザックに付けて下りました。
登山道に戻ってきました。ゲートまでシールで滑り降り、そこからはスキーをザックに付けて下りました。

感想

今日は特に出かける予定はしていなかったのですが、明日以降しばらく天気が悪そうですので、その前に今シーズンまだ訪れていない霧ヶ峰 鷲ヶ峰に積雪の様子を見に出かけてきました。
2番目のピークの先の東斜面と1番目のピークの東斜面を滑ってみましたが、最後の降雪からしばらく経っていることもあり、2番目のピークの先の東斜面は上部はカチカチのクラストでしたが、中間から下はまあまあのもっさりパウダーを楽しむことが出来ました。1番目のピークの東斜面は、上部は日差しの影響で重めの新雪でしたが、林沿いの斜面は期待通りにディープパウダーが吹き溜まっていて、短い距離ですが、膝上パウダーを楽しむことが出来ました。

なおログは途中から記録を始めたので、行動の後半の記録と言うことで。

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