岩井滝の氷瀑を見る
岡山県
kitayamawalk
その他1人 
体力度について
- GPS
- 03:08
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 160m
- 下り
- 159m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:00
| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
| その他周辺情報 | 帰りには、奥津温泉「花美人の里」に入浴することができます。 |
写真
拍手
感想
＜プロローグ＞
岩井滝は、岡山県苫田郡鏡野町上齋原中津河にある滝である。鏡野町は、中国山地の尾根で鳥取県三朝町と接しており、最近は高清水トレイルが整備されて、ハイキングコースになっている。このトレイルの近くに岩井滝はあるので、合わせて見学されることが多い。高さ10m、幅6mと規模は大きくないが、滝の上部に大きな岩盤が突き出し、滝の裏側からも流れ落ちる清水を眺めることができる「裏見の滝」として人気を集めている。この地方は豪雪地帯としても知られ、冬には滝が凍り、圧巻の「氷瀑」が現れることでも有名である。
＜駐車地＞
この日の天気は、午前は曇り一時雪、午後は雨という予報であった。ならば何とか午前中に見学してこようと思い、朝食を済ませて、早速出発した。恩原高原スキー場も向かう道路を分かれて、岩井滝の方向に進んだ。実は、前年の秋に一度岩井滝を訪れている。舗装された狭い離合の困難な道路を進むと、20台くらい駐車できるスペースがある。ここから400mほどの山道を10分ほどかけて登ると岩井滝に着く。しかしながら、冬期は積雪があるため、その駐車場まで車で行くことができない。予想されたとおり、途中で除雪がストップしている。午前8時30分に除雪終点に到着したが、すでに4台の車が駐まっていて、最後のスペースに滑る込むことができた。ここから約2�劼寮稙擦鯤發�ことになる。
＜駐車地〜登り口＞
すでに積雪した前日のトレースがあった。このトレースはかなり踏み固められているので、軽アイゼンでも歩けると思ったが、せっかくスノーシューを持ってきたのだから、スノーシューを履くことにした。ところが、このトレースは、深さ30�僂�らいの溝になっていたが、所々幅が狭くなっていて、スノーシューで歩くには左右のスノーシューが接触して少々難儀した。途中、右手に広がる畑（雪原）あり、半分ほど埋まったカーブミラーあり、雪をかぶった針葉樹あり、雪帽子をかぶった建物ありと、積雪期ならでは景色を楽しみながら、ゆっくりとしたペースで歩いたが、50分ほどで本来の駐車地（登り口）に到着した。
＜登り口〜岩井滝＞
登り口の標識（案内）は完全に雪に埋まって見ることができない。ここからもトレースが続いていたが、最初は結構な急登になっていて、スノーシューのクランボン（爪）を蹴り込んで滑らないように注意しながら登っていく。3分の2ほど登ったところで、「日本名水百選」に選定された「名水岩井」が湧き出ていた。この水を21日間飲み続けたら、念願の子どもを授かったという伝説があり、「子宝の水」とも呼ばれている。ここを通過すると間もなく岩井滝に到着した。
＜岩井滝＞
すでに数名の見学者がいて、滝の氷瀑を見学していた。当日の氷瀑は、観光案内に載っているものに比べるとまだ小さく、50％程度という感じであった。しかし、氷瀑もそれなりに形になっているので満足した。さっそく滝の裏側に入ってみたが、天井から氷柱（つらら）がたくさん垂れ下がっていたが、その隙間から表を見ることができた。もっと氷瀑が発達すると、裏側からは表が見えなくなるだろう。
＜岩井滝〜駐車地＞
帰りは、やって来た道を戻ることになるが、体力にも余裕ができたため、自分だけのトレースを付けることにした。白い無垢の雪面に自分の足跡を刻んでいくことに快感を覚える。最後のあたりで少し横道に入ってしまい、おそらく田圃の畦道をサクサク歩いて駐車地に戻ってきた。すると、間もなく空から雪が落ちてきて、予報どおりの天気になった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する