また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 3997696 全員に公開 山滑走 谷川・武尊

日白山/イグルー泊

情報量の目安: S
-拍手
日程 2022年02月11日(金) 〜 2022年02月12日(土)
メンバー
天候1日目 曇り
2日目 快晴!朝の気温は-10度ほど。
アクセス
利用交通機関
車・バイク
1台は土樽の安全登山広場にデポ。多分正規の駐車スペースだが、毛渡橋付近から徒歩25分かかった。関越道の高架下に、軽なら2台くらい?のスペースあり。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
12:31
距離
16.1 km
登り
1,379 m
下り
1,572 m

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
5時間35分
休憩
1分
合計
5時間36分
S旧三国街道 二居峠登口09:2209:51二居峠09:5211:40東谷山14:58宿泊地
2日目
山行
6時間5分
休憩
30分
合計
6時間35分
宿泊地08:0911:58日白山12:2714:23毛渡橋14:2414:44ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
その他周辺情報風呂:山の湯(500円)。温泉はかけ流しで素晴らしい。カランは4つ、シャワー無し。ドライヤー2台あり。上部の駐車場は駐車難易度が高いので、下の駐車場利用が無難。
夕食:バーンタイ。越後湯沢の温泉街は大混雑、基本的に予約なしだと食べられなそう。ここも数組後からは満席NGだった。タイ料理としてはマイルドな味付け。
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図

