愛宕山(清水東)〜堂床山・丸山(猪名川町・能勢町)
- GPS
- 06:02
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 910m
- 下り
- 916m
コースタイム
10:46 栃原めぐみの森入口
10:59 ジャライ場
11:23 最高峰(四等三角点笠原)
11:27 愛宕山方面分岐
11:45 愛宕山南ピーク
11:56 愛宕山山頂
12:39 仁頂寺住宅地
12:46 林道入口 〜途中休憩約15分〜
13:28 林道・堂床山分岐
14:18 堂床山山頂
14:44 丸山山頂
14:59 林道出会い
15:54 新田垣内集落
16:23 猪名川ふるさと館
天候 | はれ 時々 くもり 一時 ゆき 最寄のアメダス観測点『能勢』当日の気温 朝の最低気温 -1.2℃ ( 0:24) 日中最高気温 5.1℃ (13:28) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
施設内にトイレ・自動販売機等有。 ※駐車場利用時間は17:30迄 http://www.town.inagawa.hyogo.jp/dept/06200/d004466.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
以前歩いた栃原めぐみの森〜愛宕山と堂床山・丸山を歩きました。 コースは『北摂の山 上・下』(慶佐次盛一 著)を参考にしています。尚、愛宕山は『下・西部編』。堂床山は『上・東部編』に掲載されています。ちなみに、堂床山と丸山の稜線は大阪府と兵庫県の境界です。 ■猪名川ふるさと館〜栃原めぐみの森 栃原めぐみの森までの府道12号線は歩道も整備されています。めぐみの森エリアは道標も整備され、急勾配区間の階段等、遊歩道として整備されています。迷う心配も危険もありませんが、愛宕山への分岐は道標がなく、テープと薄い踏跡が頼りとなり、地図による確認が好ましいでしょう。 尚、『北摂の山』で栃原めぐみの森は、ファミリー向きコースとされています。急勾配の階段もありますので、歩きなれたファミリー向き…でしょうか? ■栃原めぐみの森〜愛宕山〜仁頂寺 愛宕山へは尾根筋に続く山道、倒木等の障害は多いものの、概ね明瞭な踏跡があります。愛宕山へは一旦南のピークへ登った後、急な下り登りを経て祠のある山頂に到達します。仁頂寺への下りを含めて急勾配の区間が多く、注意が必要です。 尚、『北摂の山』で愛宕山エリアは、読図ができて藪になれた人向きのコースとされています。冬季に関しては、読図に頼らなくても主尾根のキープは容易、行く手を阻むような藪はないようです。急勾配に耐える体力は必要に付き、山歩きに慣れた人向きのコースであることは確かでしょう。 ■仁頂寺〜堂床山 住宅地より林道へと続くコースそのものは解りやすいものの、道標等の設置されたハイキングコースではなく、ルートを示すものは、私設の目印やテープ程度。林道は山中に入ると車での通行は不可、ガレ場のように歩き難い区間もあります。 堂床山へのルートは地形図上の破線道に沿ったものとなりますが、山頂近くの西側は破線道も途絶えており曖昧なルートとなっているようです。今回は直登を選択しましたが、山頂の丸山側に至るルートが確認できました。 尚、『北摂の山』では、以下の丸山へのルートを含め、一般向きコースとされています。紹介されたコースと異なるコースとなった区間も多く、逆に辿った印象ですが、山頂西側のエリアについては、読図力が問われるコースとの印象です。 ■堂床山〜丸山〜林道出会い 堂床山南側斜面はかなりの急勾配。一部ロープも設置されていますが、十分な手助けとはなっておらず、上り下り共に注意が必要です。他は歩きやすい山道が続いていた筈ですが… バイクのタイヤにより、深くえぐられた区間が続いており、酷く泥濘となった所もあります。残念ながら、歩くのには向かない状況となりつつあるようです ■林道〜猪名川ふるさと館 未舗装ながら、現在も林道として利用されているルートです。乗用車には向かない路面状況ですが、歩行には支障ありません。集落まで約1時間近く単調な風景…長いです。。 新田垣内集落より舗装路となりますが、車線のある道路は歩道が整備されており、特に危険はありません。田園風景や山並みが楽しめます。 【主な過去の記録】 ■大船山…猪名川町より周遊? 2012年09月29日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-228781.html ■栃原めぐみの森〜愛宕山 2011年12月21日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-157203.html |
写真
感想
栃原めぐみの森を訪れるのは前回のレコを含めて3度目。愛宕山(清水東)に登るのは2度目。初めて訪れた時、山頂手前の南ピークまで到達したものの、崖のような急な下りを同行した嫁が恐れ、私も自信が持てず引返しました。前回のレコでは何とか山頂へ到達したものの、急な下りと登り返しは忘れられません。
約2年の間、北摂の色々な山に登り、他にも急斜面を経験してきましたが、久し振りに登ってみて、一般に利用される登山ルートの勾配としては、屈指の急斜面であると改めて思い知らされました。しかも今回は、北斜面の都合数日前の残雪が凍結気味とコンディションも劣悪! 覚悟して望んだものの、残雪のないタイミングを計るべきでした。。
堂床山は今回始めて登りましたが、積雪の影響もありルートを見失い、結局、雑木交じりの岩場を山頂まで直登する破目に…こちらも登坂力の3割程を腕力に頼る急勾配でした。山頂よりの下りはテープを見つけ、南斜面を下る正規ルートを辿ったものの、こちらもかなりの急勾配、手掛かりとなる立木も少なく、岩がもう少し多ければ足掛りになるのですが、下りは特に注意が必要です。
幸いこちらは南斜面、濡れて滑りやすくなっていましたが、残雪の影響がほとんどないことが幸いしました。
コースの様子が解っていれば雪を楽しむゆとりもありますが、知らないコースは里山低山とはいえ油断禁物です。雪で危険な状況となる恐れがあるのに加えて、北摂山中は気温も上がらず残雪の影響が長引く可能性もあります。初めて歩くコースは雪の影響がないタイミングを見計らうべきでした。
山の楽しみ方はそれぞれですが。。
丸山〜林道へのコース、モトクロスバイクを楽しまれる方が多いようで、歩く者から見れば無残な状態でした。エンジンが付いているから危険だとか、排気ガス、自然破壊云々…バイクを毛嫌いするつもりはないものの、山道をバイクで走るという行為は規制できないものでしょうか?
マウンテンバイクは確かに歩行者にとっては危険ですが、硬い靴底で歩くハイカーと道の傷め具合はあまり変わらないとも思えます。歩くだけでも道を痛める可能性があるのも事実ですが…せめて、歩行者が道として利用するのが困難な状況まで、タイヤで深い溝を掘り返すような走り方は慎んでいただきたい!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する