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記録ID: 400576
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雪山ハイキング
甲信越

川内山塊 神戸山(かんどやま)【門前集落ピストン】

2014年01月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:17
距離
6.7km
登り
659m
下り
644m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:12  門前集落の石柱
9:52  鉄塔
11:33 白山分岐
12:24 神戸山山頂
12:38 稜線鞍部にて昼食(13:05出発
13:34 白山分岐
14:31 鉄塔
15:35 門前集落の石柱
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
門前集落は五泉:慈光寺へ向かう道中にあり。
五泉駅より南に向かい国道290をまたいでから約5km。

左手に3Mほどの石柱があるためにここから尾根に取り付くことが出来る。

※下のログ見ましたら神戸山のピークが1kmも上に、そしてH400。
 ちょっと!yahoo地図よ(笑
コース状況/
危険箇所等
●門前集落〜白山分岐
地形図では様々な尾根が見えるが石柱を目印に取り付くと良いと思う。
最初はつづら折れに登れる道が付いている。
途中で崩落個所があり少々直登を迫られるが尾根には比較的簡単に乗ることが出来る。

475P付近から赤ペンキとテープが出てくるために安心して進むことが出来る。
H550を越えた辺りから白山への分岐、稜線に上がるまでの雪が深く1Mを越える。
個所により腰高までの沈みやラッセルがあるので注意。
白山側(南方向)から突き上げる風が強烈なので注意。

●白山分岐〜神戸山山頂
1Mを越える積雪と南西からの風に注意。
踏み抜く個所によっては枝に足を取られてしまうためとても厄介。
風量には波があるもののこの日はほぼ止むことがなくて難儀した。

中央:越後白山
左:神戸山
(県道67号より
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中央:越後白山
左:神戸山
(県道67号より
この石柱の左手だけが拓けている.
前後は笹藪.
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この石柱の左手だけが拓けている.
前後は笹藪.
積雪はくるぶしほど.
歩きやすい.
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積雪はくるぶしほど.
歩きやすい.
踏み跡はない.
道が切れたので入る.
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道が切れたので入る.
徐々に深くなる.
3
徐々に深くなる.
久々の境界見出標.
立派だ.
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久々の境界見出標.
立派だ.
右手に白山.

鉄塔が近づく.
右:神戸山
鉄塔着.
五泉市方面.
白山方面に続く鉄塔.
3
白山方面に続く鉄塔.
この辺からペンキ&テープ.
2
この辺からペンキ&テープ.
陽が出てきた.
そうそう.
歩きやすそうな尾根だが雪と風が厄介.
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歩きやすそうな尾根だが雪と風が厄介.
急登あり.
穴あり.
もう少しで稜線
という処で低木漕ぎ.
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もう少しで稜線
という処で低木漕ぎ.
白山はすぐそこ.
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白山はすぐそこ.
これから向かう前衛と
左手に神戸山.
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これから向かう前衛と
左手に神戸山.
白山分岐到着.
北東を望む.
川内の山々が迫る.
左手前に権現、鞍部を越えて続く木六への稜線、その奥はマンダロク、最奥には南北に長い日倉山.

贅沢な時間.
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白山分岐到着.
北東を望む.
川内の山々が迫る.
左手前に権現、鞍部を越えて続く木六への稜線、その奥はマンダロク、最奥には南北に長い日倉山.

贅沢な時間.
南東に視線を向ける.
手前に名無しの稜線.
その奥は年初に歩いた毛石、その奥は右手に伸びる中山尾根、最奥の左から七郎平、銀次郎、銀太郎、右端の平らなところが五剣谷.

これより南は白山への稜線で見えない.
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南東に視線を向ける.
手前に名無しの稜線.
その奥は年初に歩いた毛石、その奥は右手に伸びる中山尾根、最奥の左から七郎平、銀次郎、銀太郎、右端の平らなところが五剣谷.