写真

雪多め
2022年02月11日 09:19撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
雪多め
尾根も太い
2022年02月11日 10:03撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
尾根も太い
t 山頂到着。
2022年02月11日 11:33撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 山頂到着。
t 稜線はどこだ。。
2022年02月11日 11:49撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 稜線はどこだ。。
t 12時ごろビバーク地点に到着、到着後の休憩込みで2時間でほぼ完成。かなり速度はあがってきた。
2022年02月11日 14:09撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 12時ごろビバーク地点に到着、到着後の休憩込みで2時間でほぼ完成。かなり速度はあがってきた。
3
t 斜面の高いほうから優先してカルカタ雪を取る。居住スペースを広げる目的としても、そのほうが効率的。
2022年02月11日 14:21撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 斜面の高いほうから優先してカルカタ雪を取る。居住スペースを広げる目的としても、そのほうが効率的。
2
t 長細いカルカタブロックを切り出す大きさでトイレ棟につなげてしまった。ちょっと大きすぎた。ちなみに、翌日は確実に高さが低くなっていた。
2022年02月11日 14:21撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 長細いカルカタブロックを切り出す大きさでトイレ棟につなげてしまった。ちょっと大きすぎた。ちなみに、翌日は確実に高さが低くなっていた。
1
t 今回は入口を確実に、大きなブロックで埋める。予め大きなブロックを外で3つ作って中に入れ、自分たちが入ってからブロックで埋める。隙間もしっかりと。
2022年02月11日 14:44撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 今回は入口を確実に、大きなブロックで埋める。予め大きなブロックを外で3つ作って中に入れ、自分たちが入ってからブロックで埋める。隙間もしっかりと。
1
t 水用の雪はそこらへんの壁から取る。楽々。
2022年02月11日 16:45撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 水用の雪はそこらへんの壁から取る。楽々。
t 食器はそこらへんに挿して置ける。
2022年02月11日 16:47撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 食器はそこらへんに挿して置ける。
t 調子に乗って作り過ぎた水。翌日、2.5Lは確実に捨てた。
2022年02月11日 16:48撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 調子に乗って作り過ぎた水。翌日、2.5Lは確実に捨てた。
t 母屋の天井。2段目でほぼ閉じにかかれたが、1本で天井がふさがる長さまでは取れなかったので、互い違いに組むことにしてみた。こういう組み方ができる面でも、長方形は効率的だと思う。
2022年02月11日 16:53撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 母屋の天井。2段目でほぼ閉じにかかれたが、1本で天井がふさがる長さまでは取れなかったので、互い違いに組むことにしてみた。こういう組み方ができる面でも、長方形は効率的だと思う。
2
t キムチ鍋。
2022年02月11日 17:49撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t キムチ鍋。
t 翌日、閉じたブロックを開けてみる。
2022年02月12日 07:11撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 翌日、閉じたブロックを開けてみる。
t 良い天気!(開けるまでは天気が分からない)
2022年02月12日 07:11撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 良い天気!(開けるまでは天気が分からない)
t 一日たったイグルー。
2022年02月12日 07:17撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 一日たったイグルー。
t 外に出しておいたスキーはエビの尻尾が付いていた。シールつけっぱなしだったら、確実にトラブルになると思う。
2022年02月12日 07:40撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 外に出しておいたスキーはエビの尻尾が付いていた。シールつけっぱなしだったら、確実にトラブルになると思う。
t 出発準備完了。
2022年02月12日 08:02撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 出発準備完了。
t いきなり滑走開始。
2022年02月12日 08:10撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t いきなり滑走開始。
t じゃんけんで勝ったyoshikitoが一番滑走。
2022年02月12日 08:11撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t じゃんけんで勝ったyoshikitoが一番滑走。
t 素晴らしい。
2022年02月12日 08:12撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 素晴らしい。
4
上出来
2022年02月12日 08:12撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
上出来
2
テン場から
2022年02月12日 08:12撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
テン場から
テン場から徒歩0秒で滑走開始
2022年02月12日 08:12撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
テン場から徒歩0秒で滑走開始
t 停止でコケる。
2022年02月12日 08:16撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 停止でコケる。
1
t シール登高準備。
2022年02月12日 08:36撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t シール登高準備。
適当なところで登り返し
2022年02月12日 08:41撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
適当なところで登り返し
1
うねっていてライン取りが難しい
2022年02月12日 08:54撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
うねっていてライン取りが難しい
1
t 素晴らしい景色。
2022年02月12日 09:34撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 素晴らしい景色。
1
面ツル過ぎる
2022年02月12日 09:35撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
面ツル過ぎる
1
これは!
2022年02月12日 09:41撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
これは!
3
素晴らしい斜面
2022年02月12日 10:08撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
素晴らしい斜面
1
t なんとも美味しい斜面でした。
2022年02月12日 10:11撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t なんとも美味しい斜面でした。
2
t イグルーに戻ってきた。
2022年02月12日 10:48撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t イグルーに戻ってきた。
t ボコボコに破壊して撤収。
2022年02月12日 11:10撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t ボコボコに破壊して撤収。
t 日白山に向かって移動開始。
2022年02月12日 11:22撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 日白山に向かって移動開始。
1
t スノーシューの先行者が多く、ありがたくトレースを使わせていただいた。
2022年02月12日 11:22撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t スノーシューの先行者が多く、ありがたくトレースを使わせていただいた。
t 最後が結構急。
2022年02月12日 11:35撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 最後が結構急。
日白山
2022年02月12日 11:50撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
日白山
これから、画面の左端まで行く
2022年02月12日 12:02撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
これから、画面の左端まで行く
1
t 滑走準備。
2022年02月12日 12:26撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 滑走準備。
1
t 雪庇がかなりできていて、沢に降りれる場所があまりない。雪庇と雪庇の隙間の弱点から降りる。
2022年02月12日 12:31撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 雪庇がかなりできていて、沢に降りれる場所があまりない。雪庇と雪庇の隙間の弱点から降りる。
日白山を少し降りてエントリー
2022年02月12日 12:31撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
日白山を少し降りてエントリー
見える所を全部滑る
2022年02月12日 12:31撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
見える所を全部滑る
なかなか良さそう
2022年02月12日 12:35撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
なかなか良さそう
t 沢の中はちょこちょこスノーボールが転がった跡あり。
2022年02月12日 12:47撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 沢の中はちょこちょこスノーボールが転がった跡あり。
1
地形が大きくて気分良い
2022年02月12日 12:51撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
地形が大きくて気分良い
t 下部はうねりが出てきていたのだけど、yoshikito氏は「気持ちよい」という。体のバネの差か。。。
2022年02月12日 12:53撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 下部はうねりが出てきていたのだけど、yoshikito氏は「気持ちよい」という。体のバネの差か。。。
t 沢を渡るポイントは、登山者のトレースを追わせてもらった。ありがたい。
2022年02月12日 13:07撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 沢を渡るポイントは、登山者のトレースを追わせてもらった。ありがたい。
t 最後の林道部分。起伏があって地味に歩きが多い。
2022年02月12日 13:44撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 最後の林道部分。起伏があって地味に歩きが多い。
t この小屋、よく潰れないなー。
2022年02月12日 13:49撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t この小屋、よく潰れないなー。
t あと少し。
2022年02月12日 13:57撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t あと少し。
t トレースは鉄道の高架下に続いていた。
2022年02月12日 14:12撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t トレースは鉄道の高架下に続いていた。
t 上越線の高架下。これで電車が走ってたら、絵になるな。
2022年02月12日 14:13撮影 by TG-4 OLYMPUS CORPORATION
t 上越線の高架下。これで電車が走ってたら、絵になるな。
1

