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Yamareco

記録ID: 392872
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

剱岳 早月尾根(日帰り)

2012年08月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:15
距離
7.2km
登り
2,253m
下り
26m

コースタイム

馬場島(4:40)
標高1,000m(5:08)
標高1,400m(6:03〜6:15)
標高1,800m(6:48)
早月小屋(7:52〜8:05)
標高2,600m(8:58)
標高2,800m(9:40)
別山尾根分岐(10:14)
剱岳(10:20〜10:48)
別山尾根分岐(10:53)
早月小屋(12:30〜12:40)
標高2,000m(13:03〜13:13)
標高2,800m(14:34)
馬場島(14:55)
歩行時間8時間57分:全所要時間10時間15分
※コースは手書きですので参考まで!
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滑川ICで下り、馬場島登山口へと向かいます。
馬場島登山口にはキャンプ場や馬場島荘があり、良く整備されています。
WC&水場も2ヵ所あります。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは馬場島荘にあります。
標高2600m地点で雪渓を横切ります。
山頂手前の岩場はそれほど危険では無いと思います。
’危険な個所には鎖が付いています)

ほとんど登りっぱなしの健脚コースです。

下山後は、馬場島荘に浴場があります。
※沸かし湯(500円)
ヘッテンが無くとも歩ける薄暗い4時40分頃歩き始めました。早月尾根の案内表示に従い進行して行くと、名文句が書かれている大石碑があります。「試練と憧れ」を三回復唱し、大きく深呼吸をして歩き始めます。道中には水場はなく、早月小屋で販売しているだけですので、今回も6リットル積んで飲み放題状態です。
2012年08月10日 04:38撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 4:38
ヘッテンが無くとも歩ける薄暗い4時40分頃歩き始めました。早月尾根の案内表示に従い進行して行くと、名文句が書かれている大石碑があります。「試練と憧れ」を三回復唱し、大きく深呼吸をして歩き始めます。道中には水場はなく、早月小屋で販売しているだけですので、今回も6リットル積んで飲み放題状態です。
最初からいきなりの急登が続きます。流石は北アルプス三大急登、一番の難所の早月尾根だな〜ぁと感心したのも束の間でです。
2012年08月10日 04:44撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 4:44
最初からいきなりの急登が続きます。流石は北アルプス三大急登、一番の難所の早月尾根だな〜ぁと感心したのも束の間でです。
1000mと書かれた標識がある休憩スペースに到着です。ここからしばし平らなコースを進み、再び急登が始まります。山道の雰囲気は、北アルプスの山を歩いている気分は一切なく、低山を歩いているみたいな感じです。
2012年08月10日 05:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 5:08
1000mと書かれた標識がある休憩スペースに到着です。ここからしばし平らなコースを進み、再び急登が始まります。山道の雰囲気は、北アルプスの山を歩いている気分は一切なく、低山を歩いているみたいな感じです。
根っこが張られた岩交じりの山道に変わり、道幅も狭くなります。白毛門(谷川)の登りを連想するかのような樹林帯の中の急登です。大雪で長年圧縮された立山杉の巨木が、随所でオブジェのようになっていて目を引きます。
2012年08月10日 05:21撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 5:21
根っこが張られた岩交じりの山道に変わり、道幅も狭くなります。白毛門(谷川)の登りを連想するかのような樹林帯の中の急登です。大雪で長年圧縮された立山杉の巨木が、随所でオブジェのようになっていて目を引きます。
以降は200mごとに標高を示した標識があり、励みになります。 風通しが悪く、予想通り暑くなり、喉が渇きます。
2012年08月10日 05:40撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 5:40
以降は200mごとに標高を示した標識があり、励みになります。 風通しが悪く、予想通り暑くなり、喉が渇きます。
奥大日岳、中大日岳、大日岳方面がちらほら見えてきます。登山道は土嚢が多く用いられていて整備された跡が残っています。
2012年08月10日 05:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 5:56
奥大日岳、中大日岳、大日岳方面がちらほら見えてきます。登山道は土嚢が多く用いられていて整備された跡が残っています。
丸太の古ぼけた階段がポツンとあるのが印象的でした。ここまで2人のハイカーを追い越して、1人のランナーに抜かれました。
2012年08月10日 06:32撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 6:32
丸太の古ぼけた階段がポツンとあるのが印象的でした。ここまで2人のハイカーを追い越して、1人のランナーに抜かれました。
標高1,800m付近から、山道に岩が多くなってきましたが、まだまだ樹林帯を抜ける気配はありません。
2012年08月10日 06:48撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 6:48
標高1,800m付近から、山道に岩が多くなってきましたが、まだまだ樹林帯を抜ける気配はありません。
振り返り馬場島方面を見下ろすと、随分登って来たのが分かります。
2012年08月10日 07:01撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 7:01
振り返り馬場島方面を見下ろすと、随分登って来たのが分かります。
山道のまん中に、「山」と書かれた三角点らしき物があります。明治に柴崎芳太郎測量官が埋設したと云われる三角点と間違われる標石で、何処となく新しい感じがします。
2012年08月10日 07:03撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 7:03
山道のまん中に、「山」と書かれた三角点らしき物があります。明治に柴崎芳太郎測量官が埋設したと云われる三角点と間違われる標石で、何処となく新しい感じがします。
ここから少し歩くと、避難小屋跡スペースがあり、もうひと歩きで標高2,000メートル地点に到着です。
2012年08月10日 07:21撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 7:21
ここから少し歩くと、避難小屋跡スペースがあり、もうひと歩きで標高2,000メートル地点に到着です。
日が高くなるに従い、雲は少なくなり快晴となって来ました。途中に池塘があります。
2012年08月10日 07:30撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 7:30
日が高くなるに従い、雲は少なくなり快晴となって来ました。途中に池塘があります。
標高2,200m地点の早月小屋が見えて来ました。
2012年08月10日 07:51撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 7:51
標高2,200m地点の早月小屋が見えて来ました。
管理人のご主人が小屋の前にいますので、挨拶を交わすと「午後から天候が崩れるかもしれないよ!」と言っていました。
2012年08月10日 07:54撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 7:54
管理人のご主人が小屋の前にいますので、挨拶を交わすと「午後から天候が崩れるかもしれないよ!」と言っていました。
小屋の前には椅子とテーブルがありますので休憩場所として最適です。小屋の後方から、剱岳の山頂方面がようやく見えてきました。
