鋸岳(角兵衛沢) -岩の崩れ落ちる登山道を攀じ登って-
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1 角兵衛沢の上部は、崩れやすい岩が堆積しています。特に、下りは足元が崩れやすいので、転倒に注意。ヘルメットを着用した方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 仙流荘 |
写真
装備
個人装備 |
シェラフ 食器
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
テント
テントマット
|
感想
ツァ−登山でした。茅野駅に集合し、メンバ−3人と一緒に、ガイドの車で戸台登山口まで移動しました。登山口には、入山にあたっての注意看板がありました。テントの荷物分担をし出発。途中、一回渡渉がありましだが、浅瀬なので、石伝いに登山靴のまま、渡りました。角兵衛沢渡渉点に到着。最後の渡渉は岩の上を飛び越えてゆきましたので、水には入りませんでした。持ってゆきませんでしたが、沢靴は不用でした。1〜2回の渡渉でした。登山開始から1時間半ほどで渡渉を終えて、キャンプ地に到着しました。
キャンプ地にテントをはりました。早速、火をおこしました。回りに枯れ木の枝や、倒木があるので、拾い集めてきました。すこししめっていましたが、岩を積み重ねて竈門のようにして、どうにか火が付きました。小枝から段々、大きな倒木に火が燃え移るようになりました。炊事をしながら、火にあたり、酒をいただきました。テント泊での、仲間とのキャンプファイヤーは忘れられない思い出となりました。想像以上に夜は寒く、1時過ぎに目が覚めて寝られませんでした。準備していたレスキュ−シ−ト、防寒具、雨具などを使用すればよかったのでしょうが、ザックごとメンバ−のテントに預けてしまっていました。起こすのも悪いので、他のテントには行きませんでした。
翌朝、3時すぎに起き、炊事をすませ、準備を整え、出発しました。まだ暗かったです。1時間ぐらい歩いてようやく明るくなりだしました。岩小屋(2000m)には登山開始から2時間ほどで到着しました。しばらく休んで出発しました。
岩小屋から崩れやすい瓦礫の登山道を登ってゆきました。角兵衛沢の上部は足元が崩れやすい瓦礫が積み重なっていました。足元が崩れて中々思うように前に進めませんでした。岩や木の枝を掴みながらよじ登ってゆきました。崩れやすいので、下りは特に注意が必要です。岩小屋から1時間半で角兵衛沢ノ頭(2560m)に到着しました。
ここにザックをデポし、山頂まで急な岩場を登りました。登るというより、急な岩場をよじ登るという感じでした。20分ほどで鋸岳山頂(2685m)に到着しました。しばらく休憩しました。山頂からは甲斐駒から縦走してくるグル−プの声が遠くから聞こえてきました。
鋸岳から、角兵衛沢ノ頭に、慎重に岩場の崖をおりてゆきました。片側が切れ込んだ絶壁となっているために、下りは登り以上に慎重さが必要でした。ザックをデポしたところまで戻り、休憩しました。ガイドともう一人のメンバ−はしばらく山頂にいましたので、後から下りてきました。休憩の後、下山。崩れやすいガレ場をくだってゆきました。足元の岩が不安定な浮石でした。すぐに崩れます。少し脇を歩いたら、岩後と崩れて、バランスを失い転倒しました。幸い、すぐに止まってケガはありませんでした。岩小屋には、山頂から途中の休憩時間を含めて1時間30分かかって到着しました。岩小屋から、キャンプ地へ。1時間20分かかりました。
キャンプ地に到着後。甲斐駒ヶ岳から鋸岳へ縦走し、下山してくるクライミングのグル−プを待ちました。待ち合わせして、下山する予定でした。山頂からは、声が聞こえていましたので、さほど遠いところにはいないと思いました。グル−プが下山してくるまで、テントを干したり、お茶を飲んだりしながら、時間を過ごしました。1時間ぐらいして、下山してきましたので、先に出発しました。
キャンプ地から、角兵衛沢渡渉点を経て、河原を歩いて戸台登山口へ。1時間30分かかりました。下山後、戸台仙流荘で温泉入浴し、登山の疲れを癒しました。
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