阿蘇山with悠
- GPS
- 04:32
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 769m
- 下り
- 383m
コースタイム
4'30(4.5km)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 仙酔峡登山口から阿蘇山最高峰の高岳に直接向かう仙酔尾根ルートがスタートコース。他にも仙酔峡登山口にはロープウェイの下を通って火口方面に向かうルートがある。仙酔尾根は通称バカ尾根と言われる単調な急坂である。岩場なので石がゴロゴロしているが、固めてある?ことが多く、整備状況は割と良い。また岩にペンキ印が多数あり、晴天ならルートは明瞭で迷うことはないと思う。ただし日陰がないので、夏場などは日差しに注意が必要かも。 <アクセス> 車を利用。仙酔峡ロープウェイ阿蘇山東駅付近に無料駐車場が多数あり。 <登山口> 売店・トイレ・水場・自販機・登山ポスト有り。 <道中> 基本的にはなし。 <下山後の温泉> 今回は利用せず。いちばん近くはアゼリア21らしい。 |
写真
感想
百名山チャレンジの8座目は阿蘇山。
今年の3月から職場が変わり、ゴールデンウィークも連休がとれるようになったので、思い切って九州に行くことにする。しかも京都から車で(笑)。もちろん、話題のETCで高速1000円がかなり影響している。
家族には、もう一つの趣味であるオートキャンプを九州でしよう!という名目なのだが、私個人の本心はと言うと、もちろん百名山の九州遠征の方がメインだった(笑)。なので、ベースとなるキャンプ場を大分県のくじゅうやまなみキャンプ村にし、少なくとも九州の百名山の北三つは抑えるつもりだった。
初日は移動日も兼ねていたので、短時間で登れそうな阿蘇山に行くことにする。ここならうちの4歳の娘も何とか登れそうだ♪最悪ロープウェイもあるし。
ただ、京都から熊本までの約750キロの車での移動がきつかった(笑)。いくら1000円+αとは言え、夜中走行・13時間・渋滞は嫁ハンと交替しながらでもきつい!信州とかにもよく行くので、500キロ前後は全然大丈夫なのだが、やはりそれ以上はきつい!!ちょうど本州西端の下関くらいで500キロなので、九州まるごと地獄だった(笑)。
そんなこんなで、メインの登山口のある仙酔峡に到着。この時点ですでに家族3人フラフラだった(笑)。しかし、天気も良いので頑張ってスタートする。
仙酔峡はロープウェイの乗場もあるので、売店・トイレなどの設備が充実している。水を調達しにインフォメーションセンターに入ると、そこにいたガイドのおばちゃんが非常に親切に阿蘇山を説明してくれた。
ちょっと親切すぎて、説明が長かった(笑)。バカ尾根からはすぐ高岳向かわず、なんたらからの景色を見ろとか、いろいろ説明してくれたが、寝不足で朦朧としていることと初めて登るので細かい地名とか言われてもピンと来ず、結局何のことだかさっぱり分からなかった(笑)。ただ、うちの娘を見て、「大丈夫登れるよ」と言ってくれたことには、それまであった不安を無くすことができ非常にうれしかった。
いざ、仙酔峡の登山口から出発。この辺りは5月中旬以降ならミヤマキリシマの群生がすごいらしい。まだ少し早いようなので、ところどころしか咲いていなかったが、それでも充分きれいだった。
駐車場辺りには非常にたくさんの人がいたが、仙酔尾根からの登山者は少なく、ロープウェイかロープウェイ下の直接火口に向かうルートの方が多いようだった。やはり観光地なので、火口見学がメインなのだろう。
仙酔尾根は通称バカ尾根と言われているらしく、単調なほぼ直線に近いルートだった。登山道も溶岩が固まったような初めて見るタイプの道だった。今回は娘と一緒のため超スローペースで、危険を感じることもない。ただ、標高が低い割には木が無く日陰がないため、日差しがきつく感る。首だけ異常に日焼けしてしまったくらいだ(笑)。
本当に単調なのでネタがない(笑)!
ここでも、すれ違う人や追い抜いてもらう人に「すごいね〜」と言われて、うちの娘はかなりの上機嫌だった。
娘にとっての難関は少しあったが、何とか無事に高岳の分岐に到着。ガイドのおばちゃんが言ってた方も、寄ってみようかとも思ったが具体的にどこのことか結局分かってないので止めておいた(笑)。ちなみにこの高岳の分岐は下から見るとピークに見えるニセピークだ。着いた瞬間結構ガックリきた(笑)。
分岐から高岳山頂に向かう。すぐに山頂・三角点に到着!
娘はこの時点で4歳。ガンバリマシタ!4歳にして百名山制覇はスゴイ!←親バカ(笑)。これからも一緒に登りたいね。
素晴らしい阿蘇からの景色を堪能したあと、山頂で昼食。定番の山ラーメン♪しかし、虫が非常に多く、ラーメンの中にまで入ってくる(怒)。こんなに虫が多いのはなぜ?
あまりに虫が多いのでそそくさと退散。次の中岳に向かう。
中岳にも無事到着。ここまで娘も元気に歩いている。やっぱりスゴイ(笑)!この辺りから人も増えてくる。火口見学の人たちがこの辺りまでやって来ているようだ。この中岳山頂は、すぐ後ろが火口なので、結構スリルがある。しかも写真撮影で込み合うので、何かと危なっかしい(笑)。
二つのピークに到達したことと、本日からのキャンプの準備もあるので、岐路に向かう。時間短縮のため火口展望所を経由後ロープウェイで一気に降りるつもりだ。
中岳山頂から火口展望所に向かう辺りは、いくつもの火口が良く見え、素晴らしい景色だ。火口から雄大に噴煙を上げている姿は男性的でカッコいい!
この火口展望所に向かう途中、地元?のブルーのジャージを着た中学生の大軍団が休憩?しているのに出会う。先生が大声で叫んでいるのを見ると、いつの時代でも同じやなと思わず笑ってしまった(笑)。この大軍団を抜いて進んでいると、準備が整ったのか、このブルー軍団がすごいスピードで迫ってきた。これがまたすごい長蛇の列で、抜いてもらうとものすごく時間がかかりそうだったので、娘を抱っこしてこちらもすごいスピードで下りるはめになってしまった(笑)。
展望所からしばらく火口見学をしていると、嫁ハンが急に苦しいと言い出す。どうやら火山性ガスが辛いらしい。なので、足早にロープウェイの駅に向かうことにする。当然娘は抱っこ(笑)。かなり苦しかったのか、途中の看板に「喘息のある方は火山性ガスは危険・・・」の文字を見て「アンタの陰謀か〜」などと意味不明のことを叫んでいた(笑)。
ロープウェイの駅に到着(避難?)し、ロープウェイからの景色を楽しみながら無事下山。嫁ハンもなんとか大丈夫だったようだ(笑)。
家族で初めての百名山に来れたことは最高の気分だった。
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