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Yamareco

記録ID: 3978861
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

釈迦ヶ岳(3回目)〜神座山

2022年02月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:46
距離
6.0km
登り
743m
下り
741m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
1:45
合計
6:47
9:56
94
スタート地点
11:30
11:45
65
12:50
13:47
23
14:10
14:13
10
14:23
14:23
25
14:48
14:49
26
15:15
15:30
35
16:05
16:11
17
16:28
16:36
7
16:43
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■R137から檜峯神社へ至る道に入るところが判りにくいし、入りにくい。
 一宮御坂ICからR137を進むと、リニア実験線を越えて、左手に「御宿農園」が見える。すると道路の反対側の右手に細いスロープがあるのが見えるのでここを入る。交通量が多くて坂でスピードも出ているので、右折してスロープに入るには十分な注意が必要。

■檜峯神社の駐車場より少し下ったところにある釈迦ヶ岳第3登山道入口前の駐車スペースに車を止めた。10時前到着で先行車1台。

■トイレは檜峯神社の駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
○危険なところはないが、土と落ち葉でとても滑り易い急坂がいくつかあった。
○釈迦ヶ岳への急坂は、岩場の段差が大きいが、手掛かり、足場は十分にあるので、ロープを使わなくてもいける。
R137号から細い車道を進むとゲートがあるので、手で開けて通る。
2022年02月06日 09:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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R137号から細い車道を進むとゲートがあるので、手で開けて通る。
檜峯神社の駐車場に10時前に着いた。
2022年02月06日 09:48撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
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檜峯神社の駐車場に10時前に着いた。
駐車場の脇にあるトイレ。
2022年02月06日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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駐車場の脇にあるトイレ。
檜峯神社から少し下ったところにある釈迦ヶ岳第3登山道入口の前の駐車スペースに車を停め直した。
2022年02月06日 09:57撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
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檜峯神社から少し下ったところにある釈迦ヶ岳第3登山道入口の前の駐車スペースに車を停め直した。
釈迦ヶ岳第3登山道入口から歩き始める。
2022年02月06日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳第3登山道入口から歩き始める。
2022年02月06日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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岩が多くなってくると残雪を踏むようになる。
2022年02月06日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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岩が多くなってくると残雪を踏むようになる。
谷から左側の斜面を登っていく。
2022年02月06日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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谷から左側の斜面を登っていく。
滑り易い土と落ち葉の急斜面が続くためか、ロープが張ってある。下りは更に滑り易いと思われる。
2022年02月06日 10:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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滑り易い土と落ち葉の急斜面が続くためか、ロープが張ってある。下りは更に滑り易いと思われる。
主稜線まであと少し。
2022年02月06日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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主稜線まであと少し。
2022年02月06日 11:30撮影 by  iPhone 11, Apple
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主稜線に登り着いた。
2022年02月06日 11:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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主稜線に登り着いた。
釈迦ヶ岳に向けて急坂を登る。
2022年02月06日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳に向けて急坂を登る。
最初の岩場が現れる。
2022年02月06日 11:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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最初の岩場が現れる。
北側に開けてる所から大栃山
2022年02月06日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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北側に開けてる所から大栃山
大栃山のアップ
2022年02月06日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大栃山のアップ
段差の大きい岩場を登る。
2022年02月06日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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段差の大きい岩場を登る。
2022年02月06日 12:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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さらに標高を上げると展望が開けてくる。十二ヶ岳、節刀ヶ岳、王岳などよく見える。手前は御たけのピーク。
2022年02月06日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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さらに標高を上げると展望が開けてくる。十二ヶ岳、節刀ヶ岳、王岳などよく見える。手前は御たけのピーク。
段差の大きい岩場を登る。
2022年02月06日 12:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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段差の大きい岩場を登る。
釈迦ヶ岳の山頂に出た。
2022年02月06日 12:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳の山頂に出た。
釈迦ヶ岳の山頂。
2022年02月06日 12:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳の山頂。
富士山は雲が掛かってすっきりしない。
2022年02月06日 12:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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富士山は雲が掛かってすっきりしない。
2022年02月06日 12:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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遠方は大菩薩嶺〜小金沢連嶺。
2022年02月06日 12:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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遠方は大菩薩嶺〜小金沢連嶺。
2022年02月06日 12:20撮影 by  iPhone 11, Apple
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十二ヶ岳、節刀ヶ岳、王岳。
2022年02月06日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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十二ヶ岳、節刀ヶ岳、王岳。
2022年02月06日 12:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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王岳、三方分山、と思う。
2022年02月06日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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王岳、三方分山、と思う。
三方分山〜釈迦ヶ岳〜蛾ヶ岳、と思う。
2022年02月06日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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三方分山〜釈迦ヶ岳〜蛾ヶ岳、と思う。
先週歩いた蛾ヶ岳、と思う。
2022年02月06日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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先週歩いた蛾ヶ岳、と思う。
大菩薩嶺〜小金沢連嶺
2022年02月06日 13:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大菩薩嶺〜小金沢連嶺
小金沢連嶺の白谷ノ丸?〜滝子山。左奥には雁ヶ腹摺山が頭を出している。
2022年02月06日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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小金沢連嶺の白谷ノ丸?〜滝子山。左奥には雁ヶ腹摺山が頭を出している。
黒岳〜破風山。黒岳の左奥に三ツ峠山。
