三田用水 愛宕山

2022年01月23日(日) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 34.3km
• 登り: 17m
• 下り: 48m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:44

8:57 JR中野駅
9:04 9:04 新中野駅
9:44 9:44 笹塚駅
10:28 10:28 西郷山
11:19 11:19 国立科学博物館附属自然教育園
12:41 12:41 三田春日神社
12:46 12:46 宝珠院
12:58 13:01 愛宕神社 (東京都港区)
13:12 13:12 国会議事堂正門
13:14 13:22 三宅坂
13:26 13:26 永田町駅
13:36 13:36 四ツ谷駅
13:41 13:41 市ヶ谷駅
14:41 御茶ノ水駅

天候

8:56　中野駅　晴れ　1℃
14:43　御茶ノ水駅　曇り　7℃

コース状況／危険箇所等

ほぼ舗装道路歩き。

写真

1/23 9:47

9:47
京王線笹塚駅南を流れる玉川上水。正面奥の暗渠口の右側が今日辿る三田上水の取水口だった。

1/23 9:50

9:50
取水口からしばらく玉川上水(左)と並行して流れる。

1/23 10:04

10:04
駒場東大前近くで三田用水の名残りと思われるものを発見。バス停の名前は「二ツ橋」。たぶんかつて水路に架かっていた橋の名前だと思う。

1/23 10:32

10:32
西郷山公園の南、旧山手通りを南へ向かっていくと橋の欄干跡のようなものがあった。この辺りは古墳あったり大使館あったり寄り道も楽し。

1/23 10:44

10:44
目黒の新富士。文政2年(1819年)に造られたという富士塚からは展望よし。昔は邸宅内にあってその庭に三田用水を引き入れて滝としてたそう。

1/23 11:01

11:01
茶屋場
徳川家光の鷹狩り、目黒のさんまの話しに出てくる茶屋坂前。古地図にも載ってる。写真右の坂(新茶屋坂)には今は取り壊されてしまったけどかつてはアーチ橋が架かっててその上を用水が流れてた。

1/23 11:05

11:05
三田二丁目を目黒駅方面へ進む。写真左に三田用水の案内板がある。農業用水の他、製粉精米やビール工場・火薬製造所の用水としても使われた歴史が書かれてた。

1/23 11:25

11:25
白金台に残る三田用水跡。石樋とかつて用水路だったところが赤いタイルで示されてる。地元の人の話しによると道路拡張でもうじき無くなってしまうらしい。今のうちに来といてよかった。

1/23 12:54

12:54
三田用水散策から港区の愛宕山へ。出世の石段を登って東京23区の頂きを目指した。

1/23 12:56

12:56
標高25.7m愛宕山の三角点。一度くらいこういう山も訪れてみてもよいもんだ。

感想

higashino9

江戸の上水探訪。
玉川上水、神田上水、千川上水、本所上水、三田上水、青山上水の6つの上水のうちこれまで前3つと本所上水の一部は歩いた。今回は残りの上水のうち三田上水を江戸期の古地図を参考に取水口の玉川上水から末端だったろう白金台まで歩いてきた。
江戸時代から約300年この地を潤してきた用水だが昭和49年に廃止となり今は全区間水流なし。残っているものといえば2箇所の案内板と地名、そして白金台の樋といった状況。それだけに遺構を見つけると嬉しく感じた。
白金台で地元の人と話しをする機会を持てた。ここに残る用水の樋も道路工事で近いうちに無くなってしまうらしい。残ってるうちに訪れることができてよかった。
白金台からは主に赤線繋ぎ。23区の名山愛宕山登って赤坂見附と飯田橋経由で御茶ノ水まで。色々結んできた。