棒の折山から棒ノ嶺へ:一緒じゃねぇかい!!完徹明けにムチ打つのだ!!
- GPS
- 05:33
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 752m
- 下り
- 855m
コースタイム
9:11棒の折山登山口〜9:39山の神〜10:40棒の折山山頂〜(約1時間滞在)〜12:04下山開始〜12:30岩茸石〜12:51見晴台〜13:41川又登山口〜13:45休憩所〜14:07川又バス停
天候 | 晴れ!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
登山口は、百軒茶屋キャンプ場先の奥茶屋付近です。 帰り:国際興業バス川又バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて危険箇所はありません。 ボクのように体調不良の時は登らない方が良いでしょう、当たり前ですけど。 1カ所、分岐のような踏み後がありますが、倒木で遮断されており注意書きもありますので、道迷いにはならないでしょう。でも念のため慎重に。 |
写真
感想
今週で10週連続の山行でございます。
だからというわけでもないけど、最初は棒ノ峰経由で蕎麦粒〜日向沢ノ峰〜上日向を周回するつもりでした。
ところが予期せぬトラブルで結局会社で夜を明かし、急遽予定ルート変更、家路につく間の数十分ウトウトしたくらいで、ほとんど一睡もせずに現地へ。
冒頭に大失態!!
青梅線川井駅を降りるべきところ、御嶽あたりで眠りについたみたいで、ついつい寝過ごし!!
ワオ!なんてこったい!!
寝入ったのはほんの1〜2分だったと思うが。。
隣の古里駅に降り立ち。
一瞬考えた末、川井駅まで戻ることにしました。
幸いすぐ上り電車が来て安堵しましたが、予定より約40分遅れの山行開始となりました。
上日向バス停から登山口のある清東橋まで徒歩。
体調すこぶる悪し!!
なんかからだがふわふわするぜぇ、こりゃあ睡眠不足なんかじゃなく、本能が寝ろ!!といってるようだ。。
登山口近くの休憩所で深呼吸や柔軟をやりつつ、ペースはいいからゆっくり登ろう、と必死で自分に言い聞かせる。
でもなんか心臓ばくばくする。。。
さて登ります。
沢沿いに20分ほど歩きます。
沢かと思ったが、わさび田の合間を縫うように登山道が走っているので、フェンス沿いを歩くことになります。
放置されている田もあるようで、なんとなく寂しさも漂う道。
山の神につきました。
真剣に、なんとかてっぺんまでお願いしますっ!!と手を合わせる。
苦しいときの神頼み、とはまさにこのこと。
ここまで他のハイカーの気配すら無し。
杉の中を、ひたすら尾根を目指します。
途中、分岐らしき踏み後もあり、誘い込まれて道迷いになりそうな箇所もあります。
体調に反して割と冷静に見分けられたと思いますが、皆さんご注意を。
尾根に出ました。
眺望が少しずつ開けてきました。
依然として体調悪し、足が重く、心が折れそうになる、いやすでに折れているのか??
鼻水だらだら、汗、いや冷や汗か。。。
そうなんです、こういうときに遭難するんです!、と、思いつつ、一人で苦笑いする(笑)
他から見てるとたぶんアブない人間に見えるだろなぁ。。
山頂らしき気配が一向に見えない中、下山中のご夫婦に出会いました。
そんなにおおきなザックでどこ行かれるんですか?と聞かれ、決まってるだろ!と内心思いながら、棒ノ嶺です、わざと重くしてるんです、と必死で言い訳。
ホントは、最初の計画用に荷物を用意してたんだが、。時間なくそのまま。。などと言う気力もなく。
てっぺんに近づくにつれ、残雪が多くなってきました。
下を向きながら慎重に足を運んでると、急に視界が開けていつのまにかてっぺんに。
山頂には誰もいませんでした。
ラッキー!一番乗り(かも??)と喜んでると、10分もしないうちに数人のパーティやら二人連れやらがなだれ込んできました。
しかもそのほとんどが白谷沢からの登山者でした。
本日の目的。
長年使ってなかった、しかも使い勝手がわからないアルコールバーナーを試す。
かつ、先日日記にてご紹介した、自作の五徳もとりあえず使ってみる。
アルコールをバーナーに約2/3ほど入れます。
体感的にはこれでお湯が3回ほど沸かせる計算。
点火。
日中なので火が点いたのか点いていないのか全く確認できません。
手をかざす(少々熱いが)とわかります。
かつ、アルコールが沸騰しているのが確認できれば、点火されている証拠。
五徳。
ザックを絞り締めすぎたせいで取っ手が破損。
一応修理を試みたが、針金を伸ばす体力無し。。。
まぁ100円なのでこんなものだろ。
それでも燃焼に問題はありませんでした。
強いて言えば、手製五徳の空気の取り込みが不十分だったのか、本来青いはずの炎が赤く、少々不完全燃焼気味だったように思います。
今のオレも不完全燃焼するのか??
予想通り、お湯が3回沸かせました。
それでもアルコールは微妙に残っていたので丁寧に拭き取り。
アルコールが残ってると危ないですし、ザックにしまい込んだらしみ出て来ちゃうかも。
ここは慎重に。
メシはパン3つ。
写真のコメントにも書きましたが、全く、全然、みじんも、食欲無し。
そうなんです、こ〜ゆ〜ときにシャリバテするんです、しかも後から。
そうするとそーなんするんです!!
と、またもや苦笑いしながら、食べるしかないだろ!!!と無理矢理詰め込むが、味わからず。。。
修行だ!と言い聞かせ、ゆっくり、ゆっくり口に入れ、ゆっくりゆっくり咀嚼する。
おかげで1時間たっぷり使ってしまいました(笑)
さて下山。
言うまでもないですが、登山は下山です。
岩茸石以降、急な下りに杉根っこが邪魔をします。
転倒して大怪我ではスマされないぞ、と肝に銘じ、下り始める。
林道を数回横切り、階段をやりすごし、里が見えてきた時点で急にからだが軽くなりました。
げんきんな性格ですなぁまったく。。。
名栗川橋を渡り、休憩所へ。
定番のご褒美を食べながら、改めて思う。
蕎麦粒はまた今度でいいじゃん、、
こんな体調で強行してたら確実に遭難してたんだろなぁ、と思い返します。
ある意味で良い経験をしました、いや、させていただきました、と謙虚になる(笑)
そういう意味では、山にはいつでも登れる、との考えで行った方が、楽になります。
でも不思議と写真はそれなりの枚数撮ってるんだよな(笑)
仕事とはいえ、一睡もせずに山行に望んだのは、今回が初めてでした。
本来であれば取りやめる勇気も必要だったと考えたりもします。
そうなんだよな、勇気って、そういう勇気も必要なのかも、撤退する勇気とかね。
10週連続の山行、再認識をして、新たな出発、っておおげさか??(笑)
でも、後から考えると、とても楽しかったです!!
おわり
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