2022年02月06日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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黒岳〜破風山。黒岳の左奥に三ツ峠山。
黒岳。黒岳の左奥に三ツ峠山。
2022年02月06日 13:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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黒岳。黒岳の左奥に三ツ峠山。
山頂のお地蔵さんと富士山
2022年02月06日 13:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂のお地蔵さんと富士山
2022年02月06日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳から急坂を下る。
2022年02月06日 13:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳から急坂を下る。
これから歩く御たけ〜神座山の稜線。
2022年02月06日 13:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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これから歩く御たけ〜神座山の稜線。
大栃山
2022年02月06日 14:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大栃山
神座山〜大栃山
2022年02月06日 14:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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神座山〜大栃山
2022年02月06日 14:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳第3登山道の分岐
2022年02月06日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳第3登山道の分岐
上芦川へ下る分岐。風の通り道なのか、山中でここだけ風が強い。
2022年02月06日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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上芦川へ下る分岐。風の通り道なのか、山中でここだけ風が強い。
背後の山は大栃山。
2022年02月06日 14:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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背後の山は大栃山。
御たけへ短い急坂を登る。
2022年02月06日 14:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御たけへ短い急坂を登る。
御たけの山頂。
2022年02月06日 14:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御たけの山頂。
2022年02月06日 14:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御たけから滑りやすい坂を下る。
2022年02月06日 14:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御たけから滑りやすい坂を下る。
御たけからの下り。落ち葉の上に雪が乗っていて滑りやすいところがあった。
2022年02月06日 14:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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御たけからの下り。落ち葉の上に雪が乗っていて滑りやすいところがあった。
檜峯神社へ直接下る分岐の手前はなだらかな冬枯れの稜線が続く。
2022年02月06日 14:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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檜峯神社へ直接下る分岐の手前はなだらかな冬枯れの稜線が続く。
檜峯神社へ直接下る分岐。
2022年02月06日 14:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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檜峯神社へ直接下る分岐。
分岐から短い急坂を下る。
2022年02月06日 14:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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分岐から短い急坂を下る。
小さなアップダウンを繰り返しながら神座山へ向かう。
2022年02月06日 15:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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小さなアップダウンを繰り返しながら神座山へ向かう。
神座山への最後の短い登り。
2022年02月06日 15:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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神座山への最後の短い登り。
神座山の山頂から枝越しに釈迦ヶ岳と黒岳が見える。
2022年02月06日 15:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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神座山の山頂から枝越しに釈迦ヶ岳と黒岳が見える。
2022年02月06日 15:15撮影 by  iPhone 11, Apple
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釈迦ヶ岳の山頂。
2022年02月06日 15:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳の山頂。
2022年02月06日 15:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳の山頂から枝越しに富士山が見える。
2022年02月06日 15:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳の山頂から枝越しに富士山が見える。
少し粘っていると、山頂の雲が少しだけ取れてくれた。
2022年02月06日 15:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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少し粘っていると、山頂の雲が少しだけ取れてくれた。
神座山の山頂をあとにする。
2022年02月06日 15:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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神座山の山頂をあとにする。
下り始めは少し雪が残っていた。
2022年02月06日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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下り始めは少し雪が残っていた。
所々に現れる急坂。土と落ち葉でとても滑りやすい。
2022年02月06日 15:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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所々に現れる急坂。土と落ち葉でとても滑りやすい。
樹間から釈迦ヶ岳の鋭峰が見える。
2022年02月06日 15:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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樹間から釈迦ヶ岳の鋭峰が見える。
2022年02月06日 15:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鳶巣峠への最後の急坂。
2022年02月06日 15:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鳶巣峠への最後の急坂。
鳶巣峠
2022年02月06日 16:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鳶巣峠
鳶巣峠の道標
2022年02月06日 16:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鳶巣峠の道標
鳶巣峠をあとにして檜峯神社へ下る。
2022年02月06日 16:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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鳶巣峠をあとにして檜峯神社へ下る。
緩やかな登山道が続く。
2022年02月06日 16:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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緩やかな登山道が続く。
檜峯神社
2022年02月06日 16:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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檜峯神社
2022年02月06日 16:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 16:25
2022年02月06日 16:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 16:26
右奥に天然記念物?の大スギがある。
2022年02月06日 16:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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右奥に天然記念物?の大スギがある。
薬王水。そんなに冷たい水ではなかった。
2022年02月06日 16:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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薬王水。そんなに冷たい水ではなかった。
釈迦ヶ岳第3登山道の入口前の駐車スペースに戻ってきた。
2022年02月06日 16:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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釈迦ヶ岳第3登山道の入口前の駐車スペースに戻ってきた。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ガスコンロ

