山行記録: 北八ヶ岳（渋の湯～高見石小屋～茶臼山～縞枯山）

記録ID: 396922

全員に公開

雪山ハイキング

八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳（渋の湯～高見石小屋～茶臼山～縞枯山）

2014年01月13日(月) ～ 2014年01月14日(火)

長野県

ikuzou

GPS: 32:00
距離: 10.1km
登り: 834m
下り: 446m

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コースタイム

1/13　渋の湯バス停11:40ー賽の河原ー高見石小屋14:30（泊）
1/14　高見石小屋7:30ー8:00白駒池（池を横断）ー9:00麦草峠ー10:10茶臼山（展望台往復）ー11:10縞枯山ー12:00北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

天候	1/13　晴れ 1/14　晴れ
過去天気図（気象庁）	2014年01月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスケーブルカー（ロープウェイ／リフト）【往路】JR茅野駅より渋の湯行きバス　渋の湯バス停付近は東屋などないので（渋の湯御殿の入り口は使用を控えた方がよさそう）ウェアーの支度などはバス車中でやっておけばよかったです。【復路】北八ヶ岳ロープウェイ利用　JR茅野駅行きバスアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	道の状況【渋の湯～賽の河原】樹林帯。適度に締まった雪質で歩きやすい。トレースしっかりついている。連休最終日、たくさん人が下りてきました。【賽の河原】樹林が切れるので、風にさらされます。踏み跡はあっても、風で消されているところもあり、その部分は錯綜。踏み抜く箇所もありました。踏み跡は硬く締まっているので、足を乗せてみると沈まないので、沈まない部分を辿るように歩きました。この日はまだ風弱かったよう？【賽の河原～高見石小屋～白駒池】再び樹林帯。落ち着きますね～。【白駒池】この日はしっかり凍結＆積雪。ボート乗り場から池に乗れます。踏み跡はあちこちに。怖いので、踏み跡のある部分を歩きました（笑）。ここでワカン装着。スノーシューの足跡が多かったです。【白駒池～北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅】ここも樹林帯。歩きやすいです。始めから12本アイゼン装着。白駒池付近～北八ヶ岳ロープウェイはスノーシュー率高かったです。夜間の気温は-15℃、まだ暖かい方だそう。麦草峠から、気になってた八柱山、雨池方面にも踏み跡が残っていた。

感想

ikuzou

北八ヶ岳をのんびり散歩してきました。
目的は、雪道をたっぷり歩くことと、凍った白駒池の上を歩いてみること。

樹林帯を抜けた、賽ノ河原。スケールの大きな山の斜面が目の前にどーんと広がっていました。雪に覆われた「惑星」だなあ～。風が雲を飛ばすたびに、光があたる部分が流れていって、なんだか神々しい光景。あんまりすごいので、小屋に着いてからもう一度見に行きました。
小屋の夕食をつけてもらっていたので、夕暮れを見る時間まで粘れなかったのが残念。
小屋に戻ってこたつでおしゃべりをしていたら、窓の外がものすごいオレンジ色に染まるのが目に入って、それが日の入りの合図だったようです。
外に出てみたら、樹林の枝の向こう側にオレンジ色のラインが一直線に消えていくのが見えて…びっくりするくらいクリアーなオレンジ色。空は夜空の青に染まるちょっと手前。この日はカメラが起動しなくて、いちばんすごい風景は自分の目玉だけが見ていました。
ああ～夕焼けを見そびれてしまいました。
（小屋の掲示板に『夏は日の出、冬は夕焼けが特にきれいです』とあるのに後で気が付きました）
今度来る時は、日の入りを目撃したいなあ。

翌日は白駒池の上を歩いてみました。池の上は、当たり前だけれど、そこだけ樹が途切れていて、頭上は丸い空。池の形だけ丸い空。池の真ん中でたった一人でした。
昨日の賽ノ河原もそうだったけれど、なんだか月面着陸したひとみたい。現実感がない景色。

茶臼山の展望台からは、天狗岳のふたつのトンガリがすっきりと見えました。
今回はのんびり散歩にしたけれど、実は今一番行きたいのは、天狗岳。
まだ技術も体力もなくて、こっちのコースにしたけれど…見えた瞬間、
「あー、やっぱりあそこを歩きたい！」
と思えました。
次回は必ず！