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記録ID: 403246
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

厳冬期蒜山三座単独縦走

2014年02月02日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 鳥取県 岡山県
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GPS
--:--
距離
21.4km
登り
1,224m
下り
1,232m

コースタイム

下蒜山登山口(6:47)〜雲井平(7:40)〜9合目(8:18)〜下蒜山山頂(8:35〜8:41)〜鞍部(9:47)〜中蒜山山頂(10:45〜10:54)〜上蒜山山頂(12:06)〜上蒜山二等三角点(12:15)〜上蒜山山頂(12:29)〜8合目(12:53〜13:34)〜牧場へ脱出(14:11)〜上蒜山スキー場駐車場(14:39)〜自転車〜下蒜山登山口駐車場(15:25)

山歩き:7時間52分
自転車:46分
天候 曇り、稜線上は終始ガス
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
まずは自転車を上蒜山スキー場駐車場のすみっこに置き、車で下蒜山登山口の駐車場に向かいます。蒜山三座を縦走したあとは自転車にのり、下蒜山登山口の駐車場まで戻ります。
コース状況/
危険箇所等
*まず、厳冬期(2月)ということですが、真庭市の最高気温は18度と2月なのにかなり高かったです。加えて、日曜日ということでトレースが登山道全体の8割程度あり、かつ一週間以上目立った降雪がなかったため、おそらく例年の12月下旬か3月上旬程度の積雪量かもしれません。

 周回をするには12キロ程度の道路を通らなくてはいけません。歩いたらかなりの時間がかかります。自分は自転車を使いました。蒜山タクシー(0867-66-2535)を使うのが便利です。複数でいかれる方は車を一台どちらかの登山口付近に置いておくのも有効です。
 冬季の蒜山登山は、まず雪崩の恐怖があります。特に下蒜山9合直下には細心の注意が必要です。ほかには上蒜山3合目〜5合目間も危ない気がします。ショートカットしようと斜面を横断し、雪崩を誘発し巻き込まれる恐れも十二分に考えられます。
 また、縦走路には雪庇ができやすく、厳冬期はかなり発達するので転落に注意です。
5:24、自転車とお別れ。嫁からは「あの自転車お気に入りなんだから、なくさないようにね!」と釘。
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5:24、自転車とお別れ。嫁からは「あの自転車お気に入りなんだから、なくさないようにね!」と釘。
スノーシューを履いて、いざ三座縦走の旅へ。最初からトレースがあるのでお世話になります。
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スノーシューを履いて、いざ三座縦走の旅へ。最初からトレースがあるのでお世話になります。
雪が少ない。
五合目から視界不良。ガスガス。
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五合目から視界不良。ガスガス。
雲井平。
不安ししていた9合直下。もちろん雪崩てましたが、早朝なので雪はまだ硬く雪崩の心配はないと思いました。
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不安ししていた9合直下。もちろん雪崩てましたが、早朝なので雪はまだ硬く雪崩の心配はないと思いました。
まずは下蒜山登頂。五合目から秒速10〜15メートルの強風が吹いて難儀しました。
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まずは下蒜山登頂。五合目から秒速10〜15メートルの強風が吹いて難儀しました。
下蒜山では休憩をせずに、長丁場になるだろう中蒜山までを少しずつ進んでいきます。支尾根がいくつかあり、ちょっと進んでは苦手な読図をして現在地を確認。視界不明瞭による道迷い、道間違いが一番心配していたことでした。
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下蒜山では休憩をせずに、長丁場になるだろう中蒜山までを少しずつ進んでいきます。支尾根がいくつかあり、ちょっと進んでは苦手な読図をして現在地を確認。視界不明瞭による道迷い、道間違いが一番心配していたことでした。
雪庇もまずまず。雪の崖ってな感じだね。
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雪庇もまずまず。雪の崖ってな感じだね。
中蒜山に続く好きな道を背景に一枚。
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中蒜山に続く好きな道を背景に一枚。
この辺が鞍部かなあ。
この辺が鞍部かなあ。
振り返って。分岐の尾根を再確認しておきました。実際はこのように鮮明に見れたのはほとんどなく、ほとんどガスって見えなかったです。
振り返って。分岐の尾根を再確認しておきました。実際はこのように鮮明に見れたのはほとんどなく、ほとんどガスって見えなかったです。
中蒜山避難小屋には立ち寄らず。
中蒜山避難小屋には立ち寄らず。
中蒜山山頂。予定よりだいぶ早く到着。
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中蒜山山頂。予定よりだいぶ早く到着。
中蒜山出発〜尾根取り付きが難しかったです。半分運まかせに進んだら尾根があったのでよかったですが。尾根にいけなかったら登山口まで往復で終わってましたね。
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中蒜山出発〜尾根取り付きが難しかったです。半分運まかせに進んだら尾根があったのでよかったですが。尾根にいけなかったら登山口まで往復で終わってましたね。
無雪期に気になっていた木。冬季も異彩を放ってるね。
無雪期に気になっていた木。冬季も異彩を放ってるね。
上蒜山山頂。でも立札には山頂は左側です、と矢印。ちょっと混乱しました。左(北西)に少しいったら三角点があるので、それが山頂ってこと? でもこっちの方が標高高いし。ややこしや。
上蒜山山頂。でも立札には山頂は左側です、と矢印。ちょっと混乱しました。左(北西)に少しいったら三角点があるので、それが山頂ってこと? でもこっちの方が標高高いし。ややこしや。
この辺が三角点かな。
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この辺が三角点かな。
上蒜山山頂に戻って登山道を下ります。雪の崖を目の前にして撮影。ほとんどモンベルの製品です。
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上蒜山山頂に戻って登山道を下ります。雪の崖を目の前にして撮影。ほとんどモンベルの製品です。
8合目(槍が峰)で大休止。本来なら大展望のところだけど、本日はガスガス。しょうがない。
8合目(槍が峰)で大休止。本来なら大展望のところだけど、本日はガスガス。しょうがない。
新しいラーメンに挑戦。うん、なかなかの味。このあとカフェオレタイム。皆が山方面が晴れてきたけど、蒜山は晴れないね。
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新しいラーメンに挑戦。うん、なかなかの味。このあとカフェオレタイム。皆が山方面が晴れてきたけど、蒜山は晴れないね。
でかいクラックのおでまし。斜面を歩くのはやめよう、くわばらくわばら、と思って夏山ルートを歩いてたら別のクラックにはまりました。
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でかいクラックのおでまし。斜面を歩くのはやめよう、くわばらくわばら、と思って夏山ルートを歩いてたら別のクラックにはまりました。
ホームセンターで買ったクロロプレンのグローブ。ポールとの摩擦に耐えられず破けました。さすがに安物は消耗が早いね。
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ホームセンターで買ったクロロプレンのグローブ。ポールとの摩擦に耐えられず破けました。さすがに安物は消耗が早いね。
左から二俣山、皆が山、アゼチ。アゼチは積雪期限定。
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左から二俣山、皆が山、アゼチ。アゼチは積雪期限定。
五合目付近。斜面の雪がごっそりはがれています。前回はスキー場ルートを通ったので、今日は牧場にいってみます。
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五合目付近。斜面の雪がごっそりはがれています。前回はスキー場ルートを通ったので、今日は牧場にいってみます。
牧場へ下山。
次は下蒜山からここまで縦走してきてもいいね。でも泊まらないと難しい。
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次は下蒜山からここまで縦走してきてもいいね。でも泊まらないと難しい。
通常の夏山ルートは左から森に入りますが、右側から入った方がショートカットになるね。
通常の夏山ルートは左から森に入りますが、右側から入った方がショートカットになるね。
ひさしぶり。盗まれてませんでした。
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ひさしぶり。盗まれてませんでした。
手前が上蒜山、奥が中蒜山。
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手前が上蒜山、奥が中蒜山。
1時間半はかかると思ってたのに、1時間もかかりませんでした。自転車で周回山行ははじめてでした。癖になりそうです。
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1時間半はかかると思ってたのに、1時間もかかりませんでした。自転車で周回山行ははじめてでした。癖になりそうです。

