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Yamareco

記録ID: 3928413
全員に公開
アルパインクライミング
甲信越

八ヶ岳  -山頂間近で撤退-

2019年04月06日(土) 〜 2019年04月07日(日)
 - 拍手
ゆうU その他3人
GPS
32:00
距離
17.3km
登り
1,295m
下り
1,282m

コースタイム

1日目
山行
3:00
休憩
0:20
合計
3:20
10:40
60
11:40
12:00
120
14:00
2日目
山行
7:10
休憩
0:50
合計
8:00
6:00
180
9:00
0:00
20
9:20
9:40
60
10:40
11:10
170
14:00
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
茅野〜美濃戸口
コース状況/
危険箇所等
(赤岳展望荘〜赤岳)
 猛烈な風と地吹雪により転倒し滑落の危険があるため、また、メンバ−の一人が体調不良となったため、赤岳展望荘の上部で撤退

(地蔵の頭〜行者小屋)
地蔵尾根の下りで一部ロ−プを使用。ロ−プにバタフライノットでセルフビレイ。
 足の方向を変えようとしたとき、段差で足がもつれて転倒。ロ−プにセルフビレイをとっていたため、ことなきをえた。
赤岳山荘
赤岳山荘〜赤岳鉱泉
赤岳山荘〜赤岳鉱泉
赤岳山荘〜赤岳鉱泉
北沢の方を歩きます
赤岳山荘〜赤岳鉱泉
北沢の方を歩きます
赤岳鉱泉
八ヶ岳連峰を望む
赤岳鉱泉
八ヶ岳連峰を望む
赤岳鉱泉
氷壁のクライミング練習場
赤岳鉱泉
氷壁のクライミング練習場
地蔵の頭付近
赤岳展望荘
赤岳展望荘から山頂方面
このあと、山頂までの上部で撤退
赤岳展望荘から山頂方面
このあと、山頂までの上部で撤退
赤岳鉱泉
横岳方面か
赤岳鉱泉
横岳方面か
赤岳鉱泉
荷物を整理しました
赤岳鉱泉
荷物を整理しました

装備

個人装備
ネックウォーマー バラクラバ サングラス ゴ−フル   アイゼン10本  ピッケル   ハ−ネス カラビナ シュリンク
共同装備
ロ−プ

感想

ツァ−登山でした。茅野駅に集合し、参加者3人とリ−ダ−でタクシ−に乗り、美濃戸口まで行きました。
美濃戸口で装備を整え出発です。アイゼンは大丈夫そうなのでつけませんでした。今回は北沢コ−スで赤岳鉱泉まで行きます。雪の八ヶ岳は久しぶりです。何年ぶりになるのでしょうか。天気はとても良いようです。赤岳山荘には1時間ほどで到着しました。しばらく休憩をしました。
白い雪の道に、白樺の林に青い空。とても絵になる景色です。明日もこんな天気であったらいいな、と願いながら登りました。赤岳鉱泉には3時間20分くらいで着きました。小屋前には、人口のアイスクライミング場が設けられ、グル−プがクライミングの訓練をしてました。目の前には、白く輝く八ヶ岳連峰が青い空に映えていました。
部屋は個室で、メンバ−3名とガイドの4人で宿泊しました。個室でしたので、ゆっくり休めました。
 翌日は、いよいよ赤岳登山です。地蔵尾根から赤岳に登り、文三郎尾根を下り戻る予定でしたが。朝から天気があまりよくなさそうです。赤岳方面に雲が立ち込めていました。必要なものだけザックにつめ、後は小屋において行くこととしました。
 中山乗越を越えて、行者小屋の前で、ハ−ネス、アイゼン、ピッケルなどの装備を整えて地蔵尾根に向けて出発です。
 登るにつれてだんだん急になってきました。雪の下に埋もれていますが、夏山で梯子や鎖があるところあたりです。ピッケルも使いながら、アイゼンを利かせてよじ登ってゆく感じでした。3時間かけて地蔵の頭に着きました。
 地蔵の頭に着くと、稜線上のためか強風が吹き荒れていました。ここから少し行くと赤岳展望荘に到着。地蔵の頭から20分でした。風を避けて、かなりの部分雪で埋もれている小屋の陰で、風よけしながら小休止しました。山頂への稜線は見えましたが、上の方は強い風とガスのため、よく見えませんでした。
 山頂はもうわずかです。小休止後、山頂に向けて出発。山頂に向かって登ってゆくと、ものすごい風です。時々突風で飛ばされそうになります。そのたびに台風姿勢を取りながら進みました。しかし、後から来るメンバ−の調子が悪そうです。行者小屋から登る途中から、調子が悪いようで、少しメンバ−におくれがちであったのですが、ここにきて徐々に遅れて、とうとう皆についてこられなくなりました。かぜもますます強くなり、時々、小石か、氷の粒が横から飛んできて、顔に当たると痛いです。リ−ダ−が、メンバ−の調子が悪そうだから、今回はここまでにし戻ろうということになりました。
 赤岳天望荘へ下り、地蔵の頭に下りてゆきました。地蔵の頭の下は細い尾根になり、両側が切れ込んでいました。危険なので、ロ−プで確保して下りました。その下の岩尾根の、梯子、鎖場となっているところの急登も、ロ−プで確保しました。バランスを崩して滑ってしまいましたが、ロ−プで確保していたため、事なきを得ました。行者小屋で荷物を回収し、中山乗越をこえて、赤岳鉱泉まで戻ってきました。登山開始から約4時間40分でした。
 赤岳鉱泉で、預けておいた荷物を回収しました。調子が悪くなった方に聞くと、どうやら薬を飲んで、それが原因であったようでした。その方は高野メンバ−にも大分お詫びをしているようでした。お詫びのしるしにと、缶ビ−ルご馳走になりました。小屋の外で荷物を整理して、美濃戸口に帰りました。赤岳鉱泉から2時間50分ほどかかりました。登山開始から8時間でした。

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