黒斑山・蛇骨岳 ~初めての単独雪山登山~


- GPS
- 04:58
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 585m
- 下り
- 585m
コースタイム
12:07 トーミの頭 12:14出発
12:29 黒斑山 12:32出発
13:03 蛇骨岳 13:12出発
13:48 黒斑山 14:02出発
14:12 トーミの頭
14:58 車坂峠
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高峰高原ビジターセンターは土日祝日のみ営業してます。 トイレ綺麗です。 全ルートトレース有りますが、風が強かったためか、一部不明瞭な箇所あり。 でも見回せば迷うことは無いでしょう。 雪質はパウダーでサラサラ。歩くとキュッキュッと鳴きます。 トレースを外れると股下まで踏み抜きます。 |
写真
感想
メンバーの体調不良により急遽単独行となった。
登山口の車坂峠に到着したのが午前10時。いろいろあってだいぶ遅くなってしまった。
駐車場は既に10台程度が止まってて、その後2台ほど増えたけどそれ程登山者は多くなさそう。
冬装備はいつもより準備に時間がかかる。
ビジターセンターのトイレ借りたりしてたら、出発は10時半頃になってしまった。
天気は曇り。
雲の切れ間から青空と時おり太陽が覗くものの、風が強く雲の流れが速い。
表コースから登る。
風が少し強いので、吹きさらしの所はトレースが消えかかっているが、見失う程でもない感じ。
雪質はパウダー。トレースはしっかり圧雪されてるが表面がサラサラなのでツボ足だと滑って歩きづらい。
気温は-16度。
歩き出しはいつものインナーグローブ(BD デジタルライナー)に、今回初使用のオーバーグローブ(ノースフェイス ロングシェルグローブ)だったけど、寒さで全部の指が痛いので、インナーをこちらも初使用のウールのグローブ(ブリッジデイル メリノグラブ)に交換したら調度良くなった。
今回の山行は、これらのグローブの使い心地を試す目的もあったので、早速その効果を体感出来て良かった。
しばらくすると傾斜がきつくなってきて、ツボ足だと滑って疲れるのでアイゼンを付けた。
やっぱり滑らないと楽だ。
避難小屋を過ぎて槍ヶ鞘に出るとトーミの頭が見えて来た。
残念ながら浅間山は霧の中。
麓のあたりはうっすら見えてるけど、全体像は全く見えない。
小腹が減ってきたのでトーミの頭でカチカチになったチョコバーをかじり、もうひと登り。
15分程で黒斑山の山頂に到着。
10人程の団体さんが休憩していて賑やかな黒斑山を過ぎると人影が一切無くなった。
トレースはあるものの雪の量も多くなった気がする。
前から人が来たらどうやってすれ違おうかなぁと考えていたが、結局誰ともすれ違わずに蛇骨岳に到着。
お腹が空いてきたので何か食べようかと思ってたのに山頂スペースは吹きさらし。
ちょっと強めの風が吹いてて寒い。(最大風速8mくらいかな?)
少しすると急に風が止んだと思ったら雪が降ってきた。
雲も今までより厚めで、霧も濃くなってきた気がする。
あまりのんびりしてるのもマズイなと思い、さっさと引き返す。
黒斑山まで戻ってくると、少しは空も明るくなってきたので、林の中で持ってきたコロッケパンを食べる。
半分凍りかかっている。。。
山専ボトルに入れたホットアクエリアスで流し込み空腹を満たす。
グローブは行動中は全く寒さを感じないのだが、少しでも休憩すると指が痛くなってくる。
また歩き出して体が温まってくると指の痛みも消える。
休憩用にさらにもう1枚グローブ重ねると良いのかもしれない。
トーミの頭を過ぎ、中コースへの分岐から樹林帯に入る。
夏道と同じコースだが、雪上の方が圧倒的に歩きやすい。
サクサクと良いペースで歩ける。
写真撮ったりしながら歩いたのに分岐から45分程で登山口まで下山できた。
結局、行きに黒斑山の山頂に居た団体さん以降、誰とも会うことは無かった。
スタートが遅かったのもあるけど、蛇骨岳まで行く人はあまり居ない様だ。
今回、新導入のグローブは予想以上に調子良く、アイゼンの装着はもちろん、食事やデジカメの操作もそのまま不自由なく行う事が出来た。
ウェアは、ウールのインナーに、薄手フリースとハードシェルで暑くも無く寒くも無い状態。
下はCW-Xに夏用マウンテンパンツにオーバーズボン。こちらも特に寒さを感じず調度良かった。
-16度くらいだと、この程度なのかと体感出来たのも今回の収穫。
今回困ったのは、ニット帽に内蔵されているフェイスマスクでは顔をきっちり覆いきれず、漏れた呼気がサングラスを曇らせた事。
ちゃんとした目出し帽があれば快適だったかもしれない。
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