これより南は白山への稜線で見えない.
とにかく始終突風に煽られる.
調子乗ってたら鼻水が垂れてくる.これさえ無ければ雪漕ぎに専念出来るのだが...
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とにかく始終突風に煽られる.
調子乗ってたら鼻水が垂れてくる.これさえ無ければ雪漕ぎに専念出来るのだが...
見えにくいのでもう1枚.
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見えにくいのでもう1枚.
白山への稜線.
帰りに向かえるか?
2
白山への稜線.
帰りに向かえるか?
神戸山方面、
鞍部を下る.
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神戸山方面、
鞍部を下る.
五泉市方面.
下は枝が密集しており踏み抜くとワカンが抜けずに難儀する.
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下は枝が密集しており踏み抜くとワカンが抜けずに難儀する.
神戸山山頂.
とにかく風が強烈.
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神戸山山頂.
とにかく風が強烈.
地図が飛びそう.
また鼻水出まくってる.
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地図が飛びそう.
また鼻水出まくってる.
山頂からは西蒲三山がうっすらと見える.
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山頂からは西蒲三山がうっすらと見える.
東側斜面、
風下に向き調理.
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東側斜面、
風下に向き調理.
本日の飯.
3分待つ.
権現
チリトマ
マンダロク.
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権現
チリトマ
マンダロク.
手前:雷山稜線
奥:不動堂
最奥:大蔵山
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手前:雷山稜線
奥:不動堂
最奥:大蔵山
これから戻る稜線の先に白山.
左手は堂ノ窪、灰ヶ岳.
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これから戻る稜線の先に白山.
左手は堂ノ窪、灰ヶ岳.
白山への分岐着.
気力、時間共に使い果たし断念.
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白山への分岐着.
気力、時間共に使い果たし断念.
下山は快適.
歩きやすい.
鉄塔着.
石柱から少しズレて舗装路着.
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石柱から少しズレて舗装路着.
オツカレィ!
大油中華.
(小盛
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大油中華.
(小盛

感想

今回は”1枚で何度でも楽しめる至極の地形図” で評判の
「越後白山」より 神戸山をチョイスする。

もとの予定は白山でもお馴染みの慈光寺から取り付き、
田村線の678Pより北上〜神戸山〜475P尾根で下るルートを用意。

しかしながら慈光寺に向かう途中に立派な石柱があり、所謂
 「ここから山に入れますよ、お客さん( ´,_ゝ`)ノ」 
であったために急遽取り付きを変更する。

登り始めから30分ほどはくるぶし程の積雪で道も付いており快適。
途中で崩落している個所があるがそのまま進むと道らしきものは無くなり沢が出てくる。
この辺りだけを注意すれば左右に分かりやすい支尾根があるためにすぐに乗れる。

274Pを過ぎて475P辺りからさらに尾根道は分かりやすく目印も多い。
左手にこれから向かう神戸山ピーク、右手には白山が雄大に睨みを利かせている。
この地域、不動堂〜福連寺の周回でもそうであったように”とにかく南側から吹き上げる風”が強い。
後述するがこの辺の尾根はまだ強弱の波があるので良いのかも知れないが・・・(゜д゜lll)

ここ二日間の陽気で雪は減ったものの腐りかけているためにワカンが重く難儀させられる。
この神戸山でもH550より上方に向かうに連れて積雪・風量のギアが上がり予想以上に時間が掛かる。
またも予定の1.5倍の時間と疲労を有難く感じながら漸く白山との分岐、稜線に乗れた。


右から左、北から南へ伸びる川内アルプスが見渡す限り飛び込んでくる。
白山山頂からの眺めとはまた違った目線から見られるのも嬉しい。
しばし見惚れてから神戸山に向かうために鞍部に下る。。。

が!!
この稜線の西からの風と言ったら まートンデモない。
 「ピューピューゴーゴー、隙あらば尾長谷へ突き落しますよ Ψ( `▽´ )Ψ」
なんて風の声を受けながら北への稜線をこなしていく。

このルートも1.5Mほどの積雪はありそうだが安易に踏み抜くと雪下の枝に脚を取られる。
これがワカンを着けているのでタチが悪い。
一度なんて5分ほども格闘して少しずつ周りを除雪して脱出したほどである。

とまぁ、途中で何度かシャウトしながらも神戸山到着。
今度は大蔵山が大きくハッキリと確認でき、年末に苦労した権現もほほ笑んでくれる。
その代わりに風はますます威力を増してきている(ノ゜ο゜)ノヒュー

山頂は足早に折り返して鞍部に下り東側斜面で整地と風防作りに取り掛かる。
風の無い斜面に腰掛けながら迫り来る山並みを眺めて頂くチリトマはまさに贅沢な味わい。

これ以上、まだ食べたいものがあるのですか!?と問われれば
 「はい、マネケンのワッフルイチゴで!(  Д )゜ ゜」 と答えるでしょう。
現に食べましたが。

結局、白山への分岐に着いた頃には 毎度のごとく残り時間よりも乳酸がアウツ。
もちろんの田村線周回は断念して大人しく登ってきた尾根を下ることにした。
下山はさらに雪が溶けていて幾度となく踏み抜いてしまい
一度なんて左足がおかしな方向に曲がったまま転んだので焦ってしまった。