感想

2022年02月06日(日)【釈迦ヶ岳〜神座山】

残り少なくなった東京勤務。関東地方にはまだまだ未登の百名山もあるけど、私は今の自分が行きたい山へ行きたい。
という訳で、以前から温めていた御坂山塊の釈迦ヶ岳〜神座山〜大栃山を北側の檜峯神社を起点に歩くプランを友人と実行することにした。

しかし、友人が朝早く出ることができず、また私のグーグルナビの設定が甘くて、誤って谷1本西側に案内されてしまい、檜峯神社の駐車場に到着したのは10時前になってしまった。しかし、玄人好みのコースとなる基点のためか、車は1台しかとまっていなかった。

今日は釈迦ヶ岳第3登山口から登る予定だが、時間も遅いので、ピストンになった場合のことを考えて、檜峯神社から少し下にある釈迦ヶ岳第3登山口の前の駐車場に車をとめ直した。こちらも車は1台しかとまっていなかった。

陽が稜線の向こうから差し込んで眩しい針葉樹の森から歩き始めた。すぐに岩がゴロゴロしたしたところに出た。稜線の北側になるので、雪がまだ残っていて今冬シーズン初めて雪道を歩くことになった。雪を踏みしめる音がなんとも子心地良かった。

登山道は大きな谷を離れて左側の山腹に続いていた。落ち葉がつもった土の斜面はとても滑り易くて、傾斜が増して行くに連れて、ますます登りにくくなっていった。どうりで登山道の両側にたくさんのトラロープが張られているわけだ。ロープがあってもこの急斜面を下りるのはかなりつらそうだ。おまけに先日買ったシリオの登山靴がしっくりこなくて、かかとが靴擦れを起こしそうに痛いのでペースが上がらかなった。

なんとか主稜線にたどり着いたところで、踵に絆創膏を張り、靴紐を締め直して、釈迦ヶ岳の山頂に向けて岩場ありの急坂を上り始めた。
急坂の上部は眺めが良くて、十二ヶ岳や節刀ヶ岳をはじめとする御坂山塊の山々、先週歩いた蛾ヶ岳もよく見えたが、富士山は雲の中、南アルプス、奥秩父は雪雲に覆われて見えなかった。

急坂の途中で降りてくる2組4人とすれ違ったが、山頂に着いた時には時間が遅いためかせいか誰もいなかった。風がほとんどなく、陽もよく当たってあまり寒くなかったので、山頂でお湯を沸かしてカップ麺と豚の角煮でお昼にした。食後にフリーズドライの甘酒を初めて飲んでみたが体がよく暖まるので、これから冬の山行の定番になりそうだ。

山頂からの眺めは、急坂からの眺めに加えて、大菩薩嶺、小金沢連嶺、三ツ峠山や黒岳などの眺めが加わったが、富士山は相変わらず上部は雲の中で姿を見せてくれなかった。

山頂には結局1時間半ほどもいて、14時前に山頂を後にした。大栃山まで足を伸ばすと陽がくれてしまうが、稜線から登山口までのあの滑りやすい急坂を下る気もないので、神座山までの縦走を楽しんでから下ることにした。

御たけとの鞍部まではあっという間に下った。鞍部は風の通り道なのか、とても風が強いのですぐに御たけへの短い急坂を登り返した。御たけの山頂からの下りは落ち葉の上に雪が残っていて、短い間だったがとても滑り安かった。

檜峯神社へ直接下るルートの分岐まではなだらかな稜線がしばらく続いた。落ち葉の降り積もった冬枯れの登山道はとても気持ち良かった。
分岐を過ぎるとまた少し急坂を下り、そこから小さなアップダウンを繰り返すと樹林に囲まれた神座山の山頂に着いた。
樹木の枝が邪魔するが、尖った釈迦ヶ岳や富士山が見えた。富士山に掛かる雲はだいぶ少なくなっていたので、少し待っていると願いが叶ったのか、ほんの僅かな時間だったが、山頂付近の雲が取れて、富士山が姿を見せてくれた。

先週蛾ヶ岳の山頂からはまったく見えなかった富士山を見ることができて、十分に満足したので神座山の山頂をあとにした。鳶巣峠へ下る尾根道にも所々に急坂があって、とても滑り易くて神経を使った。

鳶巣峠は随分と下ったところにあった。峠からすぐに大栃山への登りかえしになっていた。今回は時間が遅くなって行けないのがとても残念だ仕方がない。
釈迦ヶ岳の登りでハイカーとすれ違ってから誰にも会わなかったが、峠で一休みしていると、神座山の方からソロの男性が降りてきて、足早に通り過ぎていった。
私達も大栃山への未練を断ち切って鳶巣峠を後にした。峠からは緩やかな登山道を檜峯神社へとゆっくり下るだけだった。

檜峯神社は杉などの大木に囲まれていて、時間も遅くかなり薄暗くなっていた。今日も無事に下山できたことに感謝し、杉の大木を眺めてから、駐車場へと車道を進んだ。

おしまい。



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