明神平−薊岳【怖かった下山・帰路でほっこり】



- GPS
- 09:49
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
↓(160)
10:15 明神平 10:32
↓(23)
10:55 三ツ塚分岐
↓(16)
11:11 前山
↓(78)
12:29 P1334通過
↓(62)
13:31 薊岳山頂(少し戻って昼食・休憩)14:15
↓(25)
14:40 P1334下山開始点
↓(142)
17:02 林道に降り立つ
↓(4)
17:06 駐車スペース 到着
所要時間:9時間31分 歩行時間:8時間30分【無雪期コース標準時間(推定):4時間50分】
歩行距離:10.9km
天候 | 晴れだけどガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・約3kmでやはた温泉方面に左折しK220(大又林道)を進み七滝八壺を過ぎ ・さらに奥へ詰めると「車両通行止め」の手前に駐車スペースがある ☆自宅から55.7km 約1時間50分<先行スタック車脱出応援のため20分遅れ> |
コース状況/ 危険箇所等 |
【アクセス・設備等】 ・駐車スペースは約50台駐車可能 ・トイレはK220丹生川上神社境内に水洗トイレがある(ペーパは無し) ・大又林道は凍結箇所があるので、タイヤチェーンの携行が望ましい 【駐車位置−林道終点登山口】 ・駐車位置から積雪があるのでアイゼンを装着する ・林道終点はすでに修復されていて全く問題はない 【登山口−明神平】 ・山道は登山口で20cm程度、上部で50cm程度積雪がある ・主な渡渉は概ね4ヵ所あるが今日は水量は少なく問題なく通過した ・第4渡渉は雪に埋もれて渡渉ではなく普通に通過できた ・第3渡渉を過ぎた辺りから霧氷が現れる ・霧氷は明神平へ向かうに従い徐々に大きく密度が濃くなる ・明神平は一面の銀世界・・・今日もガスが出て視界はなかった 【明神平−三ツ塚分岐】 ・雪は深くスノーシューやワカンを装着すれば歩きやすい ・ほぼ直線的に登り、左の桧塚奥峰方面案内板を過ぎるとほどなく到着する ・東に進むと明神岳、桧塚奥峰、池木屋山方面へ、また西に進むと薊岳、木の実 矢塚への分岐点である 【三ツ塚分岐−薊岳】 ・尾根を前山を含め小ピークを3つほど過ぎると薊岳に山頂である ・視界が良いと北部台高の山々や、遠くに大峰山系を望める (今日は全く見えず) ・尾根は雪が深く、スノーシューやワカンの装着が必要である ・ピークの一つP1334が今日の下山開始点とした 【P1334−林道】 ・P1334を北に下る 赤テープ3本が目印 ・相当な急こう配で人が通らない分、積雪も深くこの時期の利用は、熟練者以外 にはお勧めできない ・下山到達点は駐車スペースから約5分、石碑のある辺りである |
写真
感想
駐車スペース手前で先行車がスタック、当たり前のことだが脱出応援。丁寧にお礼を言われてかえって恐縮する。
きょうは林道歩きから、体調が思わしくなかった。明神平に着いた時は這う這うの体。
薊岳を目指すも、行けるところまでという気持ちで持参した手製ワカンを装着し三ツ塚を目指すと意外と足が軽い。あしび山荘の裏での休憩が奏功したか。
三ツ塚から薊岳への尾根は長かった。地図上でも桧塚奥峰より長いが、気持ちでは起伏が少なくかえって近く感じていたのだが今日は違っていた。やはり積雪の深さが堪えた。
P1334からショートカットで下山を試みたのが今日の大失敗。雪は更に深く人が歩かないのでふみ跡もなく、目印を見落としたためコースから外れ、急斜面をトラバースすること約1.5時間。
GPS、国土地図、コンパスを頼りにコースの尾根に戻れた。
時間短縮のつもりで、安易にコースを選択したが、大きな反省を強いられた。
・雪山での帰路は、往路を辿る
・無雪期に歩いたコース以外は入らない
・GPS・国土地図(緯線経線の細かく入ったもの)・コンパス等、必携アイテム
は常に確認する
・積雪時の単独行は人の歩いた足跡を追う
駐車場に戻ると、自分を含めて4台のみ、こんなに遅い下山は初めてである。
薊岳でお会いしたお二人連れの方もほどなく下山された。
駐車場を出て帰路、しばらく進むと今朝脱出応援した車が停車している・・・?
こちらも止まると、「体調が良くないと話していた我々の下山が遅いので、とりあえずタイヤチェーンの要らないところまで来て待っていた」とのこと。
本当にご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
今日はいろいろあったが、心やさしい方とお会いできて最後に心が温まった一日だった。
お名前もお聞きせず立ち去り、失礼をお許し願いたいと思います。
こんにちは。
明神平はやっぱりスゴイ雪ですね。行ってみたいです。
それにしても下山時のトラブル、ご無事でなによりでした。
冬山は体調万全で臨まないと・・・・。教訓にします。
お疲れさまでした。
katatumuriさん こんにちは!