下山後には犬の散歩をしていた蛭野地区の山好きなお母さんに「神戸山=かんどやま」と教えて頂いた。
この付近の山には少ないながらも山桜が見られるそうで ”春にも来てチョウダイ” と
笑顔でお見送りを頂き帰途についた。

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予想を越える眺めに大満足の山行でしたが 稜線の突風はかなりのものでした。
それでも稜線からの景色は一見の価値十分です。

この付近は様々なルートが組めるので楽しそうですね。
また伺います、ありがとうございました〜 ヾ( ゜∀゜)ノ゛

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コメント

たいしたもんだ〜!
こんばんは〜
たいしたもんですね〜
いつも今度はどこに行くんだろーね〜と期待しながら
レコを拝見させて頂いております。
ちなみにわたくしは、真似できませんので
鼻水最高
裸も最高
次回も楽しみにしております
2014/1/27 20:56
神戸山ですか!
お疲れ様でした!
かんどやまって読むんですか、たしか二年前に白山で会った大先輩が「こうどやま」って呼んでたような!?それから私はこうどやまだと思っていましたが、かんどやまに改めます。
にしても、ここのところのぷすけさんの川内づいていることには、なんとも頭が下がります。私も国土地理院の室谷を買ったんですが、
なんと!なんとですよ!
国土地理院、室谷をカラーにしてきました(笑)(笑)(笑)

おうおうおう国土地理院わかってんじゃねーかよ
と、全面的に指示!グッジョブ!
地形図見てるだけで、青里からの沢への落差は、鬼が面にもヒケを取らないんじゃないかな!?とか妄想を膨らませている最中です。

相変わらずいい体ですね
2014/1/27 22:07
湿った雪
湿ったボソボソ新雪のラッセルはホントに重くて難儀ですよね。
ワカンより浮力のあるスノーシューでも足を抜くとき、重た〜くてすぐ足に来て、体力が尽きてしまいます。

秋に慈光寺から白山に一度登ったことはありますが、新雪で踏み跡がなかったら冬は無理でしょうね。
2014/1/28 2:11
bamosuさんへ
こんにちは!

この時期、マイナー低山ばかり好んでいますが
楽しみに・・とか言われますと恐縮ですΣ(゚Д゚)!(感謝です

いつも立てた計画よりノロノロ山行でさらに歩くルートは短めになるんです。
最初から力量を踏まえて組めば良いのですが(笑
裸体は感極まった時 “だけ”で何とか自粛してますが見苦しくて申し訳ないです。

ご都合がつかれたら雪解けの頃にでも伺ってみてください!
ワタシが行ける処なんてそんなに厳しくないですよ、きっと。
bamosuさんの山行も楽しみにしていますよ〜!( ゚∀゚)ノ゙
2014/1/28 12:05
DSAさんへ
こんにちは!

おっおーぅ(ノ゚ο゚)ノ
ついに室谷がカラーですか!
ワタシは未だにカラー版を1枚も持ってないのですが店頭で見たら最先端過ぎて驚きました。
古い3色刷をカラー価格でレジ打ちされた事はありますが(笑
これからはより詳細なイメージで計画が練られますよね!
慣れるまで時間かかりそうですが・・・( ´¬`)

「こうべやま」じゃなさそうだなぁ・・・
とは思っていましたが、呼び名は地域によって変わるのかも知れませんね。
「こうどやま」でもなんか、こう、スッと入ってきますから(o^-‘)b

今の気分が川内なのですがある程度お邪魔したら県北方面・魚沼方面
どちらに向かおうかを迷っております、先はかなーり長いですが(笑

後ろ向きなんですがお腹引っ込めてるんですよ、ココだけの話し( ´艸` )❤
2014/1/28 12:18
lizhiさん
こんにちは!

湿った雪はキツイですね、多めの新雪も厄介ですけども( ̄Д ̄;)!
翌日に出る疲労の前に歩きながらすでに筋肉痛という(笑
気分的にはサラサラ新雪の方が楽しいですし♪

言われる通り白山の田村線、
中腹から天狗さんまでは急登が多く冬の新雪は無理ですよね(´_ゝ`)
ワタシも秋口に伺いましたが涼しい夏道でも苦しかった思い出があります。
田村線は下山でしたが急でしたね。

なので結果的には日帰りするにはギリギリで良いルートでした♪
と、言いつつも神戸山から白山に向かう稜線で
左手にずーっと川内を眺めながら縦走するイメージはいつか結実させたいです。
やはり秋でしょうね〜(。-∀-)b!
2014/1/28 12:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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