イブネでビバーク訓練(イグルー作り)


- GPS
- 09:49
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,082m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:22
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:24
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
雪山登山のステップアップとしてビバーグを経験しよう、どうせなら前々から気になっていたイグルー泊に挑戦することにした。イグルー作りはこちらのヤマノートを参考にさせて頂いた。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=44
1日目は絶好の登山日和。前日も晴天だった事もあってか、トレースはバッチリだった。
国見峠分岐を過ぎたあたりで、予定ルートのトレースが薄く、杉峠経由の方が楽じゃないかとの誘惑にかられウロウロ。結局、予定外の行動は良くないし、ラッセルが目的の1つだったと思い直し、予定通り上水晶出合いからの尾根を登ることにした。
しかし、これが失敗。暖かさで雪が緩み、シャブシャブ状態。踏み抜くわ、ズルズル滑るわで大変だった。ヤブも深く、ザックに何度も枝を引っ掛け思うように進めずちょっと後悔。良い経験になりましたが、危険も感じていたので、撤退が正しい判断だったかもしれない。
イブネ北端についてからは、これまでの苦労が一気に吹き飛ぶ最高の景色が待っていた。小さな雪庇も見えたため気をつけつつ、雪質が良さそうな場所を探し、イグルー制作に着手。最初は順調に思えたが、2段、3段と積んでもなかなか円が縮まってこないし崩れる。天井用の長いブロックもうまく切り出せない。と、試行錯誤しているうちに時間が過ぎ、日没を迎えたため諦めてテントで一夜を過ごした。気温はマイナス2度、ほぼ無風のためそれほど寒くなく、名古屋の夜景に星空、月明かりに照らされて青白く光る鈴鹿の山々を眺め、早めに寝た。
2日目、南岸低気圧の接近で、雨が予定より早く降り始めそう。と言うことで雨乞岳は諦め、時間を決めてイグルー制作に再挑戦することにした。
再挑戦するとあっさりと出来た。ブロックが崩れる問題は接触面を平らに削ることで解決。摩擦が増えて、安定したのかもしれない。また、長いブロックは、水平に切り出すべしとあるが、縦にスライスするように切り出した方がやりやすかった。縦だと色々な雪の層が入るため、強度的には良くないのだろうが。
仕上げまでしている時間はないため、天井まで組めたことで良しとして下山開始。杉峠のルートもトレースがありだいぶ楽をさせてもらった。静かなスノーハイキングを満喫し、天気が崩れる前に無事下山することが出来た。
次回はちゃんと泊まれるよう、反省点は振り返りをしようと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する