早速コメントをいただきありがとうございます。
やっと天気が回復基調になり勇んで出かけたのですが、あいにくのガスで景観はさっぱりでした。
下山で怖い目に遭って・・・。戒めだと肝に命じ、心して山行を楽しめるようしっかりと判断し行動したいと思います。
ご心配をおかけしました。
こんにちは
なかなか明神平の神様は微笑まないですね!!
夏道も雪が積もれば、別の顔になりますよね
無事下山出来た事がなによりです
私も、27日に明神平〜桧塚奥峰を予定しています。
予報では、晴時々曇なので去年のリベンジができそうです
ガスだけはやめてほしいです〜
COCO-TANさん こんにちは!
コメントをいただきありがとうございます。
冬の明神平で快晴に出会う機会はめったにありませんね
晴を期待して行っても、ほとんど裏切られます
今回は安易な判断で怖い目に会いましたが、教訓として肝に銘じます。
ご心配をおかけしました。
来週は桧塚奥峰に行かれるとか、好天を願っています。
どうぞお気をつけて山行をお楽しみください
無事下山されて良かったです。
私が三峰山に行っていた時、明神平から薊岳へ行かれてたのですね。
写真で見ると、積雪は三峰山よりずっと多いですね。
P1334から下るルート、途中は分かり難い尾根ですね。
s_fujiwaraさんがおっしゃるように、GPSがあれば予定ルートと現在地、そして地形を絶えず見ながら進むのが良いですね。
多少、電池が消耗しても、こういう場合はすごく役に立つ道具ですね。
コメントをいただきありがとうございます
晴れ間はほとんどなくて、尾根道は雪が深くて時間がかかるし散々でした。
帰路については反省点が多々ありました。今後はこれを肝に銘じて慎重に行動します。
手持ちのGPSは地形図がインストールできないものです。いざというときにはもう少し使い勝手が良いものが必要かもしれませんね。
annyonさんはNEXUS7をうまく使いこなされているようですね。簡単にインストールや使いまわしができそうですか?
下山時刻が???と読み進めますと
なるほどと思いました。
体調不良に加えて、予想外の雪の量。
しかも急勾配とは、緊張する登山でしたね。
下山後に触れられた、先行の方の心遣い、うれしいですね。
コメントをいただきありがとうございます。
薊岳へは、無雪期を含めて数回経験があったのですが、つい時間に追われて判断を誤りました。無事下山できたことでほっとすると同時に、反省点の多い山行でした。
ご心配をおかけしました。
山で出会う方は、皆さんやさしくて、いい人が多いのに心を癒されます。
今回も、下山の遅れを心配して待っていてくださったのには、本当に頭が下がります。そのお気持に感謝するとともに、自分もこの方ように気配りのできる人間に近づけるようになりたいと思っています。
明神平から薊岳、そして1334行かれてたんですね。 コース的には素晴らしいコースだと思うのですが、1334はGPSかコンパスを常に見ながらでないと、どうしても右へ行ってしまいますね。最初の頃は私も右へ右へ行ってました。人間の方向感覚はあてに成りませんね。
それと思ったより雪が多かったみたいですね。 晴れてれば少しでも気持ちが張りつめて多少ましかと思うのですが、大事に至らず良かったです。
何か良い事も悪い事も三ヶ月分ぐらい経験されたみたいで大変お疲れ様でした! 心と身体をユックリと癒して下さい。
コメントをいただきありがとうございます。
当日は明神平に着くまでに体調がすっきりしなくて時間もかかっていました。
あしび山荘の裏で休憩して、手製ワカンを付けて歩き出すと、結構足も軽くなって調子が出てきました。
本来、前山で引き返すべきだったかもしれません。躊躇しましたが、もう少しなら行けるかな?とズルズルと薊岳まで行きました。
今度は帰路、前山の登り返しを考えるとP1334でショートカットした方が得策かと、安易な判断が誤算でした。やはり未知のルートは無雪期に確認しておくべきでした。
ご心配をおかけしました。
下山後、心配して待っていてくださった方がおられて・・・。
やさしい方に出会えて、今日は最後に心が温まって帰宅できました。
また、皆さんのご指導を賜りますようよろしくお願いします。
1334ピークからの下りは 尾根筋の出来るだけ左側(西寄り)が安全です
一生懸命下ると 知らぬ間に東寄りに誘導されます。
御無事で何よりでしたが 体力消耗と 不安な時間を過ごされましたね・・・
心やさしい人との出会いも・・・ それもみな s fijiwaraさんの人徳でしょうね!
人への優しさは 巡り巡って いづれ我が身に返ってくるものだと信じてます。
次回は 青空捕まえましょうね!!
コメントをいただきありがとうございます。
P1334から林道への直登コースは、やはり初心者には無謀だったようです。
無雪期に、確認を怠ったのでとんだことになってしましました。
日没までに下山できたのが、幸いでした。
ご心配をおかけしました。
帰路で、やさしい方に巡り会って、また勇気をいただきました。
これからは充分注意を払って、計画したいと思います。
今後も、ご指導のほどよろしくお願いします。
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