厳冬期 甲子旭岳 東稜 単独

2022年01月25日(火) [日帰り]

• GPS: 10:30
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,131m
• 下り: 1,131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:07
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:22

7:20 甲子温泉
7:35 7:37 白水沢
9:56 9:57 甲子峠分岐
10:19 10:22 甲子山
11:46 11:55 旭岳
13:19 13:20 坊主沼避難小屋
15:04 15:06 甲子山
15:27 15:28 甲子峠分岐
17:36 17:36 白水沢
17:49 17:49 甲子温泉
17:50 ゴール地点

厳冬期 甲子旭岳 東稜　単独
ノートレース,フルラッセル

07:20　甲子温泉
08:45　猿ケ鼻
09:55　甲子山
10:25　新道分岐
13:15　旭岳
15:15　坊主沼避難小屋
16:30　甲子山
17:05　猿ケ鼻
17:50　甲子温泉

天候

天気：晴れ
気温：-7〜-5℃ 程
風速：微風 5 m/s 程

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甲子温泉

写真

2022.01.25 厳冬期 甲子旭岳 東稜 単独

甲子温泉から入山

序盤-猿ケ鼻までは うっすらトレースあり

ツボで膝下

ワカン装着

猿ケ鼻-甲子山は明瞭な尾根歩き

2022 甲子山へ至る尾根でも積雪豊富

尾根途中 旭岳がお見えに

甲子山 自身 初登頂 おめでとう！

甲子山より 旭岳！

甲子山より 大白森

甲子山より 飯豊山

甲子山より 三本槍

甲子旭岳へ！厳しい山行となりそうだけど自分の足跡を残します

雪庇にシュカブラ

甲子旭岳東稜ルート全景。技術的核心は山頂直下雪稜。体力的にはラッセルと踏み抜き次第。天候は良好

新旧登山道 分岐

取付き序盤は 癒しの銀世界

斜度が増し ラッセルぜーはー

灌木藪漕ぎ

途中きざんで ふりかえり眺める甲子山

急登 おまけに一歩ごとに踏み抜いたり もう大変

雪庇が切れ落ちた断面

次の急登を目前にアイゼンピッケルに換装

山頂が遠いー

やっとの思いで 灌木踏み抜き地獄帯を越え 核心へ

神々しい

畏敬の念を抱く雪稜

『はじめまして』でも もうこの山の虜です

滑落は許されない核心が続く

二刀流。効き悪い雪質。確実な手足を決めるのに何発も固め登った

見おろす雪稜

岩峰乗り上げる手前の効きが悪く 灌木を掘り出し確保しながら登った

山頂への ビクトリーロード

甲子旭岳 自身 初登頂 おめでとう！本当に嬉しい

旭岳より 山頂への道程をふり返る

旭岳より 観音山へ至る尾根

旭岳より 裏那須稜線

旭岳より 三本槍へ至る尾根

旭岳下山は『ピストン(滑落リスク) VS 周回(ラッセル追加)』現場状況判断 南へ周回することを決断

南も案の定 締まり悪く 灌木帯は容赦なく踏み抜きます

股下まで埋まり 手を使わないと立ち上がれない踏み抜きも連発

この小ピークまでがマジで長かった

ふりかえり見上げる旭岳。ここまで大袈裟じゃなく100回以上踏み抜いた

小ピークから 裏那須や男鹿山塊

小ピークからの下りは これまでと比べて快適

旭岳の雄姿

那須のマッターホルン 旭岳

急な雪庇の下降点を探しながら下りていたら行きすぎた。すぐに修正

坊主沼避難小屋と旭岳

坊主沼避難小屋 内部。とじまりOK

森の中から 最後に登りかえす甲子山を確認

旭-甲子のコルまで もふもふトラバース

旭-甲子のコル付近 往路の自分のトレースに合流。もう概ね大丈夫

最後に 甲子山より 旭岳。大好きな山のひとつとなりました

すっかりまっくら無事下山。おつかれさまでした

感想

AIKEN

2022年01月25日
厳冬期 甲子旭岳 東稜　単独

【厳冬期の定義】は
人それぞれあると思いますが

自分の定義として
・日本海側気候 雪山：年末〜2月末
・太平洋側気候 雪山：1月中旬〜2月末

《実績》
ノートレース,フルラッセル
※写真動画撮影,休憩込み
07:20　甲子温泉
08:45　猿ケ鼻
09:55　甲子山
10:25　新道分岐
13:15　旭岳
15:15　坊主沼避難小屋
16:30　甲子山
17:05　猿ケ鼻
17:50　甲子温泉

《次回覚書》
冬季 甲子旭岳 周回
※雪が締まった好条件時CT
※これベースに+α
07:30　甲子温泉
08:50　猿ケ鼻
09:30　甲子山
10:00　新道分岐
11:30　旭岳
13:00　坊主沼避難小屋
14:00　甲子山
14:25　猿ケ鼻
15:15　甲子温泉