感想/記録

2週間前のイグルー実戦投入、形としてはきちんと出来たものの、改善点がありすぎて、自分では全く納得いっていなかった。特に寒さ問題については「こんなはずじゃない」という思いが強くて、厳冬期のうちにもう一回リベンジ戦をどうしてもしてみたかった。寒さに相当しぶりつつも付き合ってくれたyoshikitoには感謝。

今回のルートは東谷山〜日白山を越えて土樽に降りるという、一般的には1dayなルート。初日は曇天だったこともあり、のんびりと出発。東谷山まではルート経験もあり、かつトレースも完璧。日白山へのルートはさすがにトレースはなかったが、視界が悪いながらも分かりやすい稜線なので、狙っていたビバーク地点付近までは容易にたどり着いた。風が弱そうな場所を狙って、一応プローブで積雪深チェックすると、90cmまでは1Fより柔らかい層、それから300cmくらいまではヤブもない層だった。今回は私が母屋を担当。90cmも雪をどけるのは面倒だなぁ、と思ってたけど、実際にブロックを作ろうとすると、やはり1Fより柔らかいところは役に立たない。使えないブロック作りに時間を浪費してしまった。幸い、90cmより深いところは全て硬くて軽い雪で、1段目から内倒させはじめ、2段目でほぼ閉じることができた。今回は予めyoshikitoが排雪スペースを確保してくれ、出入り口を先に作ったおかげで排雪はスムースになったし、そもそもほとんど排雪が必要ない状況になったのが時短の理由か。なるべく無駄にスペースを広げず、自分たちが足を伸ばせるだけの空間確保をし、あまり下に掘り下げて水平にするのではなく、適当にザクザク雪を崩してなんとなく平らにする(頭が少し高くなる分には良しとする)のが効率的な気がする。出入口はyoneyama先生にアドバイスいただいたとおりに大きなブロックで塞ぎ、なるべく隙間風が入らないように壁もなるべく穴を埋めておいた。中に入って温度を計ると約0度。yoneyama先生の言うとおりになった。不思議なことに、ご飯を食べて寝る直前あたりが一番暖かく感じたのは何故だろう?頸城エリアよりも気温が高く、風もなかったことも大きかったんだろうけど、きっとイグルーが上手く作れてたおかげもあるんだと思いたい。

