釈迦ヶ岳(3回目)〜神座山
- GPS
- 06:46
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 743m
- 下り
- 741m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一宮御坂ICからR137を進むと、リニア実験線を越えて、左手に「御宿農園」が見える。すると道路の反対側の右手に細いスロープがあるのが見えるのでここを入る。交通量が多くて坂でスピードも出ているので、右折してスロープに入るには十分な注意が必要。 ■檜峯神社の駐車場より少し下ったところにある釈迦ヶ岳第3登山道入口前の駐車スペースに車を止めた。10時前到着で先行車1台。 ■トイレは檜峯神社の駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○危険なところはないが、土と落ち葉でとても滑り易い急坂がいくつかあった。 ○釈迦ヶ岳への急坂は、岩場の段差が大きいが、手掛かり、足場は十分にあるので、ロープを使わなくてもいける。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2022年02月06日(日)【釈迦ヶ岳〜神座山】
残り少なくなった東京勤務。関東地方にはまだまだ未登の百名山もあるけど、私は今の自分が行きたい山へ行きたい。
という訳で、以前から温めていた御坂山塊の釈迦ヶ岳〜神座山〜大栃山を北側の檜峯神社を起点に歩くプランを友人と実行することにした。
しかし、友人が朝早く出ることができず、また私のグーグルナビの設定が甘くて、誤って谷1本西側に案内されてしまい、檜峯神社の駐車場に到着したのは10時前になってしまった。しかし、玄人好みのコースとなる基点のためか、車は1台しかとまっていなかった。
今日は釈迦ヶ岳第3登山口から登る予定だが、時間も遅いので、ピストンになった場合のことを考えて、檜峯神社から少し下にある釈迦ヶ岳第3登山口の前の駐車場に車をとめ直した。こちらも車は1台しかとまっていなかった。
陽が稜線の向こうから差し込んで眩しい針葉樹の森から歩き始めた。すぐに岩がゴロゴロしたしたところに出た。稜線の北側になるので、雪がまだ残っていて今冬シーズン初めて雪道を歩くことになった。雪を踏みしめる音がなんとも子心地良かった。
登山道は大きな谷を離れて左側の山腹に続いていた。落ち葉がつもった土の斜面はとても滑り易くて、傾斜が増して行くに連れて、ますます登りにくくなっていった。どうりで登山道の両側にたくさんのトラロープが張られているわけだ。ロープがあってもこの急斜面を下りるのはかなりつらそうだ。おまけに先日買ったシリオの登山靴がしっくりこなくて、かかとが靴擦れを起こしそうに痛いのでペースが上がらかなった。
なんとか主稜線にたどり着いたところで、踵に絆創膏を張り、靴紐を締め直して、釈迦ヶ岳の山頂に向けて岩場ありの急坂を上り始めた。
急坂の上部は眺めが良くて、十二ヶ岳や節刀ヶ岳をはじめとする御坂山塊の山々、先週歩いた蛾ヶ岳もよく見えたが、富士山は雲の中、南アルプス、奥秩父は雪雲に覆われて見えなかった。
急坂の途中で降りてくる2組4人とすれ違ったが、山頂に着いた時には時間が遅いためかせいか誰もいなかった。風がほとんどなく、陽もよく当たってあまり寒くなかったので、山頂でお湯を沸かしてカップ麺と豚の角煮でお昼にした。食後にフリーズドライの甘酒を初めて飲んでみたが体がよく暖まるので、これから冬の山行の定番になりそうだ。
山頂からの眺めは、急坂からの眺めに加えて、大菩薩嶺、小金沢連嶺、三ツ峠山や黒岳などの眺めが加わったが、富士山は相変わらず上部は雲の中で姿を見せてくれなかった。
山頂には結局1時間半ほどもいて、14時前に山頂を後にした。大栃山まで足を伸ばすと陽がくれてしまうが、稜線から登山口までのあの滑りやすい急坂を下る気もないので、神座山までの縦走を楽しんでから下ることにした。
御たけとの鞍部まではあっという間に下った。鞍部は風の通り道なのか、とても風が強いのですぐに御たけへの短い急坂を登り返した。御たけの山頂からの下りは落ち葉の上に雪が残っていて、短い間だったがとても滑り安かった。
檜峯神社へ直接下るルートの分岐まではなだらかな稜線がしばらく続いた。落ち葉の降り積もった冬枯れの登山道はとても気持ち良かった。
分岐を過ぎるとまた少し急坂を下り、そこから小さなアップダウンを繰り返すと樹林に囲まれた神座山の山頂に着いた。
樹木の枝が邪魔するが、尖った釈迦ヶ岳や富士山が見えた。富士山に掛かる雲はだいぶ少なくなっていたので、少し待っていると願いが叶ったのか、ほんの僅かな時間だったが、山頂付近の雲が取れて、富士山が姿を見せてくれた。
先週蛾ヶ岳の山頂からはまったく見えなかった富士山を見ることができて、十分に満足したので神座山の山頂をあとにした。鳶巣峠へ下る尾根道にも所々に急坂があって、とても滑り易くて神経を使った。
鳶巣峠は随分と下ったところにあった。峠からすぐに大栃山への登りかえしになっていた。今回は時間が遅くなって行けないのがとても残念だ仕方がない。
釈迦ヶ岳の登りでハイカーとすれ違ってから誰にも会わなかったが、峠で一休みしていると、神座山の方からソロの男性が降りてきて、足早に通り過ぎていった。
私達も大栃山への未練を断ち切って鳶巣峠を後にした。峠からは緩やかな登山道を檜峯神社へとゆっくり下るだけだった。
檜峯神社は杉などの大木に囲まれていて、時間も遅くかなり薄暗くなっていた。今日も無事に下山できたことに感謝し、杉の大木を眺めてから、駐車場へと車道を進んだ。
おしまい。
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