【茨城/日立市】大白峰リベンジ、日立鉱山周辺探索
- GPS
- 05:29
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 521m
- 下り
- 497m
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大白峰:支尾根に誘導されやすい。地形図とコンパス必携。こまめに方角を確認すること。 石灰山社宅跡〜一本杉:通行困難。 本山小学校跡〜501p〜日鉱記念館:茨の道。 |
写真
感想
昨日(1/25)、日立鉱山跡地に建てられた日鉱記念館を訪問した。そこで「日立鑛山元山平面図(大正8年工場・社宅配置図)」をずっと眺めていたら、実際に跡地を探索したくなってしまった。そこで今日は、2013/2/16に敗退した大白峰と組み合わせて日立鉱山の周辺を歩くことにした。
まずは大白峰。県道36号を大雄院方面へ西進すると、正面のやや左に屹立している峰がそれである。今回は、県道沿いにある神峰神社本殿参道一の鳥居からアプローチした。尾根筋を忠実に辿れば山頂に達する。この峰、下界から見た姿は秀逸だが、山頂は眺望が利かず平凡である。
大白峰山頂からは北北西に延びる尾根を進み石灰山社宅跡へ進んだ。山頂下の鞍部に降りるところで北の支尾根に入り込まないように注意が必要である。石灰山社宅跡の辺りは昨年よりも藪が濃くなったようだ。
石灰山社宅跡からは一本杉方面への昔の生活道(地形図の破線道)を辿った。入口を間違えてしまったようだが、強引に急坂を登ると掛橋社宅跡方面から登ってくる道に合流できた。一番上の所は猛烈な竹藪に還っていた。道はやがて下りになるが、しだいに不明瞭になり、やがて竹が高密度に倒れているところで進行困難になった。ここで引き返すことも考えたが、「苦心惨憺」(こんなことでこの言葉を使うと鉱山創業者の久原翁がお怒りになるに違いない)の末に潜りぬけた。本山劇場跡を通過して県道に出たときには、何とも言えない達成感が得られた。
次に、本山小学校跡からの破線道を辿ろうとしたが、ショートカットになっている尾根に踏跡が認められたのでそちらを通った。501p傍の破線道終点は浄水場だったらしい。ここからの大煙突や太平洋の眺めは素晴らしいが、ここに至る茨の道には閉口した。日鉱記念館への道は茨が更に高密度である。ここを通る方はゴーグルを着用されることをお勧めする。小生はたぶん二度と通らないだろう(笑)。帰宅後、湯船につかると膝や脛がヒリヒリした。細かい傷だらけになっていた。
コメント
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Kilkennyさん、こんばんは。
ますます藪山歩き&歴史探訪に磨きがかかってますね。当方、到底真似できません。
人類が滅亡して50年もすれば、どこもかしこもこんな感じの風景なんでしょうか。
当日は、下界で勝田マラソンを楽しんでおりました。下界での水平移動はかなり楽ちんということが実感できました。来週から山に帰ります。
mnakanoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本山劇場の上で写真16の倒竹の下を這いつくばって潜りながら「みんな今頃は颯爽と"勝田の風"になっているんだろうなぁ」などと羨んでおりました。楽しまれたとのことよかったです 。
御指摘のように郷土史&地誌がマイブームになっております。mnakanoさんが1/19に見つけられた佐竹の金鉱山に関する文献が手許にありました(未読だった )。その辺りだけで55もの坑道や試掘跡があるようなので今度行ってみようと思っています。日立市内だけでも暫くネタがつきないようです 。
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