翌朝。さすがに夜中に何回か寒さで起きたものの、前回よりも明らかに暖かい。起きた時に温度計を見たら、-4度くらいだった。あとで外で計ったら-10度くらいだったから、随分中は暖かかったことになる。中で朝食を食べてから出入口の穴をあけると、昨日は雲に隠れていた斜面が一望できる。二日目は晴れることを期待しての決行だったけど、期待以上の快晴。こんな中で朝から滑れるのは素晴らしい、と思っていたら、我々が滑走し始める前に朝から登ってきた人が稜線を歩いていった。。(ちなみにスノーシュールートとしてメジャーらしく、そのあとも沢山の登山者が通っていった。むしろスキーヤーより多い?)
滑走は、イグルーの真裏から。上部は疎林、かつ北側の斜面で数日前の降雪がそのまま残っていて、素晴らしいコンディション。下部に行くほど尾根上はうねりがひどくなり、沢に入ったものの、更に地形が複雑化してきた&スノーボールが出始めたところで登り返しすることに。この登り返しが、なかなかの急斜面でジグを切るタイミングが難しい。が。ここで運よくクライマーズライト側に素晴らしい斜面を発見。時間はまだたっぷりあるし、これはもう一度お代わりでしょうと思っていたらyoshikitoも同じ気持ちだったらしく。トップは譲って、下部からの動画撮影をおねだり。今季ナンバーワンの動画になって大満足。登り返しも、あれだけ苦労したラッセルもトレースさえあれば何でもなく、むしろ絶妙なラインどりと自画自賛。大満足の朝活だった。
イグルー撤収後は、日白山へ。この斜面もなかなかの急登で厳しい。山頂では沢山の人。中には一日でタカマタギ方面からあがってきた人もいて、びっくり。素晴らしいお天気で谷川のほうまでクッキリ見えて気分が良い。下山する西面はどこも雪庇がでていてエントリーしにくかったが、雪庇の切れ目から上手く入ることができた。そこからしばらくは雪質も素晴らしく、重い荷物を背負っていてもパウダー滑走が楽しめる。が。しばらく降りると今度はうねりが若干出てきて、足が取られて重い荷物では楽しむどころではなくなってきた。真っ白で平ら過ぎるので斜面変化も見えにくく、安全運転で必死に降りる私。それを他所目に楽しんで滑れているyoshikitoはさすがというか、なんというか・・・。段々平らになったところで左岸側に乗り、そこからはトレースを追うだけなのだけど、ここからが地味に長くてアップダウンもあってツライ。やっと道路まで出てから、更に車のデポ地点まで25分。こりゃ、次回はスニーカーとかデポっておいたほうが良いかもな。。

イグルー成功&二日目の滑走に満足、ということで充実感が高い結果になって良かった。イグルーはまだまだ時短に課題があるので、もう一度試してみたい。・・・次はもう少し天候が安定してから、かな。またよろしくお願いします!

最後になりましたが、2週間前のイグルー作成の改善点をいろいろとコメントいただいたyoneyama先生、本当にありがとうございました。無事に(?)、イグルーレベルが向上しました!

【備忘録】
・プローブを使っての確認は、コツがつかめてきた。挿してみて何も力を入れずに入る深さまでは、大体1F以下。ここまでは捨ててしまったほうが良い。
・やっぱりトイレ棟の冷気が辛い。迷った結果、冷気除けの銀マットは置いていくことにしたが、ビニール風呂敷的なものだけでもあれば違ったかもしれない。もしくは、夜はブロックで軽く塞いでみるとか。要改善。
・要らない荷物はトイレ棟に置いておく、の作戦は成功したけど、ヘルメットをかぶせても靴の中に雪が入ってしまった。ビニール袋をかぶせるべきだったか?
・使ったガス缶は中1つ、ちょうど使い切るくらい。調子に乗って水を作り過ぎてしまったので消費はちょっと多かった?
・キムチ鍋の量。白菜約1/8、長ネギ1本、ニラ1束、カットしめじ1袋、豚バラ230g、鍋キューブ2個。ここまでは適量だったが、アルファ米1袋ではおじやが寂しいかと投入した春雨2つが失敗だった。水を大量に吸い込む上に後で腹が膨れるので、明らかに多くなり過ぎた。。
・過去記録で千畳敷の雪訓でのテント泊を見返したら、テント受付〜整地〜雪壁作りで40分以上かかっていた。そこからテントを立てる時間もかかってたことを考えると、イグルーとの時間差分はかなり小さくなってくるかも?

