記録ID: 397957
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アイスクライミング
御在所・鎌ヶ岳
御在所、2ルンゼ奥俣
2014年01月18日(土) [日帰り]
@436
その他2人 - GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 740m
- 下り
- 729m
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ゲート（1h）藤内小屋（30’）藤内壁出合（1h30’）ツルムのコル（奥俣2ルンゼ）
| 天候 | 晴れのち雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
★またまた御在所に行ってきた 先週の偵察結果を踏まえて、今度こそ2ルンゼ奥俣でアイスクライミングをすっぞ！ と意気込んだ・・・のだが・・・ ★行動 0530KTC号に436号乗車しYG氏を迎えに行った・・・が？ 寝坊したようで15分遅れ・・・ んまーーしゃーない！ とりあえず久居ICから高速道路を利用 時間短縮！ なんとか遅れを取り戻した・・・ 0730ゲート付近に駐車 結局、先週と同じ時間になった（泣） 0750出発〜裏道登山道〜 0850藤内小屋 0930藤内壁出合 1ルンゼ中俣の氷結状態は先週に比べて少し発達したように感じるが中間部、下部がまだ氷結が薄いように見える 上部は登攀できそうだが、登攀可能まで発達するのはやはり1月下旬ごろだろうか？ 0945前尾根の基部まで登って、今回は早めの準備（笑） 他のパーティーとともに登攀準備をしていると・・・ 先月、八ヶ岳で出会った女性にKTCが気付いて話かけた 彼女は先月、南沢大滝で他のアイスクライマーの落氷により頬を負傷していたが、もうすっかり治ってもとの美女に戻っていた（笑） 今日は前尾根を登攀するというし、普段は名張でクラッククライミングをしているというので ちょーさんや、kikiさんの名前を出したら、スコーンスコーンとはまりお互い知人の知人同士♪ クライミング界もつくづく狭いもんだ 1000さて、美女とお別れしてこちらも出発 先週の誤りを是正し、潅木帯にはすぐ入らずバットレスまで登る 1010、1ルンゼ中俣 見上げるとやはり、下部の氷結状態が悪いので登攀は出来ない よし！次、行ってみよう！ ここから右折し、ルンゼをラッセルしつつ直登 中尾根の「ツルムのコル」を目指す ツルムのコルは中尾根のP2とP1の中間部だが、2年前にちょーさんとkikiさん、473号と登ったことがあるので記憶にある場所だ 前回は下降路として、コルの直下をザイルで懸垂下降したっけな〜・・・懐かしい・・・ んで、今回は登りであるが直登にはやや不安がある・・・ コル直前で右の潅木帯から突破を試みたが2mほどの岩場が越えられず断念 やはり正面突破、天元突破か！ 先頭でラッセルしていると・・・次第にテンションがあがってくる♪ ちょっとしたバリエーションルートで楽しいのだ♪ 今回は冒険や探検の要素が加わってまたわくわくする♪ 1100ツルムのコル直下 眼前の大きなチョックストーン？を超えれば目的地だと予想 よっし！登るぞ！ しかし・・・ヤバイ！ 足に装着したアイゼンの爪が岩に効かずにズリズリ滑る！ く〜〜〜たまらん！ （今もし落ちても下の雪の斜面を10mも転がれば止まるだろう・・・） よし！ 気合だ！ 自分の総力戦！ 考えろ脳！耐えろ腕！自分に勝て！ やっと左手のアックスが岩の隙間にじわりと効いたようだ 左アックスのグリップエンドにQDで延長し、そこにアイゼンの爪を引っ掛けステップとした じわりじわり左足に体重を掛ける 緊張の一瞬だ・・・ 左アックスが抜ければ落下するかも！ く〜〜〜・・・・ ぎりぎり登りきった うひょ〜〜♪た〜〜のし〜〜♪ 後続の二人のためにお助けロープをセット ひーひーもだえながら登りを楽しんでいる2人を眺める♪ しししし♪ ガンバーー！ 次の岩場もお助けロープをセットした これで手持ちのスリング等のギア類はすべて使い果たした 1130そしてツルムのコルに到着し、反対側を見渡すと100mほど先に奥俣2ルンゼの氷壁があった！ おっし！キターーーー！ 3人、2人、2人、2人の4個パーティーがすでに登攀していた 彼らはどうやってここまで来たのだろうか？と見渡していると・・・ 先週のザック滑落事件の現場を直上し「マイナスの滝」を登攀すればここだということがわかった う〜〜ん先週は実に惜しいなあ〜〜 1200KTC、YG氏も到着 するとKTCは、怖い！しんどい！帰ろう！と言い出す・・・ そっか・・・仕方が無い・・・ 彼はアプローチで体力、気力を使い果たしたようだ 1220KTCにお願いし、手ぶらじゃ帰りたくないので、とりあえず1本登攀させてもらう 氷壁の左をささっと登攀 グレード的には（40m��-）といったところだろうか？ 弱っているお二人のこともあり懸垂下降しながら、自力でアイススクリュウを回収 ★今回の教訓 プルージックでバックアップをセットしてからギアの回収作業をすべきだな・・・ 登攀直後は緊張感が無い、握力の回復もまだだ その中での自力のギア回収作業は危険だと思った （実際にパンプ気味だったのでザイルを持つ手に力が入らず危険を感じた） 1340せっかくなんで、YG氏もTRで登攀 引き続きKTCにビレイしてもらう 1430YG氏が懸垂下降で無事戻ってきた とー！ ゆーーことで下山決定 そそくさとザックを背負った 1440マイナスの滝 ここは懸垂下降 先行パーティー2組5名が1人ずつ下降 次いで我々も懸垂下降 1445コウモリの滝 後続2人を待つ間に（先週、藤内小屋で出会ったおいちゃんに今日も出会った記念に）「コウモリの滝」を教えてもらった。 ありがとーー！ ちなみに先週彼らが「前衛壁」を登攀している時、我等は国見尾根からそれを眺めていたのだが その話をしたら、妙に喜んだ反応だった（笑） 1510藤内壁出合 後続2人を待つ間に他のクライマーさんと情報交換 1600裏道登山口 1620ゲート前駐車場 メインディッシュの2ルンゼ奥俣のアイスクライミングより 前菜サラダのほうが楽しかった〜♪ んま〜〜今日もいろいろあったが、出会いやアクシデントなどなどいろいろあり仲間がいるから楽しいのだん |
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1ルンゼ中俣の取り付き部から右折してバットレスの基部を通過し、ツルムのコルを目指す
ツルムのコルの手前で右の潅木帯から突破しようと試みたが2mほどの岩場が越えれずツルムのコルを正面突破！天元突破！！
突破すると一気に視界が開けて2ルンゼ奥俣が見えた
手前のパーティーは中尾根をミックスで登攀していた（すげーー！)
手前のパーティーは中尾根をミックスで登攀していた（すげーー！)
装備
| 個人装備 |
ハーネス
ATC
クイック久ドロー
安全環付カラビナ
スリング各種
ヘルメット
アイスアックス
アイゼン
アイススクリュウ
保温ボトル
ダウンジャケット
フリースジャケット
アウター上下
ゲイター
バラクラバ
冬手袋
手袋予備
ヘッドランプ
|
|---|---|
| 共同装備 |
ザイル(2)
|
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