2012年08月10日 08:01撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 8:01
小屋の前には椅子とテーブルがありますので休憩場所として最適です。小屋の後方から、剱岳の山頂方面がようやく見えてきました。
小屋を出発して程なくすると、室堂方面から風に乗って地獄谷からの硫黄臭がしてきます。
2012年08月10日 08:23撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 8:23
小屋を出発して程なくすると、室堂方面から風に乗って地獄谷からの硫黄臭がしてきます。
森林限界を越え、室堂のホテル等の人工物が見えて来ました。
2012年08月10日 08:24撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 8:24
森林限界を越え、室堂のホテル等の人工物が見えて来ました。
標高を上げ振り返ると、早月小屋が随分下になり、薄ら富山湾や能登半島が見えて来ます。
2012年08月10日 08:27撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 8:27
標高を上げ振り返ると、早月小屋が随分下になり、薄ら富山湾や能登半島が見えて来ます。
ロープのかかる急登を過ぎると、残雪歩きになりますが、すべり止めの装着の必要は全くありません。登山道は、ハイマツや岩場の道へと変わって行き、気分は高まります。
2012年08月10日 08:59撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 8:59
ロープのかかる急登を過ぎると、残雪歩きになりますが、すべり止めの装着の必要は全くありません。登山道は、ハイマツや岩場の道へと変わって行き、気分は高まります。
クルマユリ
2012年08月10日 09:06撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 9:06
クルマユリ
トリカブト
2012年08月10日 09:14撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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トリカブト
基本的に足場は良くく、しっかりしていますので難易度はそれほど高くはありません。
2012年08月10日 09:30撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 9:30
基本的に足場は良くく、しっかりしていますので難易度はそれほど高くはありません。
鎖をよじ登って少しすると、標高2,800m地点に到着です。ここから早月尾根の核心部に突入です。
2012年08月10日 09:40撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 9:40
鎖をよじ登って少しすると、標高2,800m地点に到着です。ここから早月尾根の核心部に突入です。
高標高の岩場と鎖場の連続になります。急いで登ると心拍数があがりますので、ゆっくりと登ります。時折下山してくるハイカーと交差しながら慎重に登って行きます。
2012年08月10日 09:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 9:41
高標高の岩場と鎖場の連続になります。急いで登ると心拍数があがりますので、ゆっくりと登ります。時折下山してくるハイカーと交差しながら慎重に登って行きます。
左眼下に谷を巻くようなトラバース気味の鎖場が唯一、スリルを味わう鎖場です。足のステップ用にボルトが突き出ていますので片足を乗せて渡れば大丈夫です。もし、足のステップが設置されていなければ難儀な場所になります。
2012年08月10日 10:00撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:00
左眼下に谷を巻くようなトラバース気味の鎖場が唯一、スリルを味わう鎖場です。足のステップ用にボルトが突き出ていますので片足を乗せて渡れば大丈夫です。もし、足のステップが設置されていなければ難儀な場所になります。
途中の岩間から立山の前剱、剱御前、別山、大汝山、雄山、龍王岳、浄土山等の眺望が開けます。
2012年08月10日 10:01撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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途中の岩間から立山の前剱、剱御前、別山、大汝山、雄山、龍王岳、浄土山等の眺望が開けます。
イワベンケイ
2012年08月10日 10:01撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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イワベンケイ
ハクサンイチゲ
2012年08月10日 10:02撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:02
ハクサンイチゲ
長く鎖が張ってある場所付近が、通称「カニノハサミ」付近だと思います。
2012年08月10日 10:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:08
長く鎖が張ってある場所付近が、通称「カニノハサミ」付近だと思います。
岩場にペンキでしっかりマークされていますので、コースから外れることもないでしょう。※ガスで視界不良の場合は、極端に難易度は上がると思いますが・・・。
2012年08月10日 10:10撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:10
岩場にペンキでしっかりマークされていますので、コースから外れることもないでしょう。※ガスで視界不良の場合は、極端に難易度は上がると思いますが・・・。
この付近で滑落事故が発生していますので、注意を払って登って行きます。
2012年08月10日 10:11撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:11
この付近で滑落事故が発生していますので、注意を払って登って行きます。
最後の鎖を登り上がると、前方に別山尾根との分岐の標識が見えてきました。
2012年08月10日 10:13撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:13
最後の鎖を登り上がると、前方に別山尾根との分岐の標識が見えてきました。
剱岳山頂に到着です。。後方には前剱、剱御前、浄土山〜龍王岳、左に雄山〜大汝山〜別山室堂に国見岳等が見え、遠く穂高連峰〜薬師岳等が見渡せます。
2012年08月10日 10:20撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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剱岳山頂に到着です。。後方には前剱、剱御前、浄土山〜龍王岳、左に雄山〜大汝山〜別山室堂に国見岳等が見え、遠く穂高連峰〜薬師岳等が見渡せます。
映画「劒岳点の記」の撮影時、祠は一旦撤去され、現在の祠は近年新しくなったそうです。
2012年08月10日 10:44撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:44
映画「劒岳点の記」の撮影時、祠は一旦撤去され、現在の祠は近年新しくなったそうです。
2004年8月に新しく設置された三等三角点に記念のタッチ!です。そして三等三角点の設置により、剱岳の標高2999mであることが確定しました。
2012年08月10日 10:21撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:21
2004年8月に新しく設置された三等三角点に記念のタッチ!です。そして三等三角点の設置により、剱岳の標高2999mであることが確定しました。
早月尾根はガラガラだったのに、室堂からの登山者で一杯です。
2012年08月10日 10:21撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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早月尾根はガラガラだったのに、室堂からの登山者で一杯です。