感想/記録

二居in土樽outの縦走スキーに行ってきました。イグルー泊しましたが、今回のは完成度高くあとは作成時間が短くなると良い感じになりそうです。

6:00土樽に集合し、1台デポって田代ステーションへ。寒いし眠いしテンション上がらないので仮眠後に出発する。前回に来た時よりも雪付よく、トレースも綺麗なのが付いていたので東谷山山頂までは楽々到着した。数パーティが滑走準備をしていたが、そのまま日白山のほうへ。晴れていれば気持ち良い稜線だと思うが、ガスって視界が悪いのでクラクラしてくる。Co1519手前の肩部分が風弱く、積雪量も十分だったのでまあここにするかということでテン場とした。今回はtartlet氏が母屋、私が排雪ピットと便所係としてイグルーを作成した。前回の反省を反映して、元のサイズを1.0mx1.5m,斜面に作成,排雪ピットを事前準備, 入口は門構え式, トイレは母屋壁を共有として作成にとりかかった。上手くいった。屋根ができてから隙間を念入りに埋めて、中に入りブロックで入り口に蓋して引きこもるまでで2.5時間くらい。まだ切り出し中に雪柱が折れたり、積み直したりがあるので、そういった点のミスをなくせば1.5時間までは短縮できそう。今回は入り口を50cmほどのブロックで塞いだためかイグルー内は暖かかった。晩御飯も鍋だったので、体が温まって嬉しい。耐寒を考慮するならば、隙間を塞ぐために大きめブロック>小さめブロック>沈降した雪>新雪と重ねる。入り口を極力でかいブロックで塞ぐ、室内空間を小さくするとかなり良くなる。
翌日は入り口出でた所で滑走準備して、起床から徒歩0歩でドロップ。200mほど落とすと沢地形が顕著になってきたので登り返したが、斜度がきついなかにうねりがある上に、崩れやすいタイプの雪でシール登行が難しい。一歩ずつ強めに踏んで固める、キックタープを丁寧にするなど良い練習にはなった。キツイわーと思いながら登っていると左右の斜面が程よい斜度の面ツルであることに気づく。これは!せっかくトレースもひいているのだから行くしかない。登り切って上から見ても素晴らしい斜面だ。いやー良かった。登り返して、日白山までは稜線を楽しむことができた。
日白山の山頂からは滑走ルートとしている小松沢が見えて、やっぱりスキーの移動距離はすごいなあと思った。タカマタギ方面の尾根は細く雪庇も出ていたので、南尾根を少し下ってドロップ。滑り出しは最高。しかし少し下るとうねりがきつくなってきた。風の影響だろうなと、沢地形に入ってみると当たりで、再び面ツル斜面に。地形が大きくて気分最高。一気に滑り降りて、Co860あたりからシールに切り替え。毛渡沢からはトレースがボブスレー(かなり漕ぐ必要あり)で下山。日帰りでも行けそうだが、朝一で数本遊べるのはメリットだと思った。ありがとうございました。

https://youtu.be/KHusMPGcmes
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コメント

山頂でお会いしました、日帰りでタカマタギから周回していたスノーシューのハイカーです😊
イグルー泊されていたんですね!
スゴイです👏
土樽へ滑られたんですね🎿
こちらは尾根歩きだったので気づきませんでした
お疲れさまでした
2022/2/15 21:49
rocorockさん
訪問ありがとうございます!記録を拝見していて、ひょっとしてあのときに
お話をした方かな?と思っていました。コメントいただけて嬉しいです!
そちらこそ、一日で周回ってすごいです!
あの日は、お天気最高で本当に良い日でしたね(^-^)
2022/2/15 22:07
tartletさん
私のログへのいいねもありがとうございます🙌
木曜日あたりから新潟はまた寒波に覆われる予定です⛄
雪質のいいうちに短い雪山シーズンを存分に楽しみましょう🏔
2022/2/15 22:36
お二人様
再度の挑戦の熱意、嬉しいです。確実に前進していますね。
ふかふか雪が多すぎる件ですが、場所の選定が自由にできるようなら、もう少しフワフワが飛んでいる場所にするという手があるかと思います。
また記録紹介しましたのでご覧ください。
https://igloosky.com/2022/02/17/hira-johetsu-report/
2022/2/17 22:43
yoneyamaさん
前回は寒すぎて二度と厳冬期には泊まらん!と思っていましたが今回のはテントより快適でした。広い、暖かい、水の材料が中、トイレも中。作る場所と時短策をもっと考えてみます。
2022/2/18 12:12
yoneyamaさん
アドバイスありがとうございます!なるほど、積雪が十分あるかを気にしすぎて、新雪深を考慮するという発想がありませんでした。適切な場所探しは、本当に重要ですね。まだまだ、イグルー道は深いですね・・・!
2022/2/18 20:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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