記録ID: 401142
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積雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
雪洞ビバークで西黒尾根から谷川岳を目指すも撤退
2014年01月26日(日) 〜
2014年01月27日(月)
群馬県
新潟県
wadachi
その他6人 - GPS
- 28:00
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 762m
- 下り
- 752m
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1/25
10:15ロープウェー土合口駅
11:40 JR鉄塔12:00
13:20ビバーク地点（標高1160m付近）
1/26
7:20ビバーク地点（標高1160m付近）
10:40ラクダの頭
11:50ビバーク地点12:30
13:10 JR鉄塔
14:00土合口
10:15ロープウェー土合口駅
11:40 JR鉄塔12:00
13:20ビバーク地点（標高1160m付近）
1/26
7:20ビバーク地点（標高1160m付近）
10:40ラクダの頭
11:50ビバーク地点12:30
13:10 JR鉄塔
14:00土合口
| 天候 | 1/25晴れ時々曇り 1/26風雪共に強し、午後からさらに強まる |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
土合口〜JR鉄塔まで 登山口で積雪2m前後、尾根筋まではラッセル状態で膝上程度。 JR鉄塔〜ラクダの頭 膝下程度のラッセル。今回はJR鉄塔から1時間強進んだ尾根上の、広くなって南側の窪地にむかって雪庇が張り出している地点（標高1160m付近）にビバークした。 登山ポストは土合口駅内に提出。 下山後は宝川温泉へ。（1200円／人）風情のある大きな露天風呂が特徴です。ロープウェー駅から30分程度。 http://www.takaragawa.com/higaeri.html 雪洞設営に使用したのは ブルーシート2枚 スノーソー1本 スコップ2本 これで7人用の雪洞を設営しましたが、スコップがもう1本あったほうが作業はもっと効率よかったかも。 銀マットだけだと寒いので、調理中なども常時テントマットの上にいないとお尻が冷たくなって大変です。 あとテントシューズは必須装備だということを痛感しました。テントシューズは雪洞のときこそ威力を発揮しますね。雪洞の中でも、トイレに行くときもそうですし、意外と雪洞の微調整で外に出る機会が多かったので重宝しました。 |
写真
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JR鉄塔から急登を進み、一度下ってコルに出たところ。ここから少し登って、写真の一番上の樹林帯辺りが雪洞ポイント
最初はひらすたスコップで雪をかき出す。ビニールシートの上に出して、ひっぱり出して、そのまま雪をすてていく
ある程度ほったら、スノーソーで切れ目を入れて、ブロックで切り出す
7人用なので入口は2箇所。左右2箇所に入口を作って、奥行き3mくらい掘ったら、今度は横につなげていく
一人がスノーソーで切り出して、もう一人がスコップで入口にかき出し
さらにもう一人がビニールシートのたまった雪を外に引きずり出す
グローブは濡れるので、トイレ用掃除用のゴム手袋を着用すると濡れなくていい。
翌日、西黒尾根から山頂を目指すも、吹雪のため、ラクダの頭で撤退しました。
感想
11月末に一度歩いて、 満を持しての西黒尾根でしたが、日曜日は風雪共に強く、森林限界上は視界ほぼなし。幸い気温が低くなかったので、強風の中でも歩くことができましたが、これで気温も低かったら森林限界上まで行く前に撤退だったでしょう。
同じ斜面で雪洞ビバークしていた別グループも撤退していたようですし、その後追い越された単独の方も引き返していました。
なので、今回は山頂アタックではなく、雪洞を設営してのビバークが一番のメインでした。
雪洞設営地点は、JR鉄塔から1時間くらいのところで、ちょうど向かって左に尾根が広くなっていて、南側斜面が窪地になっている場所でした。
リーダーが前週に偵察してくれたので、雪洞を掘るにはちょうどいい斜面でした。
斜面に150cmほど間隔をあけて入口を決めて、まずはひたすらスコップで掘り続ける。掘りだした雪はブルーシートの上に出して、溜まったら雪を捨てるという作業をひたすら繰り返して、奥行き3m高さ80cm、横幅5mの大雪洞を作りました。
雪洞の際に一番の天敵は濡れ。設営の際はインナーグローブの上にゴム手袋を装着して作業しましたが、これは非常に有効でした。
また、雪洞内の天井は、コッヘルの底を使うなどして平らにしておかないと、あとで調理などで雪洞内の温度が上昇すると水滴がたれて来て大変でした。
あと意外と夜は冷え込んだのか、インナーシーツに3季用シュラフ（モンベル♯3）＋シュラフカバーに、下は3枚、上はダウンとハードシェルも合わせて6枚着こんでも、ちょっと寒かったです。
ピーク取れなくても、雪洞設営して、中でお酒飲んで鍋食べるだけでも十分満足な山行でした。
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