小川山で岩登りヤブ漕ぎルーファイ大冒険(鷹見岩-大日岩周遊-小川山-廻り目平)


- GPS
- 26:15
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,653m
- 下り
- 1,818m
コースタイム
天候 | 6月5日:曇りときどき晴れ 6月6日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・瑞牆山荘〜大日小屋・・問題なし ・鷹見岩・・山頂手前に岩あり(はしごは壊れてる) ・大日岩から小川山へ向かう東側ルートは難路(ザレ場) ・大日岩から小川山へ向かう西側ルートは比較的安全(一般道ではない) ・大日小屋から大日岩へ直通するルートは一般ルートではない(テープ少な目) 地図(2009年版)は間違えていると思う)。 ・大日岩の北側で東ルートと西ルートが合流点〜八丁平は一般ルートではない (大きな岩のクレバスがあったりする) ・八丁平〜小川山・・・一般ルートではないが比較的安全(テープ多い) ・小川山から廻り目平への分岐は一旦来た道を少し戻って左へ(小川山山頂で迷う) ・小川山〜廻り目平・・しゃくなげのやぶはかなり厄介 岩場あり、はしごあり、ロープあり・・・ ・展望岩(P2008)の登頂はおちついて慎重に登れば問題ない) (手前にニセピークあり(普通には登れない) ・川端下バス停がどこにあるか不明・・・(木のでっかい鳥居のところかも? 地図(2009年版)は間違えていると思う) |
感想
[inuge] -- 久しぶりに大満足の山旅でした。 ヤマレコで小川山を検索するとほとんどクライミングのレポートである。 小川山〜廻り目平のレポートはyassanさん。大日岩〜小川山のレポート はfujinohideさんのレポのみでヤマレコ以外の記録もかなり少ない。 富士見平から八丁平に行くのが一番無難であるのは間違いなさそうであっ たが今回、大日小屋にテントを張って大日岩から小川山へ行き廻り目平へ 下る計画を行った。理由としては鷹見岩と大日岩とシャクナゲである。 あと、唐沢の滝、廻り目平の下見も兼ねている。 朝の中央線はちょっと混んでいた。久しぶりの遠征なのか 中央線からガスがかかった山並みを眺めながら一人ニヤニヤして・・・ 初日鷹見岩へ向かうとそこは展望雄大で金峰山方面の岩峰の景色が とても印象的で新鮮であった。また、鷹見岩へ向かう登山道は シャクナゲが群生していた。満開になればすばらしいと思う。 懸案であった大日岩から小川山へ向かうルートであるが、大日岩の 東側から行くルートと西側から行くルートがあることがわかった。 東側のルートは困難極まりないのでfujinohideさんと同様おすすめはできない。 また、西側のルートの途中に大日小屋へ向かう道があり、途中で正規ルート と合流することもわかった。 大日岩から西側ルートへ入る道はまず、金峰と大日岩の分岐から 大日岩を目指して登り、でっかい岩(CHISIAさんが持ち上げている岩^^;)が 横たわっている箇所(下がトンネルになっている)をくくらずに 左へ下りていく(ペンキがつけてある)。 大日小屋からの正規ルートからの直登ルートへの分岐はちょっと わかりにくいし急騰である。 大日岩の北側に×印のある岩がありロープが張ってあるので、 小川山から大日岩に向かうと自然と西側ルートへ誘導されます。 ×印からロープをくぐって東側にヤブを下りていくと東側ルートにたどり着く。 さてと、、、 前日の偵察もあって八丁平まではなんなく行くことができた。 八丁平から途中の2290のピークは展望がよく富士山も見ることができる。 そして次のピークの2347で廻り目平(金峰山荘)から登ってこられた 単独の方とお互いにあれは何山だとか言い合いながら楽しい話ができた。 持っておられた地図が20年前というのでかなりのベテランのようだった。 この方、今日は瑞牆山まで行くらしい・・・ 富士見平へ行かずにルートの「く」の字になっている箇所から西にまっすぐ 緩やかな尾根を伝った直接瑞牆山へ行けないのだろうかという話題にもなった。 小川山に着くとやはり展望はなかったが、みずがき山荘Pから来た単独の 方がやってきた。これからどこへ向かうのか聞くと戻って金峰山に登る という・・・かなりタフな方・・・日本百名山も全部やったらしい、、 これから金峰へ向かうと言うので大日岩へ直接行けるルートをアドバイスして分かれた。 小川山をあとにしたが、小川山から廻り目平へ向かうルートがまったく わからない北に向かうが道らしい場所もなく、山頂から東に向かうルートは あったがこれもちょっと怪しかった。方角がおかしいし、石楠花のヤブだし、、 しばらく考えて小川山の手前のシャクナゲのトンネルに三叉路があったことを 思い出して一旦小川山へ戻りシャクナゲのトンネルを出て三叉路を東に向かった。 テープがちょろちょろあり道もあり、方角も正しそうなので進んでみた。 がしかし、シャクナゲのヤブときどき展望ときどき岩の繰り返しで テント装備のザックを背負ってこのヤブを進むのはとんでもなく大変であった。 yassanさんが言っておられた通りである。 でも下からはぞくぞくと人がやってくる・・・ ヤブと格闘してコースタイムの1.5倍近くかかって2008ピークらしき場所へ到着した。 正面には岩峰が沢山あって、唐沢の滝が豪快に流れていた。 しかし地図に書かれているように展望雄大ではない・・・騙された。 となりの岩だった。 展望岩に登るとそこは30〜40m以上ある岩の天辺である。 まさに展望雄大!あちこちに隙間があるのでおっかなびっくりだったが ゆっくりと展望を楽しむことができた。 最後は廻り目平に下りてロッククライマーが巨大な垂直壁岩(母岩?)に 張り付いているのを眺めて、川端下バス停へ向かった。 しかし川端下バス停は通り過ぎたのか道間違ったのか分らず、新田まで 歩いてしまった。 バスは一旦梓山へ向かう、一年前の甲武信ヶ岳(初テント泊)を思い出す。 バスからの眺めは右側に面白い形をした山々が見える。正面には八ヶ岳がよく見えた。 今日の9時間の工程は大変だったけど、このバスも小海線も その先の電車も苦にならず楽しかったぁ。
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