【北遠】池ノ平山(881m)亀ノ甲山(848m)ボンガ塚(943m)覗山(974m)クロテ山(983m)大津山(1075m)


- GPS
- 09:53
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:54
あれやこれやで、一段落ついたのが夕方6時を回った頃。
最後は、パトカーで水窪総合体育館まで送ってもらいました。
別れ際、警官がねぎらいの言葉をかけてくれましたが、私はうわの空でした。
たくさん考えたし、考えさせられました。
今回の山行記で書きたかったのは、ただ、これだけです。これだけですが、山行記は載せておこうと思います。
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
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写真
感想
<水窪〜池ノ平山〜亀ノ甲山>
池の平へは、立派な登山口があって、そのことが謎めいて感じられました。池ノ平伝説は竜神さまの伝承で、地元で語り継がれてきたようです。
池ノ平峠に立った瞬間、空気感が変わる。北面は雪に覆われていて、季節が後戻りするからだ。池ノ平三角点に立ってから、そのまま亀ノ甲山へ。でも、そもそも池ノ平ってどこ?改めて地図とにらめっこ。「亀ノ甲山」「ボンガ塚」「池の平峠北の870m峰」の三角地帯を集水域とするエリアの真ん中に、凹地がある。恐らく・・・
<亀ノ甲山〜ボンガ塚〜硯山〜クロテ山>
北面に詰まった等高線を下降する。雪の直下が凍てついている。慌ててアイゼンを履く。溝型を下ると、美しく苔むした岩の脇に出た。
大杉の根元に祠がある。ここだ!池ノ平。でも、しっかり植林されて、伝説のカケラも感じられない。
ボンガ塚に向かう。快適な尾根道になってくる。遠く三ツ瀬明神山が見える。矢岳山や戸口山が樹間にのぞく。
ボンガ塚からやせ尾根を下る。林道「池ノ平矢岳線」が見えてくる。展望地からの、麻布・黒法師・房子・常光寺・愛知茶臼・萩太郎・熊伏・観音・南アの銀嶺たち。場所を変えると、水窪の町と丸盆・不動・高塚・京丸があいさつに現れる。
林道を回り込み、祠のある覗山へ。何と一升瓶の土留めがある。クロテ山をつなぎ、再び林道に降りた。
<クロテ山〜大津山〜水窪>
ゲートを越えたところで基幹林道に合流。ここが「池ノ平矢岳線」の分岐になっていて、「大津峠」の表示が建っている。トンネルを抜け、重機の置かれた広場の前に置かれた祠から尾根に上がる。これは、水窪から門谷を経て天竜川沿いを満島へと結んでいた峠道だ。優しい表情の石仏が、いにしえの大津峠を告げている。
大津山の三角点で呼吸を整える。さあ、下山。鉄塔を越えて林道へ。水窪展望所から遠くを望む。井戸口山と常光寺山に抱かれて、水窪の町が盆地に沈んでいる。そして、深南部の雄たち。池口・鶏冠・中ノ尾根・黒沢山・鎌ナギ・麻布・・・再び林道を離れて、古い道型をたどる・・・
そして、その時だった・・・
事件に遭遇するのは、こんな時なのだ。
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