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Yamareco

記録ID: 396281
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

風吹岳

2014年01月15日(水) [日帰り]
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yama194 その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:43
距離
12.6km
登り
1,249m
下り
1,234m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

北野 8:02−南俣沢 10:25−風吹岳 13:01〜13:31−南俣沢 14:00−北野 14:46
天候 晴れのち雪、微風
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小谷村北野の除雪終点手前に数台のスペースあり
コース状況/
危険箇所等
先行のトレースがあり、利用させていただきました。先行の方は、風吹方面への登り返し無しルート開拓をされた、金沢のドクターと名人でした。大変ありがとうございました。
南俣沢へ入るトラバースはガレ上部の急斜面で、私たちだけだったら間違いなく敗退していたと思います。
先行トレースや赤布目印類は、先行者のレベル・目的地・ルートの取り方などは後から登る人はわかりません。トレースがあるからと安易に利用すると事故につながる可能性があります。
自分たちもしょっちゅう現在地確認しながら、途中からトレースと別れて風吹岳山頂に到達しました。
集落の雰囲気。奥に見えるのは1333mポコかな?
それにしてもいい天気だ。
2014年01月15日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 8:09
集落の雰囲気。奥に見えるのは1333mポコかな?
それにしてもいい天気だ。
林道から別れて枝沢沿いに尾根の1200mを目指す。沢水は茶色く濁った冷泉が流れていた。温めれば温泉か。それにしてもこの辺りは冷泉の湧いているところが多い。
2014年01月15日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 9:23
林道から別れて枝沢沿いに尾根の1200mを目指す。沢水は茶色く濁った冷泉が流れていた。温めれば温泉か。それにしてもこの辺りは冷泉の湧いているところが多い。
高度が上がると高妻山が見えてきた。
2014年01月15日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 9:55
高度が上がると高妻山が見えてきた。
1200m付近で焼山、雨飾山、海谷の山も見えた。
2014年01月15日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 10:12
1200m付近で焼山、雨飾山、海谷の山も見えた。
きわどいトラバースを終了して南俣沢1400m付近を登る。北野へのツアー標識が。ルートは多分右手の尾根に向かうのだと思うが、見つけた標識はこれ一枚だけだった。
2014年01月15日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 11:02
きわどいトラバースを終了して南俣沢1400m付近を登る。北野へのツアー標識が。ルートは多分右手の尾根に向かうのだと思うが、見つけた標識はこれ一枚だけだった。
沢から別れて左岸台地に登ると横前倉山(右)と目的の風吹岳(左)が見えてきた。
2014年01月15日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 11:20
沢から別れて左岸台地に登ると横前倉山(右)と目的の風吹岳(左)が見えてきた。
西側から雲が増えてきた。
2014年01月15日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 11:29
西側から雲が増えてきた。
風吹山荘手前で先行者が滑ってきたので、ラッセルのお礼を言った。トレースと別れて、最後はまっさらな雪原を登って風吹山頂を目指す。このころから小雪が降り出した。
2014年01月15日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 12:49
風吹山荘手前で先行者が滑ってきたので、ラッセルのお礼を言った。トレースと別れて、最後はまっさらな雪原を登って風吹山頂を目指す。このころから小雪が降り出した。
風吹岳山頂到着。山頂の東屋は雪で埋まり、吹き溜まりの一番高いところをちょっと掘ったら屋根のテッペンが出てきた。山頂標識などは見当たらなかった。奥の山は横前倉。あれを山頂から滑るのは死にに行くのに等しいかも。亀裂だらけでした。
2014年01月15日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 13:05
風吹岳山頂到着。山頂の東屋は雪で埋まり、吹き溜まりの一番高いところをちょっと掘ったら屋根のテッペンが出てきた。山頂標識などは見当たらなかった。奥の山は横前倉。あれを山頂から滑るのは死にに行くのに等しいかも。亀裂だらけでした。
山頂直下のツリーラン。午前の日差しが強かったのでクラスト気味。
2014年01月15日 13:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 13:37
山頂直下のツリーラン。午前の日差しが強かったのでクラスト気味。
山頂下の浅いシュートに滑り込む。日陰部分はふかふかパウダー。5時間かけて登った甲斐があったよ。
2014年01月15日 13:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 13:37
山頂下の浅いシュートに滑り込む。日陰部分はふかふかパウダー。5時間かけて登った甲斐があったよ。
南俣沢の中の平地。カモシカの足跡いっぱい。こんな所でテント張って朝のパウダー滑ったら気持ちいいだろな。荷物担ぐ人がいないのでやりっこないけどね。
2014年01月15日 13:50撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1/15 13:50
南俣沢の中の平地。カモシカの足跡いっぱい。こんな所でテント張って朝のパウダー滑ったら気持ちいいだろな。荷物担ぐ人がいないのでやりっこないけどね。
撮影機器:

感想

かねてから厳冬期の北野から風吹方面へのチャンスを探っていたが、東京に雪予報(=日本海側は晴れ?)が出たのでチャンス到来と考えて仲間3人で決行した。ルートは1333mポコを経由する夏道沿いコースか金沢のドクターが開拓した南俣沢コース。2案をGPSに保存して北野へ。
なんと北野には2台の車が!ナンバー車種を見て、ドクターと名人であることがすぐにわかった。どこを目的としてるかはわからないが、とりあえずトレースを拝借して林道を登る。930mで右の沢沿いに入る。トレースは間違いなく南俣に向かっていると思い、迷わずについていった。1200m付近で尾根を巻いて向こう側の沢に入るのだが、急なガレの上部をきわどくトラバースしていて、ちょっとビビッてしまう。幸いしっかりと踏んであり雪面に亀裂なども見当たらなかったので、利用させていただき南俣沢に立つことができた。以降は山頂まで比較的緩い登りが続く。小雪の降り出す中、念願の風吹岳厳冬期登頂がかないました。
期待した雪質は、天気が良すぎて北面なのにモナカ気味。登頂の喜びと激パウ絶叫滑走の両立は難しいものです。
帰りは金沢のドクターの言うように登り返しのない素晴らしいルート取りで楽々車にたどり着きました。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

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