感想

 冬季の蒜山三座を縦走する、というのは伯耆大山、蒜山界隈に住む山屋の夢のひとつに思います。夏の間も「今シーズンの雪山では、まず蒜山三座をやるんだ」と強く思っていました。体力、雪質の読み、天候、読図。あれこれの要素をみるに、自分が果たしてできるのか、と今回もやる前に「縦走完了できるかどうかは五分五分だな」と思っていました。
 結果として時間にゆとりができるくらいの内容でした。ただ、日曜日、8割のトレース、積雪量の少なさ、などと条件的に易く、いまいち達成感がなかったのも正直なところです。上蒜山の八合目で休んでいるときも、蒜山はその姿を僕に見せてはくれませんでした。ただし、下山したあとは一転、秀麗な山肌を自転車に乗っている僕に見せつけたのです。「もう一度くるがいい。私はお前の挑戦をいつでも待っている」という言葉が聞こえてくるようでした。
 前夜、娘が寝付かず這って僕の腹の上に乗ってきたりして落ち着きませんでした。こんなことはほとんどないので、何かを暗示しているのではと考えました。ちょうど嫁もいて、三人それぞれを蒜山に当てはめると、一番高い上蒜山が僕、雄大で展望がいい中蒜山が嫁、そして圧巻の美しさを放つ雲井平(乙女平)をもつ下蒜山は間違いなく娘でした。「下蒜山で雪崩に遭うから、明日はいくなという警告か」などとも深読みしたのですが、違いました。それでも下蒜山では予想外の強風に遭い、行く末が案じられました。
 とりあえず、また蒜山へと通う日々は続きそうです。家族で中蒜山山麓でキャンプをする夢ができました。

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コメント

冬季蒜山三座縦走おめでとうございます
2月に入って春の陽気ですね。
下蒜山まで2時間かからずに登ったのですね。
すごい。

でもこの山は雪崩が怖そうですね。
この時期にはトレースもあるんですね。

レコ参考にさせていただきます。
今年は無理かもしれませんが、上蒜山だけですが、いつの日にかチャレンジしてみようと思います。

お疲れ様でした。
2014/2/3 18:01
Re: 冬季蒜山三座縦走おめでとうございます
>tanosikuさん
 ありがとうございます。今日は一転して寒気がやってきて、麓でもかなり寒いです。それにしてもこの前は暖かすぎでした。これから一週間でだいぶ積もりそうな気がします。
 蒜山はどうも岡山の山では雪崩の山として知られているようで、冬季に近づく人はそれほど多くないような気がします。上蒜山はいろんなルートどりができそうですね。また僕もいろいろ試してみようと思います。
2014/2/4 10:21
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