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Yamareco

記録ID: 4034660
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

醒ヶ井から霊仙山(北西尾根↓)

2022年02月26日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.4km
登り
1,160m
下り
1,153m

コースタイム

日帰り
山行
7:06
休憩
1:36
合計
8:42
8:10
40
8:50
8:56
26
9:22
9:28
24
谷山谷方面林道分岐
9:52
18
11:24
11:33
24
11:57
12:00
12
12:12
12:16
22
12:38
12:50
10
大洞谷で休憩
13:00
13:03
27
13:30
45
北西尾根降下点(el.915)
14:15
14:28
29
el.410
14:57
29
el.412(ラストピーク)
15:26
15:50
62
上丹生神明神社
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
醒ヶ井駅から養鱒場まで徒歩
上丹生から醒ヶ井駅まで徒歩
コース状況/
危険箇所等
【榑ヶ畑登山道】
養鱒場までは除雪された道路。その後の林道は膝下程度の積雪。あとで他の登山者の方に聞いたところ、この日(というより今年)はやはり雪が多いのだという。汗ふき峠までも非常によく歩かれたトレースがあり、ツボ足で簡単に歩き通せる。汗ふき峠ではアイゼンを装着したが、トレースにはツボ足もワカンもと人それぞれな様子。ツボ足は下りは少々危なっかしい印象もあるが、これだけ踏まれて締まっていれば注意すれば特に問題ない。
【霊仙頂上台地】
自由に歩けるが、みんな大体おなじ所を通るのでトレースはばっちり高速道路。結局頂上往復なら全行程でツボ足でも登頂可能なコンディションであった。私はトレースのないところを自由に歩きたいのでお池のあたりまで来てアイゼンの上からワカンを装着した。鳥居は完全に埋まっていた。わずかに岩が露出したところもあったが、ほとんどのブッシュや岩は雪の下となっており一面真っ白。なだらかな斜面はbcスキーも楽しめそうであったが、シュプールは一本もなかった。年によっては雪が少なくスキーの対象には選ばれにくいのだろう。経塚山、最高点を経て南稜にまわり、大洞谷の中で休憩した。さすがにこの時にはこの付近で人は見かけなかったが、この谷を横断して三角点ピークへ直登するトレースも数本残されていた。
【北西尾根】
お池から北へ分岐して、頂上台地の淵をなぞるように下降点に至る。下降点に来ると全くのノントレースとなり、標高915mからは樹林帯となる。時折赤テープが見られたが、追いかけられるほどではないので、地形を見ながら枝尾根に入り込まないよう注意して下る。はじめは尾根が明瞭でないので分かりにくいが、急傾斜でも十分な積雪で歩きやすい。やがて西側が自然林、東側が植樹林となり、徐々に傾斜が緩まってくると、林業作業用と思われる細い車路が現れるが地形は分かりにくい。車路はさほどあてにならないので、適当にその掘割を横切りながら尾根上を辿る。標高400m辺りからは平坦基調で細かいアップダウンの道となり、常緑の木々が混じるようになる。410mのラストピーク周辺はほとんどが常緑樹の林となり、その下りでは雪が減って岩の露出も目立つようになる。谷山谷登山道への林道は急崖に阻まれ着地が難しい。鹿の足跡を追って細枝を掴みながら雪の路面に降り立つ。そのまま尾根たどれば上丹生の神明神社にたどり着くが、神社の直上がブッシュ気味でかなりの急傾斜なため、少し西側へよけてトラバースする。そのまま下りれば集落の民家の庭先に出てしまいそうなので、何とかトラバースで神社の方向へ復帰し、杉木を頼りに急下降し、神社拝殿の正面に降り立った。

感想

快晴で土曜日とあって、かなりの混雑っぷり。早朝に大阪を出る始発の快速電車から登山者の姿が異常に多かったが、半分以上が京都で比良方面へ向かい、残りは米原で伊吹へ向かう人がほとんどである。醒ヶ井で下車したのは自分だけであったと思ったが、なんと駅前には5人グループの登山者がいて、同時に駅から養鱒場に向けて歩くことになった。養鱒場を過ぎると何人ものの登山者とすれ違い、全く一人で来ているとは思えないほどである。頂上台地に出れば三角点へ向かう登山者が点々といたるところに見えて霊仙の人気の高さが窺えた。一方、登山道やみんなが通る太いトレース以外を歩く数寄者は少なく、頂上台地も自由に歩き回って場所を選べば、ひと気のない空間にたどり着ける。雪のコンディションもよく、ワカンでほとんど沈まずにサクサク歩けるので非常に快適である。また、バリエーションとなる北西尾根は誰一人の痕跡もない至高のノントレースで、わずかな時間ではあったが静かなソロの冬山を堪能できた。

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