アイゼンの試し履きがてら大山へ(広沢寺温泉〜ネクタイ尾根〜大山〜蓑毛)
- GPS
- 06:51
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜の雪のせいか、山神隧道の先の坂は一部で立ち止まっていても滑るほどの氷が張っていて油断していたら派手に滑って尻もちをつきました。 |
写真
感想
ずっと気になっていながら、西や北に気を取られてなかなか行けなかったネクタイ尾根を登りました。
広沢寺温泉でバスを降り、駐車場横の登山ポストに計画書を投函して出発。同じバスで降りた他の4人はクライミングらしく、不動尻に向かうのは自分1人だけ、初めて来た前回長く感じたゲートまでの道は意外と近く感じました。
途中の山神隧道は入口から出口が見え懐中電灯を使うまでもありません。ただ、玄倉の青崩隧道もそうですが、トンネルの中を吹き抜ける風が不気味な感じです。隧道を抜けるとこれまで乾いていた道の様子が一変し所々凍っていて、最初のうちはザラザラした滑らない路面だったので安心して歩いていたら途中でツルツルの硬い氷を踏んで、派手に尻もちをついてしまいました。
不動尻から大山方面に登山道を登って行くとゆるゆるとした山道を歩いて45分程で唐沢峠に到着。去年の4月に弁天御髪尾根から梅の木尾根を通って大山三峰ルートに合流するまでに、急登や痩せ尾根を延々と歩いた記憶があったので拍子抜けするほどあっさり着いた感じがしました。
唐沢峠で一休みしながら見るネクタイ尾根は聳え立つように見え、ここまでの道と違い雪が目立っているので新しいアイゼンを試すチャンスがありそうです。
東屋の横の道から河原に下り鹿柵沿いに歩いていると1人下山してきたので、尾根の様子を聞くと、凍っていないし登りならアイゼンを履かなくても大丈夫そうとのことで、安心する一方でちょっとがっかりしました。
河原から尾根に乗るまでのルートを間違えたのか、乾燥した斜面でズブズブ足が潜りそうになったかと思うと、ツルツルの赤土で滑りやすい所があったり一苦労しましたが、どうにか尾根に乗るととても歩きやすく景色の良い尾根で、何度も何度も立ち止まって回りを見回したりして景色を楽しみながら、散策気分でゆっくりと登りました。
尾根の上には大分雪が積もっていたので早速アイゼンを履いてみました。最後に10本以上の刃が付いたアイゼンを履いたのは30年以上前になりますが、やはり土踏まずに着けるタイプと違って急坂でもしっかり食いついて滑らないので楽に登れていいですね。
景色とアイゼンの履き心地を楽しみながらしばらく歩いていると木に巻き付けられたネクタイがあり、ネクタイ尾根を登っていることを思い出しました。
二本目のキンメダイが現れるとやがてモノレールの軌道が現れ大山北尾根に合流、大山山頂の賑わいと対極的な静けさの北尾根、いつか札掛から歩いてみたいものです。
ネクタイ尾根と北尾根をのんびりと景色を楽しみながら歩いていたら思いの外時間がかかってしまい、遅めの昼食を済ませてイタツミ尾根から蓑毛へと下りました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する