立山の後方には槍ヶ岳と穂高連峰(左)。竜王岳・浄土山が見えます。
2012年08月10日 10:26撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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立山の後方には槍ヶ岳と穂高連峰(左)。竜王岳・浄土山が見えます。
白馬三山
2012年08月10日 10:27撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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白馬三山
五竜岳〜白馬三山
2012年08月10日 10:27撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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五竜岳〜白馬三山
源次郎尾根方面
2012年08月10日 10:28撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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源次郎尾根方面
白馬三山から、不帰キレット-唐松岳-五龍岳-八峰キレット-鹿島槍ケ岳方面
2012年08月10日 10:32撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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白馬三山から、不帰キレット-唐松岳-五龍岳-八峰キレット-鹿島槍ケ岳方面
別山尾根を眼下に望みます。「平蔵のコル」と「平蔵の頭」が見えます。
2012年08月10日 10:50撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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別山尾根を眼下に望みます。「平蔵のコル」と「平蔵の頭」が見えます。
この角度から眺めると急斜面に見えますが、実際はさほどではない岩場だと後で分かりました。
2012年08月10日 10:47撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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この角度から眺めると急斜面に見えますが、実際はさほどではない岩場だと後で分かりました。
山頂プレートを標高3,000m地点に持ち上げワンショット!です。
2012年08月10日 10:47撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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山頂プレートを標高3,000m地点に持ち上げワンショット!です。
別山尾根との分岐
2012年08月10日 10:53撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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別山尾根との分岐
そして早月尾根の岩場へと注意を払いながら下山です。
2012年08月10日 10:54撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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そして早月尾根の岩場へと注意を払いながら下山です。
眼下に望む早月尾根!
2012年08月10日 10:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 10:56
眼下に望む早月尾根!
幾つかの鎖場を下がって行きます。高山植物を鑑賞しながらのんびり歩きます。
2012年08月10日 11:00撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 11:00
幾つかの鎖場を下がって行きます。高山植物を鑑賞しながらのんびり歩きます。
振り返ると山頂にいる人の姿が微かに見えます。名峰剱に登ってた時間が湧いてきました。
2012年08月10日 11:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 11:41
振り返ると山頂にいる人の姿が微かに見えます。名峰剱に登ってた時間が湧いてきました。
早月小屋に到着すると山荘前ベンチは賑やかっていました。昼食休憩に入り、おにぎりを頂きます。山小屋の主人が言った通り天候が怪しくなり、ガスが巻いてきました。良いタイミングで山頂にいられた事に感謝です。
2012年08月10日 12:33撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 12:33
早月小屋に到着すると山荘前ベンチは賑やかっていました。昼食休憩に入り、おにぎりを頂きます。山小屋の主人が言った通り天候が怪しくなり、ガスが巻いてきました。良いタイミングで山頂にいられた事に感謝です。
樹林帯の中に入り、黙々と標高を下げて行きます。ザレって滑る箇所が多分にありますので、足元に注意を払います。
2012年08月10日 13:29撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 13:29
樹林帯の中に入り、黙々と標高を下げて行きます。ザレって滑る箇所が多分にありますので、足元に注意を払います。
申し訳気分で数組を追い越しながら下がって行きます。標高1,000メートル付近のベンチまで下がってきました。ここまで下がって来ると、樹林体の中の山道は風通しが悪く、暑くなってきます。
2012年08月10日 14:34撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
8/10 14:34
申し訳気分で数組を追い越しながら下がって行きます。標高1,000メートル付近のベンチまで下がってきました。ここまで下がって来ると、樹林体の中の山道は風通しが悪く、暑くなってきます。
14:55分、馬場島登山口に予定通り帰着です。「試練と憧れ」の石碑を、腰に手をやり改めて拝みます。これほど率直に早月尾根を表現する言葉はないでしょうね。そして自分との挑戦をいかに試練ではなく、精神力を高めプラス思考の憧れを持って望む事が大事だと思いました。
2012年08月10日 14:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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14:55分、馬場島登山口に予定通り帰着です。「試練と憧れ」の石碑を、腰に手をやり改めて拝みます。これほど率直に早月尾根を表現する言葉はないでしょうね。そして自分との挑戦をいかに試練ではなく、精神力を高めプラス思考の憧れを持って望む事が大事だと思いました。
馬場島キャンプ場は長閑です。
2012年08月10日 14:57撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 14:57
馬場島キャンプ場は長閑です。
夏場の早月尾根は必要以上に汗を掻きます。温泉エリアまで1時間以上も掛かりますので、下の駐車場にある馬場島荘でお風呂(@500)に入り、汗を流します。内風呂のみで温泉ではありませんが、大変助かった!の一言です。
2012年08月10日 15:13撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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8/10 15:13
夏場の早月尾根は必要以上に汗を掻きます。温泉エリアまで1時間以上も掛かりますので、下の駐車場にある馬場島荘でお風呂(@500)に入り、汗を流します。内風呂のみで温泉ではありませんが、大変助かった!の一言です。
撮影機器:

感想

早月尾根は以前から登ってみたかった、北アルプス三大急登の大御所です。
ヤマケイの7月号で剱岳の特集と、
8月号の日本の名急登特集は興味を注がれる内容でしたので意欲が増し、
思いついたように強行的に剱岳の早月尾根へと向かいました。

馬場島登山口にはキャンプ場や馬場島荘があり、整備されています。
WC&水場も2ヵ所あります。午後8時前に到着して、
登山口近くの小振りの駐車スペースに車を止め、車中泊の準備です。
付近にはブヨが生殖していますので、殺虫剤は必須です。
登山口付近からヘッテンの光が5個位見え、こちらに近づいて来ます。
皆さん凄く辛そうで黙々と通り過ぎ、馬場島荘方面へと下がって行きました。
スマートフォンで毎度の如く、天気予報等調べようと思いましたが、
残念ながら完璧な圏外モードです。

早月尾根は水場が無く、早月小屋で唯一販売しています。
スタート地点の馬場島の標高が740mと低い為、夏場の早月尾根の樹林帯は水分を沢山要します。
何時ものようにザックに6リットルの水を入れて、飲み放題的な状況にしました。
今回は体力温存とバテ対策として、
ハイドレーションタンクに粉末のポカリを解かして入れました。
ゼリーやチョコバー、カリカリ梅等は今の私に必需品です。

先月に登った黒戸尾根日帰り(甲斐駒ケ岳)と比較をすると、
両峰、挑戦的な手強いコースの一言です。
今回は黒戸尾根歩きの時と違って、体調も天候もコンディション的に良く、
森林限界から素晴らしい景色を眺められましたので、気分的に今回の方が楽な展開になりました。

天候もしてくれましたので、森林限界を越えてからのパンチある歩きは、
眺望を眺めながら楽しさ倍増でした。

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